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投稿番号:102292  投稿日:2013年09月18日 21時33分00秒 パスワード
お名前:タケゴン

映画鑑賞倶楽部

キーワード:感動した 笑った 泣いた 観なきゃよかった
地域 :その他

映画観てますか?

タケゴンは とある事情より、衛星映画劇場を良く観るようになりました(^^;)
昔観た映画をもう一度観て、同じように感動したり
まったく知らなかった映画をおもしろおかしく鑑賞できて得した気分になったりしてます。
映画にまつわる

むかし立てた「映画感想のスレッド」と同じ趣旨のスレッドを立てました。
http://djmoko.tip.ne.jp/moko/101409.html
http://djmoko.tip.ne.jp/moko/101001.html

感動した 笑った スゲーと思った映画等々の感想をお聞かせくださいませ♪

[1]タケゴンさんからのコメント(2013年09月18日 21時47分41秒 )
本人によりコメントは削除されました。 2013年09月18日 21時50分31秒

[2]タケゴンさんからのコメント(2013年09月18日 21時57分32秒 )
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>映画にまつわる
ハナシをしましょう・・・と続くところだけれど、コピペミスでした<(_ _)>


映画を観てその感想を書く作業は楽しい時間でした。
番組で読まれたり、もこさんにもオススメ(はぁと)みたいな気持ちもあって
「映画感想のスレッド」を立ててたように記憶してます。
その後、未来倶楽部で「映画鑑賞倶楽部」を作ってそっちでセッセと書いてました。

ちょっと思うところがあって、こちらで倶楽部活動を再会します(^o^)

[3]タケゴンさんからのコメント(2013年09月18日 23時08分24秒 )
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●助太刀屋助六 ★★★★★
物語は、たぶん幕末。17才で旅に出た助六は、ひょんなことから仇討ちに巻き込まれ、助太刀を買ってでる。お礼を手にしたことに味をしめ「助太刀屋」をはじめる。で、7年後、、小金をためて故郷の宿場町に戻って来たら、町の様子が少し変・・・その日、どうやら町では仇討ちがあるようなのです。。。

面白かった。助六は真田広之。2002年の作品なので今より若い(当然)真田広之はどの作品もカッコいいけど、コミカルな味を出しつつのカッコよさは本作だけではなかろうか。
仲代達矢は渋いし、岸田今日子さんもお元気で、助六の幼なじみの
村田雄浩のセリフまわしが、、これまたいい味出していて、気分爽快になれる映画でした。
映画館では観なかったけど、レンタルで昔観た記憶があります。しかし、細かいところは忘れてたので、今回見なおして得した気分になった一本です。


●NEXT−ネクスト−   −☆
物語は、自分に直接関係のある2分先の未来を見ることができる男(ニコラス・ケイジ)のハナシ。

映画館で観ようかどうしようか考えたけど、スカッぽいので見送りましたが見送って正解。アメリカに核爆弾が持ち込まれるのですが、FBIは犯人を追わずにニコラスさんを追い、彼の能力で核爆発を阻止する作戦に出ます。
ニコラスさんはたった2分しか先が読めないのに、そんな時間でどうやって阻止するんだろう?とか、彼を追わずに犯人を追えよ。という心の声を聞きながらの鑑賞となりました。また、ネタバレになるので書けませんが開いたクチがふさがらない的な終わり方で、こんな映画はめったに無いなぁと思った一本でした。

>ちょっと思うところがあって、こちらで倶楽部活動を再会します(^o^)
えーと 今日、録画してあったのを2本一度に鑑賞。
たまたま超面白かった映画と超々つまらなかった映画を観た「感動」を書きたくなった衝動。それと、ヘンテコ投稿だけが日々更新されるのは、ここを愛する一人としてかんべんならんっっーか、そんな気分でした。

管理人さん よろしくお願いいたします。

とある事情・・というのは、7月かプー太郎生活してるためなんだけど、9月から とある職業訓練が始まったので、そうそう多くは観られなくなるかもです。

[4]タケゴンさんからのコメント(2013年09月21日 19時39分28秒 )
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●裏窓 ★★★☆

主人公はカメラマン。戦場や危険なところにもでかけていく人物のようで、さしずめアメリカ版・宮嶋。といったところか、彼は仕事中に大けがをして自宅アパートにて療養生活中。看護師のオバさんと恋人(グレース・ケリー なんて綺麗な人でしょう)が来るけれど、退屈な毎日です。中庭を挟んだ向かい側のアパートの人たちの日常を眺めることを楽しみにしてるようですが、看護師さんから「覗きでつかまりますよ」などと小言をいわれる始末。でも、やめられません。そんなとき、もしかしたら、、殺人事件なのでは?と思うようなシーンを見てしまう。。。はたして、それから、どうなるか・・・・・

ヒッチコック監督で映画のタイトルも知ってはいたけど、今まで鑑賞したことはありませんでした。覗き。。。うーむ、別にコソコソとかくれて人の生活を見ているわけでなく、窓の外から見える「景色」の中の人々の姿なので、あれは「覗き」には該当しないと思うんだすが、わりとみなさまブラインドを開けっ放しで好き勝手に生活を謳歌してらっしゃって、アメリカはオープンな国よのぅぅと思ったりします。

殺人事件なのか、どうなのか、、わからないまま、物語は進行していき、ア゛ッそんなことをやっては危ないっすぅぅぅとハラハラしながら楽しめました。

>彼は仕事中に大けがをして
あっ おれも(^_^;) 
それについての詳細はいつか書こうと思ってます。

[5]タケゴンさんからのコメント(2013年09月22日 20時21分08秒 )
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●理由なき反抗 ★★★☆

アメリカの不良高校生がチキンレースとかケンカしてロマンスもあります的青春幕の内弁当的映画。

これ、高校のとき名画座で観てジェームズ・ディーン かっけーー♪ナタリーウッド キレーー♪♪と、興奮したのを良く覚えてます。当時の満足度をつけるなら★★★★★でまちがいありません。とにかくジェームズ・ディーンがかっこ良すぎ。この人にあこがれて赤いスウィングトップを買って、まぶしそうな顔をしながらタバコを吸って、、おれってイケてるかも。と思ってるバカヤローが巷にいっぱいいました(含むタケゴン)。

で、久々に鑑賞してみると、、、
登場人物がほぼバカヤローばっかしで、バカな親と そいつらに育てられたバカ息子・娘たちの愚行を醒めた目で見てる自分に気がつきました。とくに、ナタリーウッドが綺麗という印象はかわりないけど、その素行に見ていてハラがたってしまいます。最初は地元ボスキャラのオンナで憎々しいまでに新参者を挑発するくせに、、、。そのシチェーションと軽率さ、そういえば、似たヤツがどこかにいたかと・・スパイダーマンのMJだ。MJはあんまり好きになれなかったけど、ナタリー・ウッドなら許せそう。

[6]タケゴンさんからのコメント(2013年09月29日 06時19分22秒 )
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●なにはなくとも全員集合!! ★★★★☆

草津(架空の温泉)が舞台。鉄道とバス会社は客の獲得をめぐり犬猿の仲。鉄道駅長が三木のり平。その娘が中尾ミエ。駅員に加藤茶と仲本工事。バス会社親分がいかりや長介で運転手に荒井注と、、有名落語家。高木ブーは温泉で働いてます。物語はロミオとジュリエット、はたまたウェストサイドストーリー的雰囲気をかもしつつ、、、

1967年の映画。ドリフ映画としては第一弾のようです。なので、当然みんな若いです。この頃の いかりやさんって、ホントにゴリラみたいな顔であらためてビックリしてしまった。三木のり平がほんわかといいです。ドリフの面々がはちゃめちゃながらも良いお芝居していて物語そのものも面白かったであります。

●やればやれるぜ全員集合!! ★★

寒村の若者たち(ドリフ)が一旗あげようと上京し、そして騒動がはじまります。

なにはなくとも〜 が思いの外面白かったので期待して見ました。が、若いときのドリフターズが見られたってのが目の保養になったかなぁ、、という印象です。ドリフがお芝居しているから面白いような気がするストーリー。
5人が楽器を演奏してるシーンがあるんだけど、荒井注がキーボード弾いてる姿は新鮮です。物語の中でヤクザになったりするのですが、やっぱ、そっちの方がハマってます。

[7]タケゴンさんからのコメント(2013年09月29日 17時06分13秒 )
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●そして父になる ★★★★☆

「赤ちゃん取り違え事件」昔、実際にこんな事件がありました。しかし、いまは生まれてすぐに目印のバンドをしてるはず(わがやの子どもたちは そうであった。と、ツマの証言)。タケゴンは赤ちゃんのバンドにつけられたツマの名前を見て「おおっ君がオレの子かぁ よーし、がんばって育てるぞっ!」と、心に誓ったものです。

セガレの竜ちゃんは、個人病院で生まれました。連絡を受けて病院に行ったときはすでに個室でフニャフニャとまったりしてたけれど、ジナンボーの和Pは改築されたばかりのガンセンターで生まれ、赤ちゃんが並べられた篭に入ってました。で、ツマの病室に行く前に「タケカヨ 7/4」の札がついている彼を発見(*_*)「おっ おれの子」と感動しつつ対面したのをよく覚えてます。
病室で対面したママの第一声は「パパ また男だったね。。。(^^;)」と女の子がほしかったカヨちゃまは少し残念そうでしたが、神様がきためことですし、やや未熟児ながらも健康な男の子で、みんな大喜びでした。

この映画の概要を知ったとき、そんなことが現代にありうるのか。はたまた、時代をさかのぼって、ホントの事件を元ネタにしたものかに少し興味がありました。しかし、それよりも「自分の子として育てた子どもが違ってたら・・・」はたしてどうするんだろう。物語の人々は、どのように悩み、そして、どのように結論するのかに、より興味がありました。
もし、わが家でそういうことが起こってたら、どうするか。自分の心と相談しながら鑑賞しました。この映画は実際に自分で子どもを育てたことがある人と、そうでない人では心にうったえかけてくる深さが異なると思います。
まだの人が見ても面白い映画だと思いますが、子育てで苦労した人や子どもがかわいくてしょうがない人(含む・過去において)は福山さん、リリーさんご夫婦と一緒に悩んでみるのも良い体験だと思います。

子どもたちの演技。これが、最近のこまっしゃくれた上手すぎる子役達と違って、ふつうの子どもが少し演技してみました感があって、わたし的には好印象でした。どこにもいそうな子どもたちだからこそ出せる深さがある。そんなことを感じました。

親が子どもを育てるのは当然ですが、同時に親も子どもに育てられていることを再認識させてくれました。良い映画を見た後に残る満足感が今も持続してます。

[8]タケゴンさんからのコメント(2013年10月13日 06時57分51秒 )
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●ハンサム★スーツ  ★★★★☆

着るだけで「ハンサム」なれるスーツを手に入れた男の物語。

公開当時、劇場に見に行きました。このまえBSでやっていたので録画しておいたものを再び鑑賞。まえに見たときも大島さんのキュートさにキュンキュンしましたが、今回も同様です。いちおう物語の設定上は「ブス」であり、本人もそれを売り物にしてるんだろうけど、かわいい人だと思います。
スーツで変身後の「カッコわるさ」を演じる谷原章介の本気な演技に またまた笑わせて頂きました。
物語の所々で流れる「My Revolution」も久々に聞きました。聞くと元気になれる曲です。渡辺美里の歌声をたっぷり聞きたいと思わせてくれるラストシーンでした。

[9]タケゴンさんからのコメント(2013年10月13日 17時28分19秒 )
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●シャイン ★★★★

厳格な父からピアノを教わった天才少年デイヴィッド。彼は父の反対を押し切ってイギリスへピアノ留学する。そして、難関のラフマニノフに挑戦し、見事に弾いて喝采を受けるが、その後精神に異常をきたしてしまう。。。

よく知らない映画でしたが、アカデミー賞で主演男優賞受賞。その他色々ノミネートされた映画とのことで、録画しておきました。どうやら実在の人の半生のようで、また、ピアノ演奏や「手」が映るところはデイヴィッド・ヘルフゴット本人によるもののようです。
なるほど、希に「5.1サラウンド」で放送されることがありますが、本作もそうであり、この作品への敬意が感じられます。ふつうの放送ではテレビのスピーカーだけで音を聞いてますが、これはAVアンプを通して5.1チャンネルで鑑賞しました。
素人が聞いても旋律が複雑で繊細なことはわかりました(のような気がする)。また、ホールでの演奏シーンは臨場感たっぷりでよかったです。

星一徹のようなハゲしい父は何故、家を出て行くことを許さなかったのだろう。たぶん、特殊な才能を持ってるかわりに普通の人があたりまえに持っている才能がやや劣っている(外へ出たら苦労する)ため、拒否したんだろうと思ってましたが、事実とは異なるようであります。

ピアノを弾いてるときのカッコよいデイヴィッドとそれ以外の日常のデイヴィッドの落差があまりにもハゲしくて、映像から目が離せませんでした。主演男優賞ってのも納得の映画でした。

[10]タケゴンさんからのコメント(2013年10月24日 09時28分08秒 )
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●シェナンドー河 ★★★

アメリカの南北戦争時代のお話。バージニア州で広大な農場を経営するチャーリーは7人の子どもたち(ほぼ成人している)と共に生活している。チャーリーは奴隷制度を否定しているが、戦争にも反対し中立を守っている。しかし、戦禍から逃れられるわけもなく、末っ子が南軍兵士と間違えられ、北軍に連れ去られる。。

時代は1863年のようです。大河ドラマ「八重の桜」では、南北戦争が終わり要らなくなった武器が日本に輸入された。と説明があったように思いますが、1863年は、日本では「池田屋事件」が起こった年であり、この頃は洋の東西で内戦していてハチャメチャな時代だったものよ。と思ってしまいます。

さて、チャーリーはボーイを奪還すべく、留守番のセガレ夫婦を残して旅に出るんでありますが、タケ的には家の留守が心配です。。。南北戦争時のアメリカ人の民度っていうか、人々の暮らしっていうか、人間性みたいなものは、現代とそれほど違わないような印象を受けました。そんな中、同じ国の人同士が「奴隷制度の是非(と、教わったような気がする)」のために殺し合いをしてたのが信じられません(史実なので信じるしかないけど)。戦争の悲惨さは伝わりましたが、いまいち映画にのめりこめなかった感があります。

[11]タケゴンさんからのコメント(2013年10月24日 17時15分19秒 )
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●どら平太 ★★★★☆
或る(小)藩。町奉行が続けて辞職するため、部下たちは不審に思ってます。今度は新任の奉行が江戸から赴任するようですが、噂によれば“どうらく者の平太”を略して「どら平太」と呼ばれる不埒者のようであり、部下のふたりは、それじゃダメじゃん。。と、がっかりの様子です。

これは過去に2度ほどレンタルで鑑賞。そのたびに面白い!!と感じたことを覚えてます。少しまえにBSで放送してたので録画。修了試験後の楽しみにとっておいたものを本日鑑賞しました。
近ごろは記憶力が衰え、認知症になりかけてるのでは・・・と心配する今日このごろですが、いろんな所を忘れていることも手伝って(^^;)再び楽しく鑑賞できました。

どら平太に役所広司。この人はタケゴン同世代かつ工業高校卒(たぶん土木科)っつーことで、勝手に親近感を持ってます。せっかく公務員になれたのに、よく安定した就職先を捨てたもんだと感心してしまいます。
この映画のどこが好きかといわれれば、平太の人がらと殺陣の素晴らしさ。昔、平太シリーズでドラマ化してくれないものかと思った程です。ちょい役で本田博太郎が出てるのも嬉しいところ。この人が出ているのを忘れてて「もうけた」と思ってしまいました。また、今はなき大滝秀治や岸田今日子さんも元気そうで、そんなところも嬉しくなる映画でした。

>認知症になりかけてるのでは・・・
認知症について学習しました。
認知症になった人の物忘れと一般の物忘れは異なるそうです。認知症になると、、たとえぱ「どら平太」そのものを見た記憶がスッポリ抜け落ちます(日常では、たった今、ご飯を食べた事を忘れる)。しかし、一般の物忘れは「どら平太の中の細かいところ」を忘れるようであります(日常では、、夕べ、ご飯は食べたけど、おかずは何だったっけ・・等)。タケゴンは「鑑賞した」記憶はしっかり残っているため、まだ認知症では無いと少し安心してるところです(*^_^*)

[12]タケゴンさんからのコメント(2013年10月25日 18時24分17秒 )
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●探偵物語 ★★★☆
女子大生の新井直美は休学し、父の待つアメリカへ旅立つようです。彼女は休学届けの提出日、サークルの先輩と一緒に海辺に出かけます。そして、なりゆきでお泊まりすることに(うらやましい)。しかし、ホテルに伯父と名乗る男が現れ、先輩は帰されてしまう。この男、じつはボディガードとして雇われた探偵だったりするわけですが、直美は厄介な事件に巻き込まれ、、いや、やめときゃいいのに自分から事件に飛び込んでいく、いかにもありそうなアイドル映画的な展開になっていくんであります。。

直美に薬師丸ひろ子、探偵は松田優作。
これも試験後の楽しみにとっておいた一本です。どら平太同様、過去に何度か見てますが、ラストシーンを除き細かい所はほぼ忘れてまして楽しめました。

まず、オッ(*_*)と思ったのは先輩のバイクがホンダのVT250であったこと。これ、タケカヨがコンドーカヨコ時代にブイブイいわせながら乗ってたバイクと同型で懐かしかった。
結婚してすぐに身籠もったことや「危ないからもう乗せないでね」と実家の両親にいわれてたこともあり、しばらくは不肖がVT250に乗ってました。エンジンはよく回るし、車体も扱いやすかったけど、排気音はタケゴンがそれまで乗ってたヤマハのXSの方が素敵でありました(余談)。

薬師丸ひろ子。三丁目の夕日で惚れ直し、あまちゃんの鈴鹿ひろ美で泣かされました。とても良い女優さんです。この探偵物語では若くてピチピチで どのシーンもかわいいです。若さ故、セリフがやや女優未満な感があったり、多少ストーリーが粗く感じられる展開ですが、そんなものはどーでも良いくらいの かわいさがあって、オヤジ的には大満足。

松田優作はシブイです。セリフの温度やタイミングが絶妙で、ひろ子ちゃんと二人のシーンだと役者としての上手さがワンランク上を行ってるなぁと感じたりしました。しかし、それによって、ひろ子ちゃの初々しさが心の深部に伝わるような気もします。

ホントに若くして惜しい俳優をなくしてしまった。

古い映画ですと故人と出会うことが必然的に多くなるわけですが、ここでも岸田今日子さんを発見して嬉しかったです。なんで好きかというと「傷だらけ天使」に出てたから。だったりするわけで、この人を見るとつい「オサムちゃん、、」というセリフが頭の中から聞こえるような気がします。

そして、ラストシーン。やはり、とても印象にラストであります。平成25年の今見ても色あせません。あのような展開は、きっと現実ではありえません(と思う)。でも、薬師丸ひろ子と松田優作の二人だったからこそ名シーンになったんだと感じました。

[13]タケゴンさんからのコメント(2013年11月16日 08時47分56秒 )
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●清洲会議 ★★★★★

燃えさかる本能寺本堂における織田信長断末魔のモノローグ(現代語訳)
熱いな。だいぶ熱くなってきた。
それにしても、まさかこんな形で死を迎えるとは。だって昨日の夜まではごく普通の一日だったんだ。

原作の書き出しはこうであり、以下(現代語訳)で物語は構成され、「面白い度」は、わたしが今まで読んだ本の中で(数は少ないが)ベスト5に入るであろう清須会議。
原作・脚本・監督が同じ人ということは三谷作品のおもしろ度で初めて「十二人の優しい日本人」を超えるのではないか。というような、期待をもって映画館へ。

(現代語訳)でいくのか、、さて、それではパンピー(死語か)の観客には受け入れられないであろうのぅと、そのあたりにも興味があった次第だが、うまいさじ加減であったと思う。あっぱれじゃ 幸喜。

わたしは、秀吉がアッと驚く裏技を使ったことは知ってましたが、どのようないきさつでこうなったかは知りませんでした。
原作は著者の想像と妄想で脚色されていると思いますが「大河ドラマ 新撰組!!」から推測される「この人のひとがら」より、登場人物の心情なんかは きっとそうなんだろうと思ったりしてる。
違うかなぁ、、歴史家は「違う」というかもね。でも、わたしは信じたい。だって、だれもそのときの事を見た人はいなし、直接インタビューした人なんていないんだもん。特に、犬千代の誠実さと複雑な心情は感動したりした。喜劇なのにね。

秀吉に大泉洋。そして、犬千代に浅野忠信。ああ、今、日本にこの人たちがいて良かった。映画でも、そこが一番素晴らしかったんじゃないかな。映画の歴史に残る名シーンとして推薦したい程だ。そんなわけで満点献上。


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↑読書倶楽部で感じたことも合わせた映画の感想となりました。

「映画生活」っていう掲示板にも以前から投稿してますが(2年間ほどブランクはあるけれど)それと同じ内容の感想です。
映画鑑賞倶楽部はなるべく「良いこと・面白かったこと」を書くようにしてますが、映画生活はダメなものはダメと書いてます。
(それで叩かれたりしたことあった(>_<))
面白かった感想は、婉曲話法を用いる必要がないため、同じものをここに書きました。

いやはや、ホントに面白かったです。

[14]タケゴンさんからのコメント(2013年11月26日 05時30分29秒 )
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●機関車先生 ★★★★

原作は伊集院静。タイトルから猪突猛進的スパルタ先生のお話と思いましたが、ちがってた。
昭和30年代前半(たぶん)、瀬戸内海の小さな島に臨時教師がやってきます。先生は島に縁がある人のようです。また、剣道の達人のようですが、突きを喉にもらい、その後遺症でしゃべることができません。クチがきけないこと、カラダがでかいことから、子どもたちから「きかんしゃ先生」というあだ名を付けられてしまう。

何故「機関車先生」なのかは物語の冒頭でわかります。はたしてしゃべれないのに、子どもたちにちゃんとした教育ができるのか。どうするんだろう?と、心配しましたが、黒板に書く「字」と手話、ボディランゲージでちゃんと授業できたりします。しかし、心ない親からいびられたりするけれど、とてもよい先生であることは子どもたちは知っています。そんな先生と子どもたちのドラマに心が洗われました。
先生に坂口憲二。父親もカッコよかったけど、この人もカッコ良いです。すこし前の文春でダブルデートの様子をフライデーされてたけれど、モテモテなのは、しょうがないと思います。
竹刀を素振りするシーンがありますが、すごい!空気が切り裂けるような迫力を感じました。格闘者のDNAか、はたまた本当に剣道やってたのかわからないけど、この人で宮本武蔵、土方歳三、弁慶、用心棒、椿三十朗等の時代劇を観たくなりました。

[15]タケゴンさんからのコメント(2013年11月26日 06時01分59秒 )
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●攻殻機動隊ARISE border:1 Ghost Pain ★★★☆

神山版の攻殻機動隊が大好きで、今も時々観たくなって借りてきたりするけれど、本作は公安九課ができるまえの物語のようです。そんなわけで、メンバーが全員少し若い。
公開当時、映画館に行こうかどうしようか少し悩んだけど、それほどでもない評価記事を読んで見送った一本。このまえ、民法BSでやってたので録画して鑑賞しましたが、なんと1時間(正確には50分)であり、これで正規料金払ってたらきっと「損した」と思ってたかもです。

公安9課ができるまえのエピソードは神山版にバトーとサイトウの話があったけど、そのあたりの整合はどうするんだろ。これはこれで、独自の物語としてとらえた方が良いみたいです。声優も替わっているようですが、特に違和感はなかったです。
素子とバトーの本格的格闘があったり、近未来の世界観が好きなのでそこそこ楽しめました。どうやら4部作のようであり、近々「その2」が公開されますが、攻殻マニヤには楽しめるんでありましょう。

[16]タケゴンさんからのコメント(2013年12月04日 06時16分38秒 )
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●クリスマス・キャロル ★★★

今年も12月がやってきた。12月といえば師走であり、クリスマス。忘年会。年末恒例土木科同級会があって、身も心も年末モードにギアが入ったりする。

子どもが大きくなってからは「クリスマス」とは ほぼ縁がなくなって寂しい思いをしてました。が、今勤めている施設にはクリスマスツリーが飾られ、先日のレクリエーションでは♪まっ赤なお鼻のトナカイさんは〜と、みんなが歌ってたりして、クリスマスってやっぱ、いいもんじゃのうぅぅと思いながらシーツ交換やってました。

昨日は非番だったのでツタヤでブラブラしてました。で、目に入ったのがジム・キャリーの「クリスマス・キャロル」クリスマスというよりも、ジムキャリーを堪能したいと思って借りたんだけど、がーーん。物語はCGからなり、ジム・キャリー本人が出ているわけではなかったことに当初落胆したんだけど、表情がジム・キャリーに似ていたりして落胆度は少し回復。

似てるのは、特典映像を見て納得。
本作はただのCGではなく、俳優さんが身体に電子装置をくっつけて演技したものを基にCG化したようであり(パフォーマンス・キャプチャーと言うらしい)3Dで作られた作品とのことでした。物語そのものは「原作に忠実」ということであります。クリスマスの夜、強欲じいさんが改心するオハナシですが、タケ的には現代に置きかえたビル・マーレイ版「3人のゴースト」の方が、何故改心することにしたかについて、腑に落ちたような気がしました。

年末恒例土木科同級会の案内も昨日ありました。同級生の中で転職6回ってのはタケゴンが最高です。再び土木の道から外れてしまったわけで「また辞めたんか」と、みんなに言われると思うけど、そんなやりとりを とても楽しみにしています。

[17]タケゴンさんからのコメント(2014年01月13日 18時31分58秒 )
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●永遠の0 ★★★★☆

本当の爺さんが特攻隊員であったことを知り、爺さんを知る人たちからどのような人だったかを姉弟がインタビューする物語。爺さんは宮部久蔵という人で、ある人は臆病者と罵り、別の人は海軍イチのパイロットであったと語ります。はたして、ホントはどんな人だったのか・・・・

もこさんに勧められて、、だったと思う。数年前に原作を読みました。
臆病者とみられるような戦い方をしてたら、当時は軍法会議にかけられてしまうんじゃないかと、そのあたりに違和感を感じ、それは最後まで消えることはなかったけれど、少しずつ明らかになっていく宮部の姿にドキドキしながらページをめくった記憶があります。
映画でも、原作を読んで感じた違和感はありましたが、逆にいえば原作に忠実であります。原作の面白さはそのまま映像になってたと思います。特攻していく若者たち、砕け散るゼロ戦の悲惨な姿は心が痛くなりました。でも、生きのびた人たちのドラマは傷んだ心を暖かくしてくれます。長い映画ですが時間を感じさせることはありません。

宮部に岡田准一。この人は「花よりもなほ」で役者として注目するっ!と心に誓った人だったけど、それからはあんまり見てなかった。すまん。。<(_ _)>改めて、やっぱ、いい役者さんです。小説のイメージピッタシでした。後半のやつれた姿はかなり減量したんじゃなかろうか、鬼気迫るものがありました。坊主頭でもカッコよいし、ホレなおしました。

[19]タケゴンさんからのコメント(2014年01月31日 08時51分53秒 )
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●野性の証明 ★★★☆

自衛隊の特殊部隊が訓練するところから物語が始まります。訓練にはヘリコプターで山に連れて行かれ、自力で指定地点に達するというものもあるようです。味沢(高倉健)はヘトヘトで林道にたどりつくと、ハイキング中の女性と遭遇してしまう。が、次の場面では村人が惨殺されるシーンにいきなりかわり、、「野生の証明」というタイトルがドドドーンと映され、もしかして味沢は殺人鬼なのでは?という疑念を抱えつつ、いや、高倉健がそんな役をやるわけないと心の中で葛藤しながら鑑賞しました。
ていうか、昔観てるので心の葛藤は不要なんだけど、そういう見方をするのが正しい鑑賞法かと思ったりもします。

浅田次郎さんの本の中で同様の訓練をした体験記みたいなことが書かれていて「野生の証明」みたいな訓練を実際もやっているのかとビックリしたことがあったけど、なまはんかな根性では自衛隊は務まらないですね。
本作には実際の戦車とかヘリコプターが出てくるけど、よく自衛隊が協力したもんだ・・・・。と思っていましたが、ネットで検索してみると戦闘シーンはアメリカで撮影したようであります。なるほど、、であれば納得。

これは正月前後に薬師丸ひろ子ちゃん目当てで録画したんだけど、なんとなく時が流れてしまい、いまさら鑑賞。「永遠の0」が遺作となった夏八木 勲さんも重要な役で出ていてカッコよかったです。中野 良子さんのセリフというか発声法が独特な雰囲気で、とても印象に残りました。

[20]タケゴンさんからのコメント(2014年01月31日 21時11分05秒 )
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●Wの悲劇 ★★★★★

劇団の研究生、静香(薬師丸ひろ子)は女優になるため努力してますが「Wの悲劇」のオーディションには落選。しかし、看板女優と とある秘密を共有して・・・それからどうなるか、、

本作も薬師丸ひろ子ちゃん目当てで録画しといたんだけど、時が流れて本日鑑賞。探偵物語ではかわいさがウリのような印象を持ちましたが、本作は異なりました。
三田佳子さんが劇団の看板女優の役をやってたけど、すごい役者さんでありますね。演技者としての凄みを感じました。とある秘密を持つシーンの緊迫感はすごかった。ドキドキしつつ、、それは犯罪ではなかろうか・・静香ちゃん、それはやめとけと念じましたが、その思いは伝わらず、、、静香ちゃんの劇的変化も見て取れますが、それだけ薬師丸さんの演技もすごかったということでありましょう。

薬師丸さん目当てだったけど、なかなか面白い映画でした。

[21]タケゴンさんからのコメント(2014年03月25日 09時39分43秒 )
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●スタンド・バイ・ミー ★★★★★

アメリカの悪ガキ4人組。「死体」を発見して有名になろうと旅に出ます。

公開当時は仕事、家事、介護、子育て等に追われ映画館から遠ざかってましたが、同名タイトルの曲を耳にするたびに「おっ、やっぱこの曲はベン・E・キングだよなぁ」と思ってました。
その後、テレビ放送とレンタルで鑑賞。数年前にリバイバルシネマで劇場でも鑑賞しましたが、最近BSでやってたので再び鑑賞しました。

中学のとき英語の授業で「筆記体で何か書くこと。題材は自由。文化祭に掲示します」との宿題がありました。で、当時バンド活動にあけくれてた兄ちゃんに「何かカッコイイ歌詞のレコード貸してちょんまげ」とお願いしたら持ってきたのが「スタンド・バイ・ミー」でした。
当時、黒人とえばボボ・ブラジルくらいしか知らなかったのですが、ニカッと笑った白い歯が印象的なベン・E・キングの肖像に、まずインパクトを受けました。
そして、初めて聞くカテゴリーの歌声。歌謡曲や音楽の時間に習うような、いわゆる「美しい」と評されるような歌声ではなく、日本でいえば浪曲師がうなるような、ワビ・サビのみで できているような歌声にビックリ。でも、メロディは美しい!で、、いったいぜんたい何を歌ってるのかと興味を持ち、英和辞書で調べて自分で訳詞。そして、なんて素晴らしい曲なんだろうと感動したのをよく覚えてます。

本作を観ると、いつもこのときの感動がよみがえります。タイトルと曲と物語がこれほどマッチした映画は他に類をみません。また、見終わると、少し大人になった気分になれるのもこの映画の特典なのかもしれません。

[22]タケゴンさんからのコメント(2014年04月05日 06時45分38秒 )
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●白ゆき姫殺人事件 ★★★★☆

凄惨な殺人事件現場から始まります。被害者は化粧品会社に勤める美女。容疑者は同僚の地味社員なのでは?とネットやテレビで報道されてしまう。被害者は菜々緒。同僚OLに井上真央。テレビディレクターに綾野剛。このほかに、貫地谷しほり、生瀬勝久も出ていて豪華キャストな雰囲気であります。

ここんとこ、それほど「観たい」と思う映画が無く、映画館から遠ざかっていたこともあり本作の予告編は観たことがありません。実は、あまり興味もなかったのですが、久々に映画館で何か観たいと思い、ツマと何を観ようかと相談し、ふたりの意見の総意で観ることにした一本。わたしはローン・サバイバー、LIFE!も提案しましたが簡単に却下されてしまいました。

井上真央さんは「八日目の蝉」の残像がずっと残っていて、そのときの役柄なんだからしょうがないのだけれど、どこか好きになれない人であったのですが、そう思わせるだけ演技力が卓越していたんであるよのぅ。と、本作を見て思い知らされました(「八日目の蝉」は、かわいそうな立場なんだけれど、不機嫌な顔やふてくされた態度に感情移入できんかった)。
いやはや申しわけありません。「地味な女」というには無理があるかもしれませんが、ホントに地味な人では映画としてどうなのかと思いますし、メイクとか演技とかで「城野美姫」として違和感が無かったです。

菜々緒さんは「主に泣いてます」でタケゴンは虜にされちゃったのですが、その後の「変なおじさんのコスプレ」で心を鷲掴みにしてくれました。今回は殺人事件の被害者になるわけですが、本作の役柄にとてもよく合ってたと思います。

綾野剛さんは「空飛ぶ広報室」「八重の桜」で注目してました。これらはとても真摯な人の役柄でしたが今回はサイテーな奴であります。本来、この人はこんな人なのではなかろうかと思う程です。いろんな人間になりきれる人だなぁと感心しました。ガッチャマンにも出てたと思いますが今度借りてくっかな。

いろんな人の証言を自分なりに推理しつつ また、新たな「事実」に翻弄される楽しさも味わいつつの2時間でした。目と心がスクリーンに釘付けになって離れない映画は久々でした。

[23]タケゴンさんからのコメント(2014年04月26日 06時39分36秒 )
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●さよなら渓谷 ★☆

モスクワ国際映画祭で賞をとったり日本アカデミー賞で真木よう子さんが主演女優賞だったりします。新潟でもロケされたとのことで新聞にも出てました。ので、少し気になる映画ではあったものの「どんな映画なのか」はまったく知りませんでした。ツタヤで「準新作100円」だったこともあり借りてみました。

がーん、、結構重い内容です。
そして冒頭からのハゲしい濡れ場にビックリ(*_*)

パッケージを手にしたとき「ふたりは残酷な事件の被害者と加害者だった」のキャッチコピーを見て、ああ、なんかそんなことを言ってたなと思い出しつつ鑑賞。「事件の被害者と加害者」という関係は、重要なネタバレなので秘密にしといた方が、より面白く感じることができたんではなかろうかという印象です。
独特の間があったり、時系列が暗転するたび変わってみたり、暗転しても変わらなかったり複雑です。ムカシのATG的な、、映画ツウの人向けに作りました的な雰囲気を感じます。好きな人は好きなんだろう構成にやや辟易。登場人物の誰にも感情移入することができなく、タケ的には合わない映画でした。

[24]タケゴンさんからのコメント(2014年04月26日 14時52分41秒 )
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●舟を編む ★★★★

これも「準新作100円」で借りてきました。日本アカデミー賞で数多く受賞してるのでとても興味がありました。タイトルの意味はさっぱりわかりませんでしたが、物語の中で明らかになり、なーーるほど(^o^)そういうことだったのかと納得です。
以前、NHKラジオで高橋源一郎さんが「新解さんの謎」をとりあげていて新明解国語辞典を「読む」ことの楽しさを紹介してました。物語の中では「大渡海」という国語辞典を作ることになります。言葉の意味をわかりやすく説明することはとても難しい作業であるよのぅ。。と、感心しながら鑑賞しました。

「右」とはどういうことなのか。「恋」とはどういうことなのか。。の語釈と用例を自分自身で考えることも楽しいかもしれません。タイムマシンに乗って、ヒルアベ時代のもこさんに会いに行き「番組テーマに良いかもで〜す♪」と提案したいタケゴンなのでありました。

[25]タケゴンさんからのコメント(2014年04月29日 18時22分43秒 )
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●ロボジー ★★★★

ウォーターボーイズ、スウィングガールズの矢口監督作品。予告編は観ていて楽しみにしてた作品でした。が、、、なんで映画館に行かなかったんだろ??と思いつつ、レンタルで鑑賞。見終わって公開時期を調べたら何故か判明。ウィキペディアによれば・・・・
>『ロボジー』(ROBO-G)は、2012年1月14日に公開された日本の映画作品。
とのこと。ってことは、不肖・タケゴンが大けがして自宅療養中なので映画館なんぞは肉体的にも精神的にも行けるわけがなかった時期でありました。「2012年1月18日(水) の音楽自由区。」への投稿が残っているので、間違いありません。
http://www7.jfn.co.jp/music/?p=3278
で、、ああ、そうであったのぅぅ(=_=)と、久しぶりにあの頃の事を思い出してます。今までずっと無視してたのは、この頃のことからは無意識に遠ざかりたいと思っていたかもです。そんなワケでなんとなく見逃してました。が、ひょんなことから旧作レンタル無料券をカヨちゃまがゲットしたことから、ツタヤを散策。で、おおそうだ(@_@)これ、観たかったんだと思いだして借りてきました。

物語は、ロボット開発を命じられた落ちこぼれ社員3人が一時しのぎの策としてロボット着ぐるみに爺さんを入れるっつー展開。いくらなんでも、そりゃバレるだろうと思いますがなかなかバレません。いつバレるんだろうとヒヤヒヤしながら鑑賞することになりますが、爺さんの悪のりやシモネタ等お笑いポイントが満載で面白いです。
爺さんはミッキー・カーチス。若い頃の事はよく知らないけれど、少し前の「おぎやはぎ愛車遍歴」に出てました。すごい車ばっかり乗っていて、すんごい人だったんだなぁと思いましたが、中に入る爺さんはこの人をおいて他に無いくらいハマってました。
ロボットおたく女子大生の佐々木葉子に吉高由里子。今の朝ドラもかわいいですが、本作は若々しさがあふれていてとっても良いです。いわゆるリケジョなわけですが、あんな子がセガレ(理系男)の彼女になってくれないものかと思ってしまいました。

矢口監督の予告編集に「歌謡曲だよ、人生は」があったけど、なんかとっても惹かれるものがありました。いつものツタヤでは見たことがない気がしますが、こんど探してみようと思ってます。

[26]タケゴンさんからのコメント(2014年05月01日 14時28分20秒 )
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●裁判長! ここは懲役4年でどうすか ★★☆

原作は数年前に読みました。裁判所に行って実際の裁判を傍聴した体験記で面白かったです。本作はその映画版ですが、ちゃんと起承転結のあるストーリーになっていて娯楽映画の体裁は整ってます。

裁判・法廷を舞台にした映画はいろいろあって、古くは『十二人の怒れる男』から最近では『ゆれる』『それでもボクはやってない』とか『ステキな金縛り』等々。。有罪確実な被告が無罪になったり、裁判の進行とともに明かされる事件の真相にドキドキしてみたりで面白いものが多いです。
ですが、実際に裁判所に行って傍聴することは楽しいのでありましょうか?ジャーナリストや関係者ならともかく、そこに行くとリアルな犯罪者がいるわけです。タケゴンは、なるべくなら関わりあいは持ちたくありません。

原作を読んだときは、そんなことは思いませんでしたが映画の中で「実際の裁判を傍聴して楽しんでいる」様子を見たときに「悪趣味でイヤな感じ」がしました。そのイヤな感じを美人女性検事がキッパリ指摘しますのですが、そこは「もっともである」と深くうなずきながら鑑賞。しかし、傍聴マニアたちは「傍聴人には法廷内における傍聴人としての役割がある」の大義名分を掲げ、とある冤罪かもしれない事件に関わっていくことになります。はたして、判決は如何に(?_?)

[27]タケゴンさんからのコメント(2014年05月07日 22時01分59秒 )
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●いつでも夢を ★★★☆

この歌は子どもの頃聞いたことがあって、後にウーロン茶のCMで曲が使われ、その当時カラオケに行ってツマと歌ってみたら、わりと上手に歌えたりして(と思っている)、最近では あまちゃんでも歌われて、けっこうな名曲です。が、映画になっているとは思いもしませんでした。最近、BSでやってたので録画しといて本日鑑賞。

工場で働きながら定時制高校に通う勝利(浜田光夫)は卒業して一流商社に就職することが目標。父を手伝い、工場の集団検診に同行するひかる(吉永小百合)は工場のアイドル。その工場に出入りするトラック運転手の留次(橋幸夫)はひかるに一目惚れしちゃう役柄。物語は、この三人をメインに進みます。

留次がトラックを運転しながら潮来笠を歌ったり、流しの人の伴奏で歌ったり、高校生たちが帰路にみんなで歌ってみたり、ひかるも単独で歌うので、時々ミュージカルっぽい演出になりますが、突然みんなで踊ったりすることはありません。
「時代を代表する大スターがお芝居をして歌謡曲も歌ってくれる」テレビがそれほど普及してない時代、このような映画を当時の庶民は観たかったんだと思います。そんな意味では期待を裏切らない構成といえましょう。

吉永小百合さんはJRのCMに出ていて、今もきれいな人だと思いますが、この当時は「かわいい」がふさわしいかもしれません。ただ、かわいいだけでなく人を魅了する独特なオーラも大放出していて時代を超えてファンになりそうです。
同級生役で松原智恵子さんも出てます。とても綺麗ですが病弱な役であります。昭和中期以前の映画で喀血場面があると「ああ、、この人は死んでしまうのか」と思ってしまいますが(「新選組」の沖田総司、「風立ちぬ」の菜穂子、、等々)、はたして本作ではどうなるのか・・・・人生には挫折もあるけれど、あしたはきっと明るい陽がさす。そんな時代を映した物語で楽しめました。

[28]タケゴンさんからのコメント(2014年05月10日 21時41分05秒 )
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●歌謡曲だよ、人生は ★☆

>矢口監督の予告編集に「歌謡曲だよ、人生は」があったけど、なんかとっても惹かれるものがありました。

惹かれた理由は、どうやらオムニバス映画のようだけれど、その中に「みんな夢の中」があったことです。この歌は母が好きだった曲で♪喜びも悲しみも みんな夢のなぁぁぁか〜と、気分のよいときに歌っていました。そのサビのところは今も耳にこびりついています。
ここんとこ何故か母の夢を続けてみていたこともあり、この曲を題材にした映画を是非とも観てみたいと思ったのでありました。
ネットで検索すると、特典ディスク付きのDVDが1000円で購入できるようです。ダウンシフト生活者でありますが、このくらいの贅沢はよかろうとアマゾンより購入しました。

「みんな夢の中」
原曲をマジメに聞くのは初めてです。母のアレンジが耳にこびりついているせいか、原曲に違和感があったりしたけれど、それは当方の筋違いな感想だと思ってます。とにかく歌詞とメロディが魅力的なので、今度カラオケに行く機会があったらチャレンジしてみようかと思ってます。
で、、映画です。
物語は、小学校の同窓会でタイムカプセルを開けるストーリーになっていて、とても詩的な雰囲気であります。主役は高橋恵子。セリフはほぼ無いけど、あのっキムラ緑子さんも出てますが、意地悪な役ではありません。っていうか、セリフはほぼありません。期待が大きかったせいかもしれないけれど、ちょっと肩すかしな印象。

矢口監督作品は「逢いたくて逢いたくて」
この曲もけっこう好きなので注目してました。知ってる俳優は、妻夫木聡さんとベンガル。ストーリーは、マンガ(~o~)みたいなんだけれど、クライマックスへの盛り上げ方が半端なくすごいです。タケ的ベスト1はこれ。とてもマンガ的ストーリーなのに強引にクライマックスに持って行き、感動させてしまう監督と役者さんの力量に感服です。思わず泣きそうになってしまいました。

意気込んで勝ったDVDではありますが、良かったと思うオハナシは「逢いたくて逢いたくて」「おんなの道」「小指の想い出」その他は理解不能なエピソードだったり、この曲からどうしてそんなストーリーができるのですか?と、問いたいモノもあったりします。ってことで、満足度は30点。

「昭和の歌謡曲」から映画を作る企画 は良いと思うので、もっと曲の内容を素直に咀嚼した第二弾を期待してます。

[29]タケゴンさんからのコメント(2014年05月15日 21時12分07秒 )
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●WOOD JOB!(ウッジョブ)〜神去なあなあ日常〜 ★★★★★

矢口監督作品ということを知り、とても楽しみにしてた一本です。今まで「観よう」と思う映画は、封切り日のアサイチに鑑賞してましたが、現在はシフトで休日が管理されてるため、そういうわけにいかず、本日の鑑賞となりました。観たいときに観れないのは残念だけど、平日の映画館は空いているので、これもまた良しって感じです(~o~)v

タケゴンは前職時代、森林整備の仕事をしたことがあります。本作でも触れてますが、杉を健全に育てるためには「木の高さに応じた適切な密度」に本数を調整しなければなりません。
わたしが担当した仕事は、対象となる林の周囲を測量し、この中に「どんな木がどんな高さでどれだけ生えてるか」を調べ、樹種とその地域に応じた間伐の算定式より、ここでは何本伐りましょう、、を検討して報告書にまとめるものです。
森林整備の仕事は当時やってたメイン業務とは色合いが異なるため、別会社の若い人たちに協力してもらいました(手短にいうと「外注」とか「下請」に出した)。ただ、現場を知らないと発注者とハナシができないため、携帯電話の通じない山奥にも何度も通ったものです。杉は「山」に生えてるわけで、歩くだけでもかなりヘトヘトになりました。わたしの持ち物はカメラと図面程度でしたが、間伐は木を実際に伐って外に運び出さなくてはならないため、かなーりの重労働です。
素人が林業の道に進むことは、とてつもなくハードルが高いと思いますが、国土の大半が森林からなる日本ではおろそかにできない仕事でもあります。後継者の確保は林業従事者の悩ましい問題と思われますが、本作はそんなところから物語が始まります。

平野勇気(染谷将太)は大学受験に失敗し、不純な動機で1年間の林業研修に行くことになります。が、山林での現場作業はキツくて危険。また、野生児のような先輩、飯田ヨキ(伊藤英明)のしごきもあって、逃げ出したくなります。しかし、ここで逃げたら映画になりません、、はたして彼は無事に研修を終えることができるのでしょうか??

染谷将太さんがどこにもいそうな現代の若者を熱演してました。物語の中で、仕事とヨキに もまれて成長していくことになるのだけれど、とあるシーンに感動しました。思わず泣きそうになりました。いや、ちょっと泣いた。
山の清涼な空気とそこで暮らす人たちの影響を受け、清々しい男になっていく様子がとっても素敵です。

伊藤英明さんは海猿のような正統派二枚目も良いけれど、このような粗野でコミカルな役も良く似合ってて、俳優としての幅を感じさせてくれます。胸板も厚く体格が良くて二枚目でスケベで短気で熱血漢で涙もろくて「カッコイイ男の典型」がここにあります。
日本アカデミー賞の助演男優賞にこの人を推薦したい。いや、たぶん最優秀助演男優賞はこの人で確定です。と、ここで予言しときます。

カメラワークも印象的でした。特にヨキがトラックに走って飛び乗るシーンはすごい!です。なんか、黒沢監督のアクションシーンに匹敵するような、矢口監督やってくれるなぁと思わずため息が出ました。
矢口作品はハズレが無いですね。これからも注目していきたい監督さんです。

[30]タケゴンさんからのコメント(2014年05月22日 19時50分55秒 )
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●飢餓海峡 ★★★☆

放火・強盗・殺人事件現場から物語が始まります。そして、ちょうどその日に青函連絡船沈没事故が起こる。。。。三国連太郎主演、邦画の大作っていうことしか知りませんでした。BSで放送してたので録画。で、観ようと思ったら、なんと3時間もあったため時間に余裕のあるときに観ようとハードディスク内にて熟成させてたもの。

三国連太郎は、凶悪犯3人組の中の1人ですが、事件後は単独で逃げることになります。途中で杉戸八重(左幸子)と知り合い、おにぎりをもらいます。「千と千尋」「WOOD JOB!」等では おにぎりシーンが印象的ですが、ガツガツ食べる度は本作がダントツにすごい。物語の前半と後半に三国出演シーンがありますが、前半の熊のような姿と後半とではまるで別人です。この変身はそういう役柄でもあるわけですが、役者としての凄みを感じました。
三国を追う函館署の弓坂刑事に伴淳三郎。八重に三国のことを聞きに来ますが、なんとかバレませんように・・・と、念じながら鑑賞しました。その想いは通じ、警察にバレることなく、物語は進みます。いったんは取り逃がすものの、後半から出演の高倉健とともに凶悪犯に迫ります。このあたりの地道な捜査活動の積み重ねは丁寧に描かれていて、3時間も納得の一本でした。

それにしても刑事は大変な仕事です。春とか秋に警察密着番組をやってますがけっこう見てます。世の中に警察を「へ」とも思わない輩がいることに驚かされたり、暴走バイクや飲酒運転も無くなることがありません。あーいうのは、もっと厳罰にするべきだ。と、いまいましく見ています。パソコン遠隔操作事件の「真犯人」が最近捕まりましたが、刑事さんアッパレでありました。

[31]タケゴンさんからのコメント(2014年06月17日 17時35分22秒 )
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●上を向いて歩こう ★★★☆

録画しときましたが、なんとなく熟成させてしまってました。
本日、急に午後休みになったので鑑賞。

少年鑑別所を脱走する二人(坂本九と浜田光夫)が主人公。脱走後、九ちゃんは運送会社に浜田光男はバンドボーイとして活動します。昭和の真ん中くらいのオハナシだけど、脱走者が保護司と刑事の相談(そんなことを示唆する場面あり)で、そのまま一般生活を営めてしまうことに違和感があったですが、そんなことはお構いなしに物語はズンズン進みます。

運送会社の娘に吉永小百合。チンピラの兄貴分的立場の男に高橋英樹。
吉永さんは当然の事ですが、すごくかわいい。ここでも不思議なオーラが出ています。ちょっと浮いた感じで明るく屈託のない姿は想定内でした。
しかし、なんといってもこの映画の収穫は高橋英樹。この人がオジさんになってからの貫禄ある姿、軍部のエラい人とか時代劇、会社の重役等々は色々と見たことあるけれど、こんな若い時の姿は初めて見たような気がします。
二枚目、ハンサム、ナイスガイとはこの人のことを言うのだと思いました。少し屈折したところがある若者だけれど、喜んだとき、悔しいとき、立腹したときの表情はどれもグッときてしまいました。

「いつでも夢を」はミュージカル風な場面が少々あったりしましたが、本作は「歌う」場面は少なめで、けっこう本格的な群像劇になってました。冒頭感じた違和感のため、途中でやめようかと思いましたが、最後まで鑑賞してよかったです。

>二枚目、ハンサム、ナイスガイ
えー、、不肖・タケゴン。じつは、昨日いわれましたです(*^_^*)
昨日、新たに入所される方をとある施設にお迎えに行ったのであります。
んで、一緒に行った相談員と向こうの相談員が相談中、わたしは彼女を持参の車イスに移乗してもらい挨拶。
「タケゴンといいます。私が運転していきます。よろしくお願いします(^o^)v」
すると、、
「わたしはこれからどこかへ行くのかしら。。。でも、う゛ぅぅん、あんた いい男だねぇ。ハンサムさんね。あなたの奥さんは幸せもの(~o~)」
と、認知症が少々進んでいる方ではありますが、やさしい穏やかな表情でいわれました。そんなひと言がとても嬉しかった若葉マークの運転兼介護職員:タケゴンなのであります(^_^)/

[32]タケゴンさんからのコメント(2014年07月01日 22時52分31秒 )
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●「阪急電車 片道15分の奇跡」 ★★★★

阪急電車を利用する人々のお話。
会社の後輩に男を盗られた女(中谷美紀)、孫に慕われる婆さま(宮本信子)、DV男とつきあってる女、おばちゃん仲間に違和感を持ちながらつきあう主婦、現在の学力では少し無理っぽい大学を目指す女子高生、その大学に在学中の軍オタ男、同じ学部の女子大生、電車通学の悩める女子小学生。始まりは全く無関係な人たちですが、色々な出来事を接点に物語が紡がれます。

まず冒頭ビックリしたのは、いきなり深刻な場面から始まることもそうですが、中谷美紀を捨てる男が朝のドラマの村岡印刷だったこと(花子とアン参照)。
テレビでは現在ハナを落胆させてるところですが、ここではサイテーな男を好演してました。中谷美紀は盗った女とサイテー男を許すことにしますが、条件をつけます。
で、その条件とは??ここで場面が別の人に変わり、え?、、その条件は何なの??という思いとは無関係に、いろんな人のエピソードからなるプロローグで、わたし的にはツボにハマる展開であります。

その条件に、とてもビックリしちゃったわけですが、これくらいやらないと物語が面白くなりません。タケゴンは、ナンパ以外の目的で電車内で赤の他人に声をかけたことはありませんが、本作ではそれほどの違和感もなく他人が他人を助けたりお話します。他人が他人どうしのままでは映画にならないのですが、物語の舞台の地域性もあるのかもしれません。

関西のローカルな物語なのだろうという推測(これは当たってた)。だとすれば、部外者(たとえば越後人)が観てもつまらんだろうと思ってました。それもそうだし「奇跡」というタイトルに惹かれるものがなく、ほぼ興味が無かった映画ですがレコーダーの映画ストックが無くなったこともあり、録画しといたものを鑑賞しました。
とくに思い入れがない映画はレコーダーに撮っておいても10〜15分ほどで鑑賞とりやめにすることがあるけれど、これは面白い群像劇でした。

[33]富山のつーちゃんさんからのコメント(2014年07月04日 22時43分28秒 )
URL=http://www.gem.hi-ho.ne.jp/tsubai/index.html
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ご無沙汰しております。
久々に覗いたらお元気そうで何よりです。
「アナ雪」は置いといて、「RAILWAY2」がお気に入りです。映画館で見てDVD買ってしまいました。ライトレールで「岩瀬浜」に着いたら「新湊」ってのは置いておいても、懐かしい富山が沁みてきます。
我が家のライブラリは8mm(Hi8)なので、デッキがいつまで持つか?ぼちぼちDVDに焼きなおしている今日この頃です。

[34]タケゴンさんからのコメント(2014年07月05日 17時50分32秒 )
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つーちゃん 志賀高原スキーツァーではお世話になりました。もこさまスキーツァーは翌年の野沢温泉で一旦中断となりましたが、いつか再開されたら、また一緒にすべりたいものであります(^^)v

「アナ雪」はロングラン的大人気になってますね。映画ファンとしては観ておくべき一本かもしれませんが、ダウンシフトしてから映画館で観る映画は吟味し、映画鑑賞コストを低く抑えてますため、テレビ放送まで待とうかと思ってるところです。

>「RAILWAY2」がお気に入りです。
わたしは「AILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」は劇場で観ました。この頃、仕事は時々大変だったけれど「辞めよう」なんてことは思案の外にあって、こういう生き方も有りなのねん。。と、客観的に観てたけど「56歳で介護職員になった男の物語」が現在進行形なので、今度観ると違った印象になるかもしれません。
「2」は物語の舞台は富山ですよね。これも少し興味があったんだけど、ちょうど公開された頃、ケガしちゃってパスしてました。こんど、レンタル屋に行ったらチェックしときます(^_^)/

[35]タケゴンさんからのコメント(2014年07月11日 20時44分57秒 )
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● ゴジラ 60周年記念 デジタルリマスター版 ★★★☆

ハリウッドゴジラを観る前にレンタルで見直そうかどうしようか考えてたけど、BSPでやってたので録画しました。が、せっかくのデジタルリマスターなのに放送時の天候がわるかったためか、画質は所々サイテーになっちまってて残念(>_<)

1954年のゴジラ第一作目。タケゴンは小学校3年の頃、野球中継が雨で中止になってその代わりに放送されたのを観たのが初代ゴジラとの出会いでした。たまたまこの放送を観た同級生は数人しかいなく「昨日のゴジラ」をネタに話せる幸運に感謝したものです。
これを観る前に地元映画館で「モスラ対ゴジラ」「キングコング対ゴジラ」等は見ていたのですが、白黒映像で情け容赦なく暴れまわるゴジラはホントに恐かった。そんなことをコーフンしつつ同級生に語ったことをよく覚えています。

普通に生活している世界に「怪獣が出現したらどうなるか」のインパクトは第一作目のみが持つことができる特権であり、ゴジラの全体像が明らかになるまでの30分程は何度観てもドキドキします。
はたしてハリウッドゴジラは どんな演出でこの世界に出現するのでしょう。なにやらとても大きいようですが、、大きさに比例した恐怖を味わせてくれるのでありましょうか、、とても楽しみです。

[36]タケゴンさんからのコメント(2014年07月22日 19時42分41秒 )
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●ゴジラ(1984年) ★★★

30年前のゴジラ。
今現在と初代ゴジラのちょうど真ん中くらいの時代的距離があります。子ども時代、ゴジラが「シェー」をしたり、怪獣島でミニラが出るようになってゴジラを嫌いになった子どもは大勢いると思いますが、タケゴンもその一人でありました。
1984年といえば昭和59年、、っつーことはカヨちゃまと結婚した年でもあるわけで、いっぱしの大人になってた かつての怪獣大好き少年は「けっこう本格的なゴジラになっている」ということを聞き、公開を楽しみにしてました。

本作は、ゴジラ1作目からの続編として構成されていて、キングコングやモスラと戦ったことやキングギドラが襲来したこと等は無かったことになっていて「本格的ゴジラ」として正しい構成だと当時思いました。また、ゴジラより遙かに大きい超高層ビルの間を歩き、ビルにもたれかかるように倒れる様子はすごいと思ったものです。
しかし、自衛隊の秘密兵器に違和感があったことや夏木陽介博士の考案する作戦でうまくいくと思っている政府やその他の人たちの暢気さに少々ガッカリしたこともよく覚えています。

BSでゴジラシリーズやってるんで、楽しみにしつつ録画・再鑑賞しました。

ゴジラ出現シーンはやはり良いです。
怪獣という概念がない世界観で始まりますが、遭難の原因は「ゴジラ」と、、30年前にゴジラが暴れたときの様子が紹介されます。たった30年ならば、もっと一般に認知されていてもよさそうなものがのぅぅ、、という違和感はあるけれど、存在するはずのない脅威が現実のものになるときの恐怖感は怪獣映画の醍醐味です。
原発を襲い放射能を吸収するシーンがありますが「原発は絶対安全」という神話が成り立っているころなので「ありえないシーン」として作られたと思いますが、今は絶対作ることができないシーンでありましょう。
アメリカとソ連の提案を「非核三原則」があることを理由に断るシーンがあって、そんなところは ちょっと笑えました。

[37]タケゴンさんからのコメント(2014年07月22日 20時17分55秒 )
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●モスラ対ゴジラ ★★★☆

これは小学校1年の時、地元ローカル映画館で1日だけ上映され、近所の子ども一同で初めて行った記念すべき一本です。
台風でモスラの卵が流れ着き、大騒動になります。あんな大きな卵から生まれるのはバケモノであるはずなのに、、なんで浜に揚げるのかと、ここにいる人たち(映画の中の人)はバカなの?と、子供心に思ったものです。

BSでゴジラシリーズやってるんで、楽しみにしつつ録画・再鑑賞しました。

子ども時代に感じたことは今も変わることはなかったですが、大人たちのドラマがけっこう面白く、新聞社でのタマゴについてのかけ合いは「上手いのぉ」と感心してしまいました。
ストーリー展開は、子どもの頃は気が付かないツッこみどころがいっぱいあったけれど、なんか、ツッこんじゃいけないような気分になれる映画でした。やっぱ、最初に観たとき、すごく面白く感じたので、そういうフィルターが自分にかかっているのかなぁとも思ってます。

[38]タケゴンさんからのコメント(2014年07月24日 20時07分53秒 )
本人によりコメントは削除されました。 2014年07月24日 20時09分18秒

[39]タケゴンさんからのコメント(2014年07月24日 20時11分33秒 )
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BSでゴジラシリーズやってるんで、楽しみにしつつ録画・再鑑賞しました。
今日は休みだったので2本たてつづけに鑑賞。

●三大怪獣 地球最大の決戦 ★★★

キングギドラのデビュー作。子ども時代、キングギドラの迫力に圧倒された記憶があります。ゴジラ対キングギドラのマンガをチラシの裏によく書いてました。また、ガメラとキングギドラが戦ったらこのようなアングルで、いや、どっちが勝つのか、、等有り得ない(東宝と大映なので)想像をして楽しんだものです。
ゴジラシリーズはムカシWOWOWでやってたことがありました。田代まさしさんが司会してましたのですが、この映画はその時以来の再見となります。物語の詳細は忘れてましたが、そのときに「こんな終わり方で良いのだろうか」と、子ども時代に思わなかった評価をしたことを思い出しました。

で、今回も、えっ?これて終わりなので??と、率直に思いました。なんか、これで喜んでたオレってやっぱ、子どもだったものよのぅぅと感じた次第です。ローマの休日風のサイドストーリーもありますのですが、子どもを連れた親も楽しめるように配慮されてたのかと今回の鑑賞で気が付きました。

●怪獣大戦争 ★☆

キングギドラは素敵ですが、ゴジラがシェーをしちゃって、子ども心に少し怪獣から距離を置こうと思った想い出のゴジラ映画。
怪獣映画というよりもX星人とのかけひきに重点がおかれたストーリーになってます。X星人は、あれだけの科学力があるのならいとも簡単に地球を植民地にできるだろうに・・・と、子ども時代も、WOWOW鑑賞時も、今回も思いました。

[40]タケゴンさんからのコメント(2014年07月26日 18時10分03秒 )
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●ゴジラ (2014年版) ★★★★

人は何を求めてゴジラ映画を観るのだろう?期待しては裏切られ「もう、、ゴジラは終わった」と誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
わたしの場合、一番最初に劇場で観た映画が「モスラ対ゴジラ」であり、これが超面白く、この時の感動をもう一度味わいたいという気持ちがあると思われます。そのあとでテレビで観ることになった「初代ゴジラ」これがまた、キングコングやモスラと戦ったゴジラとは毛色が異なってとんでもなく恐い怪獣映画であり、この二本がセットになって心の中で「わたしだけのゴジラ」が生き続けてるんだと思う。
なので、ゴジラが「シェー」したときに一度は見放し、空を飛んじゃったときは、あんなのは子供だましじゃっ!と、子ども心に思ったりもしました。この他に、えっ??ミニラって何?・・と、文句をいいつつ観てきましたが、今回のゴジラは文句のつけようがありません。

いえ、あるといえばあります。

しかし、それをいうとネタバレになりますし、せっかくアメリカの資本と技術でこれだけのものを作ってくれたので良しとしたい。
怪獣という概念が無い世界に突然、巨大な「怪獣」が現れて街を破壊したらどうなるか、人類はこれを退治して平和を取り戻すことができるのか?そんなドキドキ感を味わうことができました。次は、映画会社の壁を越え「ガメラ対ゴジラ」を作ってほしい。が、これはストーリー展開が難しそうなので「キングギドラ対ゴジラ」でどうでしょう。

よろしくお願いいたします。





>いえ、あるといえばあります。

ネタバレになります。

渡辺謙は芹沢博士役なのであります。セリザワといえば、初代ゴジラを退治したヒーローなのですが、あの芹沢博士の血縁で博士の発明とか知見によってゴジラを撃退するんだろう。という思いで見てたんだけど違って残念。

テレビのCMにもチラホラ出てますが、このゴジラには敵怪獣も出現します。ものがたりの大筋は平成ガメラから持ってきたような印象です。今回のゴジラはジュラシック・パークのティラノザウルスに似た強さ、凶暴さとカッコよさがあってとても良かったです。

[41]タケゴンさんからのコメント(2014年08月01日 17時49分47秒 )
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BSでゴジラシリーズやってるんで、楽しみにしつつ録画・再鑑賞しました。

●ゴジラvsメカゴジラ(1993年版) ★★☆

ゴジラ型ロボットによりゴジラを撃退しようとする物語。
ツタヤが近所にできてから、ゴジラ映画は概ね観ているつもりでしたが、これは初めて見ました。
冒頭、メカキングギドラの残骸が出てきます。ゴジラ対メカキングギドラは観た記憶があるので、そのシリーズ版ゴジラであります。キングギドラの勇姿が見られるのかと思いましたが、そうではなくてややガッカリ。卵からベビーゴジラも出てきたりして、やや子ども向けな印象です。

●ゴジラvsメカゴジラ(2002年版) ★★★★☆

ゴジラ型ロボットによりゴジラを撃退しようとする物語。
これは劇場に見に行った記憶があります。おかげで「とっとこハム太郎」も観てしまったのですが、客層があまりにも違うだろうに、併映してしまうセンスはいかがなモノであろうかと・・そんなことも当時思いました。

本作は、初代ゴジラ以降はゴジラが出現しなかったという物語構成です。しかし、モスラやガイラが日本を襲ったという事実はあって、そのような脅威から守るため、ゴジラ型ロボットを作ることになった。というようなプロローグになっています。
初代ゴジラの貴重映像、東京タワーに巻き付いたモスラの繭、緑色の人型怪獣ガイラの想い出映像もあったりして、思わず「儲けた」という気分になります。また、初代ゴジラがもだえ苦しみ骨になる様子は原作に似たビジュアルで再構成されています。正統な「ゴジラ続編です」という主張がゴジラファンとしては嬉しかったりします。

タケゴンは、ゴジラが人類の味方シリーズ(たとえば2014版)よりも、人類がゴジラを退治しようと頑張る物語が好きです。
メカゴジラは機械なので壊れると、これまた大変なことになっちゃって、せっかく作ったメカゴジラの運命や如何に??というストーリー展開もハラハラさせてくれました。
特撮が良くできているし、パイロットの釈由美子が凛々しくてカッコよいので好印象です。仲間との確執と和解もいいっすね。自分が犠牲になってもいいからゴジラを倒せ!という場面にグッときてしまいました。

[42]タケゴンさんからのコメント(2014年08月16日 09時55分21秒 )
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●歩いても 歩いても ★★★☆

舞台はヨコハマなのだろうか。坂道が多く、海に近い郊外の実家。
ここに久しぶりに帰る横山良多一家。実家には姉一家も来ています。お盆ではないけれど、とある夏の一日の物語。その日がどんな日なのかは少しずつ明らかになっていきます。以前、レンタルで鑑賞したことがあったけど、BSでやってたので再鑑賞しました。

横山良多に阿部寛。ツマは夏川結衣なのであります。いい夫婦だ。タケゴン母の若いときの写真をみると夏川結衣に少し似ている気がしたりしてますが(タケ母は「内野小町」と呼ばれたそうだ(本人談))、夏川さんはいつまでもキレイでいてほしいです。
アベちゃん母に樹木希林。母は息子が大切で大切で、、いつまでたっても子どものことを思って生きてます。息子の嫁に悪気はないのだろうけどチクチクと言わなくてもよかろうにな事を言ったりします。たぶん、言っておかないと気がすまないのでありましょう。
そいえば、すっかりオバタリアンになってたタケ母もチクチクとカヨちゃまに言ってたなぁ。ふたりの間に挟まれて胃が痛くなったことも思い出しました。
アベちゃん父に原田芳雄。カッコいいです。この人の「竜馬暗殺」は最高に良かったけれど、おいらもこんな素敵な爺さんになりたいものだ。夏川さんの連れ子への視線がとても温かいです。が、とある事件に際し、当事者に対する心情はとても赤裸々であり、このあたりの人間描写が印象的です。

淡々と物語は進んでいきますが、このような落ち着いた映画もいいですね。カメラワークも静かでとても映画っぽい構図が心に残りました。

[43]タケゴンさんからのコメント(2014年09月01日 17時07分44秒 )
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●中学生円山 ★★★

中学生の円山は、とある目的を達成するため日々努力しています。円山一家が住むアパートの上の階にシングルファーザーの下井が引っ越してくる。

中学生の円山くんは初めて見たような気がします。あの年頃で人前でハダカになることはとても恥ずかしいだろうに、下半身丸出しの体当たり演技に拍手を送りたい。
円山の母に坂井真紀。最初はオバさん風のメイクで地味な印象です。正直なところ、誰だかわかりませんでした。でも、とある人と出会ってからの豹変ぶりはこの映画の隠れた見所と言えましょう。また、ビデオ鑑賞中にピンポ〜ンと来客があったりするのですが、このときのセリフが秀逸です。
円山の父に仲村トオル。この人は「おっぱいバレー」で“ナイスおっぱい”という名ゼリフを残しました。本作では“ここで目をそらしたら意味が出るだろう”のシーンが心に残ります。

円山くんのとある目的がシモネタのため、テレビでの放送は困難が予想されますが、、どうでしょう?人生エロエロで「人生の2/3はいやらしいことを考えてきた」と、みうら先生はおっしゃってますが、わたしもそれに近いです。ただし、中学生期間に限って言えば、3/4はいやらしいことを考えてたような気がするタケゴンは面白おかしく鑑賞できました。

[44]タケゴンさんからのコメント(2014年09月03日 10時11分51秒 )
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●凶悪 ★★★★

死刑囚から「じつはまだ明らかになってない事件があってオレよりも悪いヤツがいます」と、スクープ雑誌にお手紙が届く。記者の藤井は面会してみてどうやら本当の事らしいと取材を進め、事件の真相に迫ります。

実際にあった事件が元になってる事は知ってましたが、重そうな内容だったので映画館での鑑賞はパスしてました。このたび準新作120円とのことでレンタル鑑賞です。
死刑囚にピエール瀧。タケゴンがこの人を<発見(*_*)>したのは「ローレライ」だったのですが、恐い風貌がとても印象に残りました。この人は恐いのだけれど優しいところもある感じ(ローレライでは改心して味方になった。三丁目の夕日では氷屋さん。あまちゃんでは寿司屋の大将)が昔お世話になったウチヤマさんにどこか似ていて注目してますのですが、本来顔が恐すぎる人なのに恐い役柄にハマりすぎてました。

死刑囚がオレよりわるいヤツと告発するのは「先生」と皆によばれている不動産ブローカー。この人をリリーフランキーが演じます。ただでさえ「おでんくん」で有名なのに作家をやってみたり役者をやってみたりでとても多才な人であります。「そして父になる」では取り違えられたもう一方の父親役でどこにでもいそうな善良な役柄でしたが、本作ではホントにわるいヤツをやっていて憎々しく思えるほどです。

雑誌記者の藤井に山田孝之。事件にハマりすぎて家のことは奥様にまかせっぱなしですが、優秀なジャーナリストはこうなのかもしれません。不肖・宮嶋の本の中で「ツマに逃げられた」ハナシがあったけど、こんな夫なら逃げても仕方なかろうのぅ。。と思わず別のことを考えてしまいました。

本作はプロローグで事件の断片が描かれ、須藤の悪行三昧にドキドキしてしまいます。そして藤井が取材を重ねて事件の真相を掴むと断片がつながって、何故そのような事件になったか、、先生がどのように絡んでくるのかがわかる構成になっていて見応え十分です。ただ、想定通りの重い内容だっただけに2度は見たくないかとも思いました。

[45]タケゴンさんからのコメント(2014年09月22日 20時56分08秒 )
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●柘榴坂の仇討 ★★★

「壬生義士伝」のような長編や「柘榴坂の仇討」のような短編まで映画にすると2時間程度の物語にしなければなりません。浅田次郎好きのタケゴンとしては長編モノはカットされた部分に不満を感じ、短編の場合は原作には無い冗長なところに不満を感じたりしますのですが、本作でも とあるキモの部分に違和感がありました。映画的にはそのシーンが大切だと考えたんだろうけれど、なんか違う(ネタバレになるので書けません)。

入場料を払った観客の立場でもの申せば、脚本がよろしくない。
脚本は誰なんだろう?とネットで検索したら、なんと3人の合作のようであります。ということは、参画した3人の誰もが満足してない脚本なのではなかろうか。

志村金吾は井伊直弼のことが好きだった。何故か?については原作では読者の想像に委ねてますが、本作ではそんなエピソードが挿入されていて、このあたりは良かったと思います。しかし、その他については微妙です(ネタバレになるので書けません)。
また、原作にあってとっても気に入ってるところなのに、映画ではバッサリ斬り捨てられているところも不満です(ネタバレになるので書けません)。

時代劇としては、原作は派手なところはなく、武士の矜持の美しさが物語のキモなので、おそらくはツマは良さが理解できないと思い、久々に一人で映画館に行ったんだけど、中年以上のおじさまがほとんどでした。
そんなおじさまたちとハナをすすりながらの鑑賞(原作の良いところはもちろんあって、所々感涙にむせぶ)となりましたが、原作と出演者の顔ぶれで想定した「タケゴン脳内版:柘榴坂の仇討(これは100点)」とは異なってしまい、やや辛めの評価になりました。

[46]タケゴンさんからのコメント(2014年10月10日 20時00分20秒 )
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●劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日 ★★★

>熱いな。だいぶ熱くなってきた。それにしても、まさかこんな形で死を迎えるとは。だって昨日の夜まではごく普通の一日だったんだ。

というのは清洲会議の書き出しですが、本作も本能寺の変から始まります。

しかし、ここではおちゃらけは無しで、さすがはタイムスクープハンター!と思うような緊迫した場面です。それにしても、、、あれが信長?(逃げる小太りおじさんのアップ)になって、どうも上島竜平に似てるのです。まさか、、タイムスクープハンターに竜平が??と思いましたけれどこの人は信長ではなくて茶会に呼ばれた商人のようであり、まごうことなき上島竜平なのでありました。
本作は、信長所有のとある茶器をめぐり、時空を超えたドラマが展開されます。そして安土城がどうして消滅したかについて推定されるわけなのですが、その答えはエンドロールに隠されていて最後まで楽しめました。

とはいってもタイムスクープハンターは「劇場版」というよりは「通常テレビシリーズ」のこじんまりとした感じが好みなので、はやく次のシリーズが始まることを祈念しとります。

[47]タケゴンさんからのコメント(2014年10月28日 15時58分15秒 )
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●新しい靴を買わなくちゃ ★☆

セン(向井理)がパリでアオイ(中山美穂)と出会い、靴を買うお話。

パリでオールロケされた映画とのことです。物語の内容よりも凱旋門、シャンゼリゼ、セーヌ川、エッフェル塔など風景を楽しみにしてましたのでそんなところは楽しめました。
かんじんのドラマは、映画とはいえ強引な展開よのぅぅ。。。と、思いながらの鑑賞となりました。だって、センの妹の突飛な作戦、海外旅行でとても大切ものに滑って転んだり、凱旋門からあんなところまで歩かせてみたり、このあたりで観るのを放棄しようと思ったけれど、どうやってふたりが仲良くなっていくのかに興味があって、結局最後までつきあいました。
しかし、中年オヤジが感情移入できるところが全くなく、なんつーか、、観てはいけないものを見てしまったような気がしてます。

[48]タケゴンさんからのコメント(2014年11月01日 16時33分10秒 )
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●ロック 〜わんこの島〜 ★★★★

三宅島が噴火して全島民が島から避難したのはそれほど昔ではないけれど、3.11があったせいか、ずいぶん昔の出来事のように感じてしまいます。

原案は「めざましテレビ」の“きょうのわんこ”のようです。全島避難ということでペットも一緒に避難したものの人間の避難先で生活を共にすることは困難です。
実際のエピソードをもとにストーリーが練られたと思われますが、本作は三宅島で民宿「たいよう」を営む父(佐藤隆太)と母(麻生久美子)、ばあちゃん(倍賞美津子)と子ども、そして「わんこ」がどのようにこの困難を克服したかの物語です。わんこの名前はロック。彼はこの家で生まれたゴールデンレトリバーなのであります。

主人公は「しん」という少年です。しんちゃんは晋太郎とか新之助とかではなくて漢字一文字で「しん」と書く名前なのですが、ああ、この子はこんな字を書くのかとわかるシーンがあって、名前負けしてない立派な少年だと思ったら瞬間、目から噴水のように涙が出ました。
歳をとったせいか映画を観て泣くのは珍しいことではないけれど、涙腺が破裂したような勢いなのは空前絶後でありました。もとより、犬好き族にとって胸がしめつけられるシーンが満載なのでありますが、ここはホントにまいってしまいました。

ロックの母犬は老犬で、おそらくは本当の老犬を連れてきたんだろうけれど、白内障を煩っているのか目がボンヤリと濁っていて食欲も無く、やっとやっとでスープらしきものを飲む様子はゴンの最期のときにそっくりでした。ここんとこもたまらなかったです。
予告編でも使われていたところですが、ロックが全速力で駆けるシーンもあります。その躍動美がとてもカッコよくて見惚れてしまいました。もちろん、ここもたまらんところなのであります。

そして、ややネタバレになりますが、この手の映画なので正攻法なストーリーになっていて、困難は克服されるわけですが、そこもまた非常にたまらんところになってます。
欲をいえば、しんちゃん一家にスポットがあたりすぎ。
映画的にはよけいなエピソードを省くことが正攻法なのかもしれないけれど、困難克服の最大協力者にもピントを合わせてほしかった。

[49]タケゴンさんからのコメント(2014年11月18日 05時49分12秒 )
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●攻殻機動隊ARISE 2  ★★★

正式に「攻殻機動隊」が発足する以前の物語、その2。

重罪人の裁判場面から始まります。この男の無実を信じる男達と素子とのバトルがメインストーリーなのだけれど、とっても複雑な(わたしにとって)用語などが入り乱れ、一度見ただけでは理解困難的アニメです。
だけど、近未来の世界観や多脚戦車(ここではロジコマ。原作マンガはフチコマ。神山版ではタチコマ)、素子が乗るバイクのカッコよさに見とれてしまいます。深遠なところは理解できないけれど、タケゴンのゴーストは“おもしろい”と囁いてます。
「ARISE」は全4話からなり、現時点では「2」までが一週間レンタルとなってます。「3」「4」も一週間レンタルになったら借りてこようと思ってます。

[50]タケゴンさんからのコメント(2014年11月19日 17時56分28秒 )
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●日本海大海戦 ★★★☆

日露戦争で日本がバルチック艦隊を破るまでの物語。東郷平八郎に三船敏郎。その他、昭和の有名俳優が大勢出ていて、オールスターキャストとはこのような映画のことをいうのかと思いました。

タケゴンは「昔、日清・日露戦争があって日本が勝った」ということくらいしか知らなかった若かりし頃(20代前半)、映画「二百三高地」の試写会に当たり新潟東映にお出かけ。そこで初めてキビシク過酷な戦いがあったことを知りました。さだまさしさんの「防人の詩」も印象に残ってます。
そのころ知ってた身近な歴史上の人物は「千円札の伊藤博文」なのですが「伊藤博文が出てました」と勤務先の先輩に「こんな映画だった」と話したところ「乃木希典が軍旗をなくした事、伊藤は昔しゅんすけと呼ばれてた」等と、幕末から明治のことを色々と補足説明してくれました(酒の席にて、、、遠い目)。
それがキッカケで幕末・明治維新に興味を持って司馬遼太郎の小説を色々読みましたが、20代で「男の生き方」の指標となる人たちに出会えたことは、とても良かったと思ってます。
おっと、これでは「二百三高地」を見た思い出ばなしでありますね(-_-;)

何故、こんな小さな島国なのにロシアのような大国と戦争することになったのだろう。当時の日本人はバカだったのか、恐れを知らなかったのか、絶体絶命のピンチには「神風」が吹くと信じてたのか良くわかりませんが、プロローグで日本とロシアがどのように対立したかについて説明されてます。当時の常識的にはそうせざるをえなかったのだろうけれど「戦争で負けること」知っている昭和生まれの中年男としては「やめときゃいいのに」と思ってしまいます。

黒船到来にビックリして「たった四杯で夜も眠れず」の日本人だったのに維新後、あっというまに強力な軍隊を持って清国やロシアとの戦争に至ったわけですが、そういう時代だったとはいえ、すごいことをやったなぁとCMになると考えたりしました(民放BSを録画鑑賞)。

[51]タケゴンさんからのコメント(2014年11月21日 17時07分24秒 )
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●西遊記〜はじまりのはじまり〜 ★★★★

攻殻機動隊が「ARISE1〜4」をやっていて、結構面白いわけですが、これは西遊記版ARISE。かなりフマジメなストーリーだけれど、大まじめにフマジメやってて面白かったです。

チャウ・シンチーの映画は笑えるところが多々ありますが「笑い」には毒やシモネタも含まれているため、これが受けつけられない人には勧められない映画かもしれません。たとえば、体質的にアルコールがダメな人は夏場のビールさえも飲めません。
少林サッカーに感動し、これ以前の映画をレンタルで鑑賞しましたのですが、カヨちゃまは途中で離脱していきました。シモネタがあまりにも汚いし、少林サッカーでさえも「笑えない」ところが多かったとのこと。
今の職場で働くようになって、公開初日に観たい映画に行くことは概ねあきらめていたけれど、たまたま今日が休みになりました。ツマを誘いましたが拒否したため一人で映画館へ。

内容は期待通りでくだらねー系のエピソードが満載ですが、意表をつかれるストーリー展開でビックリすることも多々ありました。けっして子ども向けの映画では無いものの、もう少し子どもを大切にしないと欧米では公開できんのではなかろうか、、、と、よけいな心配してしまいます。
げんじょう(後の三蔵法師)役は若い頃のチャウ・シンチーで見たかった気がしますが、今回の役者さんもなかなか良かったです。ただ、続編があるとしたら、何年も旅をしてやや老けたという設定でチャウ・シンチーの三蔵法師をぜひとも見たい!

>今の職場で働くようになって
えーと、勤めてめでたく1年経ちましたがタケゴンはお払い箱になるかもです。勤務先はデイサービスとショートステイをやってましたが、諸般の事情でデイサービス業務を休止することになったそうです。したがって、送迎運転員は正社員だけで足りるようになるようで、せっかく慣れたと思ったのに残念(-_-;)

[52]タケゴンさんからのコメント(2014年12月01日 06時14分27秒 )
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●フューリー ★★☆

戦車や戦闘機の「造形美」はタミヤのプラモデルで学んだ気がするタケゴンにとって、本作に出てくる「ティーガー」は、あくまでも「タイガーI型戦車」という認識です。どうやらタイガーI型対M4シャーマンの場面があるらしいと知って劇場へ。

冒頭、戦場に立ちこめる霧だか硝煙の中に浮かび上がる戦車の残骸の場面。あっ!あれはもしかしてパンサーなのではなかろうか。もしかして、動くパンサーも見られるのかもと期待しましたが、どうやら見当違いでありました。

シャーマンは、造形的に憎々しく感じて作ったことはありませんでした。もしかすると、日本人としてのDNAがそうささやくのかもしれません。ただ、この映画を鑑賞することを知っていれば作っておくべきだったかもなぁと思ったりもしました。

タイガー対シャーマンのシーンは期待通りです。というか、期待以上と言っても過言ではありません。圧倒的に強いタイガー戦車に惚れ惚れするのは映画の見方として間違ってるのかもしんないけれど、すごかった。
今、机上にこいつのミニチュアがありますが、おまえは凄いヤツだったんだなぁと惚れ直しております。しかし、こいつを撃破しなければ物語は先に進みません。瞬間、他の映画でタイガー戦車の弱点を狙って撃破するシーンがあったことを思い出し、ブラピ軍曹はどうやって切り抜けるのかとドキドキしつつ見てたけど、彼も当然知ってたわけですね。映画はこのあたりまではとても良かったと思います。

その後の展開とかドラマについては、ひとことでいえばアメリカンな印象で素直に咀嚼できませんでした。ただ、製作の裏側にはとっても興味があるのでDVDが出たら欲しいかも。このまえ、「THE有頂天ホテル」の特典映像付きDVDを格安中古で購入しましたが、本作も格安中古が出回るようになったら購入しようと思ってます。

>お払い箱になるかもです
今日からデイサービスはしばらくの間「お休み」になります。しかし、ショートステイの送迎は引きつづきあって、とりあえずはお払い箱にはなってません。以前よりも休みが多くなったり中の仕事が多くなったりしそうですが、やれるところまで頑張ります(^_^)/~

[53]タケゴンさんからのコメント(2014年12月11日 05時51分29秒 )
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●THE 有頂天ホテル ★★★★☆

ホテル・アバンティ。12月31日にカウントダウンパーティがあり、ここで使われる垂れ幕が「謹賀新年」ではなく「謹賀信念」で納品されてしまいます。これを何とかしようとする副支配人なのですが、元妻が登場して右往左往してしまいます。また、その夫とワケありのコールガールに仕事をさせてよと言われる悪徳代議士の元愛人が客室係でその同僚に求婚するウェイター。今日限りでホテルを辞めるベルホーイにハゲまされる演歌歌手と付き人。パーティの宴会要員のあやしい芸能一座から逃げ出した腹話術のアヒルを追うホテル探偵等々の群衆劇で毎年年末になると観たくなる映画かもしれまぜん。

このような、ちょっと笑えるシーンが最初から最後まで連続する映画を期待してましたが、期待通りでほぼ満足しています。オールスターによる「お芝居」が楽しく、演じてる人々も楽しそうでありました。

2006年に劇場で観た当時の感想なのだけれど、細かいところはサッパリ忘れてまして、ほぼ同様の満足度です。

>映画公開から数十年後の設定で三谷監督自身が当時をふり返る構成のインタビュー番組を作ったそうであり

これを観たいため、中古DVDを購入したわけですが関根勤が輪島功一の真似をしたときの雰囲気に少し似てるけど、きっと老人になった三谷さんはこんな感じなのでありましょう。インタビューは高島彩のお孫さんの「高島あよ」さんがしてました。
老人になるメイキングがあったり、ひとつの場面を複数のカメラで撮ったときの使われてない映像も色々あって、とっても楽しい「スペシャル・エディション」でありました。

[54]タケゴンさんからのコメント(2015年01月06日 17時07分33秒 )
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●ベイマックス ★★★

これは観ようと思ってたアニメです。なんたって「ボルト」や「トイストーリー」を作ったジョン・ラセターが製作総指揮なので楽しみにしてました。
ネットで検索すると、去年大ヒットの「アナと雪の女王」や少し前の「シュガーラッシュ」等も係わってるようですが、なんか趣味じゃないので観てませんが、本作はきっと「ボルト」と同じような感動を味わえるに違いないと楽しみにしてました。だって、そんな感じの予告編なんだもん。
ただ、公開日と重なって「水越けいこクリスマスライブ」があって東京遠征、次の日はTDLに行って冷たい風に吹かれて風邪をひいてしまって仕事を6日も休んでしまったり(>_<)正月は初詣や年末・年始番組の録画鑑賞消化のため、ここまで延びてしまいました。しかし、ついに本日。正月初感動を味わおうと思って映画館へ。。。

ベイマックスの体型はトトロ。少年によりそうスーパーロボットといえばドラえもんだし、なんか、そんなほんわかとしてジ〜ンとくる物語を勝手に想像してたけれど違った。はじまってしばらくするとアイアンマンとかスパイダーマン2風味であることに気がつき、そうすると、あいつはあいつなのではなかろうかと推理したり、であれば、別の感動が用意されてるに違いないと思いつつ鑑賞し、それなりに楽しめました。

>正月初感動
じつは、テレビで「マッサン」の予告編に初感動しました。予告編を見てもう涙ぐんでしまいました。っていうか、泣いた。ああ、なんて安上がりなヤツでありましょう(*^_^*)。
ピン子母との和解と別れ。そして、鴨居の大将との別れのシーン。「何でわしに頭を下げんのやっ」のところは号泣してしまうんじゃないかと思ったりしてます。うーむ、とっても楽しみ。

そんなわけで、今日は寒いし「竹鶴」のお湯割りにしましょうか。

[55]タケゴンさんからのコメント(2015年01月06日 21時43分45秒 )
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>年末・年始番組の録画鑑賞消化
面白かったテレビ番組の感想です。

●第65回NHK紅白歌合戦
もこ伝で「やじうま審査員席」のスレッドを立てて楽しんだのが懐かしい・・・(遠い目)
http://djmoko.tip.ne.jp/moko/101353.html
最近はとても起きてられなくて、録画したものを飛ばし飛ばしで鑑賞してます。今回、タケ的に素晴らしいと感じたのは神田沙也加さんでありました。「アナ雪」を観てないのを申し訳なく思ったほどです。とても美しく伸びのある歌声が素敵でしたし英語のMCも立派でした。それを見守る聖子さんの表情も印象に残ったです。
司会の吉高さん。紅白関連番組を見て「この人で大丈夫なんだろうか?」と「花子とアン」でにわか吉高ファンになった者としては少し心配してたけれど、心配的中のところもあったりして(不謹慎か)面白かった。

●絶対に笑ってはいけない大脱獄24時
レコーダーを2台使ってるので紅白の裏番組も撮っておいて見てます。6時間ほどある番組だけれど録画設定ミスで4時間分しか撮れて無くややガッカリ。秘密の脱出通路を抜けていくとトイレで大便中(@_@)ってのは笑うなっていう方が無理ですね。松本人志のぼやきっていうか、コメントもいちいち面白く、来年は録画ミスしないように注意しようと思いました。

●浜田雅功が志村けんとリアクション芸ダメ出しSP 
日本の伝統芸にまで昇華した「熱湯風呂」
お手本として示されたダチョウ倶楽部と出川哲朗の「リアクション芸」がとっても良かったであります。

●タイムスクープハンター スペシャル「お正月パニック!改暦大騒動」
前シリーズの最終回(リベンジ 敵を討て!)でトラブルが生じ、地元民に捕まりそうになるところから始まって、思わずワクワクしてしまいました。
で、一旦2015年の正月(現在)にワープしてしまうところがお正月番組っぽいです。ここで1月のカレンダーを持ったまま日本が現在の太陽暦に変わった1873年の1月1日にワープしてしまい、改暦にとまどう庶民の状況をみせてくれました。

●マツコ&有吉の怒り新党 お正月SP
毎週録画して見てます。お正月スペシャルということでゲストの方もいらっしゃってましたが半分ほどは別にスペシャルではなくて、いつもの雰囲気でリキんでいないところがこの番組っぽいです。
「何故業者はカレンダーをくれるのか」「何でもカレー味ってのはいかがなものか」など、どーでもよかろうに的な「怒り」のネタであんなに話を展開できるのは、この人たちならではってところか。
とても清楚で美しい夏目アナも猛獣使いのようで素敵です。ずいぶん長い間「なつめさんきゅう」さんだと思いこんでいたけれど、バンキシャ登場時「なつめみく」と名乗ったとき、えっ?あんたは「みく」さんだっのかとビックリしました。よく考えれば(考えなくても)「さんきゅう」って名前はありえないと思ったりもしたけれど。
この番組の「新三大○○調査会」も面白い企画で大好きです。お正月SPで「増田明美さんの解説」「黒柳徹子さんお気に入りハナシ」「伊藤智仁投手の記憶に残る投球」などもう一度見たいシーンが見れて良かったです。

[56]タケゴンさんからのコメント(2015年01月27日 12時01分10秒 )
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●地獄プロレス ★★★★

弱小プロレス団体「愛育プロレス」の選手たちは練習せずにスズメをヤキトリにしたりしている。社長の娘、エリはブタの散歩中に屈強そうな浮浪者と出会う。その男は松戸三四郎といい、格闘技界のスーパースターであった。なぜ、三四郎がこんなところに??

勤務先近くにゲオが再開店したので行ってみました。ふだん行くツタヤの3倍はありそうな品揃えで店内を散策するだけでワクワクしてしまいます。そんな中、目に入ったのが本作のパッケージ。「我修院達也」の画と文字に惹かれて借りてしまいました。

「鮫肌男と桃尻女」でこの人と出会って衝撃を受け、それ以後の「PARTY7」「千と千尋の神隠し」「スマグラー おまえの未来を運べ」等ではとっても個性的な役柄をやっていて、気になる役者さんです。
ネットで調べてみると他の映画にも多数出ているようでありますが、ウィキペディアでは本作は無視されてます(-_-;)。ここでは愛育プロレスの社長役ですが出演シーンがそれほど多くなかったりするのが理由かもしれません。

松戸三四郎にニコラス・ペタス。すごい体格なのでホントのプロレスラーかと思いましたが、検索すると極真空手からK-1に参戦した人のようであり、ホントに強い人でカッコいいです。こんなにカッコいい人なのに・・・・

・・・ネタバレ入ります<(_ _)>


三四郎は「サイの穴」に入れられて最強サイボーグにされますが、組織に反逆したため最弱サイボーグに改造されてしまいます。このため、エリと出会った時は「最弱」のままだったりしますが、このあたりはとっても笑ってしまいました。
しかし、あることで「最強」に復活します。このあたりも なんつーか、高校生が文化祭で考えたような展開でとってもチープです。所々入るCGもとってもチープでタケゴンの「面白いツボ」にピッタリはまった佳作でありました。

[57]タケゴンさんからのコメント(2015年01月30日 11時44分38秒 )
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●男はソレを我慢できない ★★★☆

下北沢に1人の男が帰ってきた。男と仲間たちは商店街に計画される「ソープランド建設」に反対!っていことで声をあげるけれど、男(たち)はソレが大好きなワケで敵の作戦にまんまとハメられてしまいます・・・とほほ。

主人公のDJタイガーに竹中直人、おいちゃんがベンガル、おばちゃんが清水ミチコってことで、この配役だけで楽しそうです。んで、見はじめて・・・あれ、なんか見たことあるゾと思って見てて、悪役の正体は・・・だったような気がする。と思いつつ見てたらやはり、こいつらは・・・だった。
ムカシ借りてきて見たことがある映画でした。2006年の作品なので10年近く経っても「好み」は変わらないってことでしょうか。

エロネタもあるためかPG12になってますが、もっとエロくしてPG18くらいにしたモノを見てみたいような気がしますが、そうすると下品になりすぎると思われますし、その他豪華出演者たち(鈴木京香、大森南朋、高橋幸宏、小池栄子、、等々)もNGになるかもですし、うまいサジ加減なのかもしれません。
物語そのものは、2016年現在で2006年にあった騒動を描いたものなので、来年あたりこのメンバーによる続編が作られたらエエノゥなんて思いました。

[58]タケゴンさんからのコメント(2015年01月31日 11時36分51秒 )
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●レッドファミリー ★★★★

夫に先立たれた婆さん、浪費がちなツマ、頼りない夫、気弱な男子高校生の4人家族の隣に優しそうな爺さん、とっても美人な奥様、真面目そうな夫、かわいい女子高生の4人家族が越してくる。じつはこの一家は北朝鮮の工作員で構成されるニセファミリーで韓国内で裏活動の実行部隊だったりする。

工作員一家がモノを粗末にする隣の一家にあきれるシーンがあって、昔観た映画「レッドブル」を連想してしまいました。さて、「レッドブル」は(ロシア警察官役のシュワルツェネッガーが米国に来た際、エロいテレビを見て「資本主義者め」と侮蔑するシーンがあって、苦笑した)スカッとした面白さが胸に残る映画でした。が、本作は面白かったけれど冷たい鉛を飲まされたような、胃袋が重くなるような後味です。
また、映画の約束事の違反というか、そうあってほしい希望もあって、だとするとあのシーンは別のスジガキにしてほしかったという残念感があったりして(何のことかわかりませんね。ネタバレになるので書けません)そのあたりは国民性の違いなのだろう。ということで咀嚼したけれど、鉛の中に鉄の塊も入ってたって感じ。

タケゴンは工作員が日本で頻繁に活動していたころ(今も影で頻繁に活動してるかもだけど)、犬(この当時はコロ)の散歩に海岸に行ったり夕日を見にいったりしていてタイミングが少しズレてたり、運がわるかったりしたら彼らに拉致されて連れて行かれてたかもしれないところに住んでます。
横田めぐみさんの拉致現場は車で北へ20分、蓮池さんたちの柏崎へは西へ1時間ほどで行けます。おまけに漁港があるところなので偽装した漁船が海に浮かんでいても誰も不思議に思わないところなので拉致事件は人ごとではありません。
そんなこともあって「工作員(たち)」が主人公の映画を喜んで見てられるワケないじゃないか。と、タケゴンのゴーストがささやくので笑うに笑えず(笑ったけど)泣くに泣けず(泣いたさ)、複雑な気分になりました。

拉致された人たちが生還し、全ての問題が解決した後で見れたらもっと違う印象になるかもしれません。「レッドブル」がスカッとした後味だったのは「冷戦の終結」とも無縁ではないはずであり、「レッドファミリー」のような映画をスカッとした気分で鑑賞できる日が来ることを祈りたい。

[59]タケゴンさんからのコメント(2015年02月06日 21時15分08秒 )
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●フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン ★★☆

第二次大戦末期、ドイツの秘密兵器が日本に運ばれる。それは決して死ぬことがない人造人間フランケンシュタインの心臓なのであった。

久々に鑑賞。本作は、子どものころ見逃してた一本で、ずっと見たいと思ってた作品でした。ずいぶんムカシにVHS版をツタヤで借りたことがあって、子ども向け映画なのにドイツ人はドイツ語でしゃべってるあたり「本格的映画」の雰囲気を感じたのは良く覚えています。
本作は、フランケンシュタインの体長が20mというところが素晴らしい。すなわち、特撮時のミニチュアを大きく作らないといけないわけで、それはそれで結構な迫力だったりします。バラゴンもほぼ同じような大きさなので、家を壊すときの迫力は素晴らしいです。特典映像で車を投げ飛ばすシーンがありましたが、何故本編でカットしたのか不思議です。
ストーリーの細かい内容はほとんど忘れていて、、これからどうなるんだったけ??と思い出しつつ見てました。フランケン勝てるのか?と(心の中で)声援を送りつつ。。。。

が、ラストに愕然!

突然・唐突に現れた巨大○○にはビックリ(*_*)これは全く記憶から消えてました。タケゴンくん、いよいよ認知症の領域に近づいたのだろうかと少し背筋が冷たくなったりしましたですが、あの展開はないだろぅぅぅと思いました。




−ネタバレ−

わたしが応援したこともあり、フランケンはバラゴンとの戦いには勝ちます。しかし、山の中の戦いなのに突然・唐突に巨大なタコが現れ、彼を絡め取って、崖から転落。それまで海の描写は無かったのに、フランケンとタコは崖下の海に沈んでいって終わりになります。
ムカシ観たときは「不思議に思わない」かったかもしれませんが、未来倶楽部やもこ伝で「映画鑑賞倶楽部」活動をやっていて映画を観る目が厳しくなっているのかもしれません。

<唖然とした>としか言いようのないラストのため、大幅減点となりました。

[60]タケゴンさんからのコメント(2015年02月13日 21時07分01秒 )
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●フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ ★★★

バラゴンに勝ったフランケンは大ダコとともに海に沈みましたが、本作はバラゴンなど出現しなかった場合の世界観となってます。また、前作では世界共通のフランケン的風貌でしたが、本作では原始人のような毛むくじゃらの容姿です。
科学者に育てられたフランケンは逃げ出して山に潜んでます(前作ではバラゴンが出てきて戦うハメになった)。これは後にサンダと呼ばれます。サンダの細胞が海に流れ、海で大きくなったクローンフランケンはガイラと呼ばれます。サンダは人を捕食するガイラを諭そうとするけれど、ガイラは聞く耳を持たず、結局は兄弟同士の壮絶なバトルになっちまいます。

久しぶりに観ました。
子ども時代にも観てますが、細かい内容は忘れてたので、新鮮な驚きと面白さを味わいつつの鑑賞となりました。ただ、子どもの頃はすごく面白く感じたけれど、大人になって心が薄汚れたせいか「何故、あんなに大きい生物が山に隠れていられるのか?」「では、サンダの食料は何なのか?」等々、、突っ込まずにはいられない心の声を聞きつつの鑑賞になりました。

ま、そういうこと言うヤツは怪獣映画を観ちゃイカンってことでもありますね(=_=)

[61]タケゴンさんからのコメント(2015年02月15日 05時45分45秒 )
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●さまよう刃 ★☆

娘を殺された長峰が犯人を自分の手で極刑に処すべく、、さまよう物語。

>突っ込まずにはいられない心の声を聞きつつの鑑賞になりました。
本作もそうなってしまいました。
原作は東野圭吾。長峰は寺尾聰、刑事に竹野内豊、その上司が伊東四朗。これだけ良い素材がそろっていれば、当然のように面白くなるハズなのに・・・

正義感に燃える竹野内刑事と熟練の伊東刑事。ふたりの地道な捜査で犯人に近づく様子は「砂の器」の森田健作と丹波哲郎コンビを彷彿とさせます。その過程で長峰に犯人を特定する密告電話があり、長峰が犯人のアパートに到着するあたりまでは緊迫の展開で手に汗を握りました。もうこれは傑作に違いない!!
とコーフンしましたが、その後の長峰の行動が腑に落ちなかったり、警察のダメダメっぷりに腹がたってしまい、せっかく素材が良いのにもったいないというのが正直な感想です。


−−ネタバレ−−



>長峰の行動
長峰は犯人の1人に復讐を遂げた後、犯行動機と今後の計画を警察やメディアに手紙を出します。その結果、指名手配されたり新聞やテレビに取りあげられて「有名人」になっちまいます。
犯行動機をあかしたい気持ちはわかりますし、それがこの物語のキモなのだろうとも思います。であればこそ、この手紙の暴露は全てが終わってからとすべきです。
復讐が全て完了してから出すんならまだしも、これはある意味で検察や警察への挑戦状でもあります。また、一人目のように不意打ちで若い男を襲うことは可能かもしれないけれど、そんな手紙が明らかになれば男は警戒するだろうし、何よりもただの中年男が警察より先に男に到達できるとは考えにくい。
現実的に考えると、これから新たな殺人を計画する中年男を野放しにするほど日本の警察は愚かでは無いだろうに。というのが最大のツッこみどころなわけです。

タケゴンは、この手紙がキッカケになって娘の殺人犯が自首するんだと推定しました。その後、長峰も自首して二人は法律によって裁かれる(なお、長峰は犯人の1人を包丁で刺しましたが、それは致命傷ではなかったことも大切です。長峰が立ち去った後、密告電話した犯人の友人が部屋を訪れますが、映画ではナイフを意識的に見せてました。ので、こいつがトドメをさしたと理解したけれど、そうではなかったようです)。
数年後、ふたりは更正施設や刑務所から出所して晴れて一般人となります。しかし、長峰は娘のために犯人を極刑にしなければいけません。このため、男を尾行して「スキがあれば襲う」日常を送ります・・・というようなスジガキを思い浮かべました。その際、若い男が更正してしまってると長峰は「悪人」になっちまうので、同様の犯罪を犯してしまいます。警察も捜査するけれど、長峰は犯人を尾行しているので警察より先に犯人があいつだということを知ってます。しかし、程なく警察も犯人を特定して、、、、最終的には本作のラストにつながるって感じでいかがでしょうか。

[62]タケゴンさんからのコメント(2015年02月20日 17時49分46秒 )
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●ジャージー・ボーイズ ★★★★

クリント・イーストウッド監督ということで観たかった映画です。
新潟では上映期間が短くて見逃してたんだけど、ついにツタヤに並んだので借りてきました。

田舎の不良が音楽で夢と栄光を掴み取るのだけれど、もちろん挫折もある物語。

出てくる曲で知ってるのは「君の瞳に恋してる」だけですが、テンポよく物語が進みますし、時々「中の人」が観客に説明してくれる構成に惹かれるものがあって面白かった。
物語の序盤、新人をグループに入れるか?どうすっか?のシーンは感動的です。楽譜が読めてそれを初見で奏でる才能を羨ましく思いました。
「シェリー」は今まで聞いたことが無かったと思うけれど、なんか、昔から知ってる曲のような気がしてしまうほどなじんでしまいました(エンドロールの本人歌唱(と思われる)は本物の良さがにじみ出てます)。
エンディングがこれまた良い。本作は舞台で上演されてたものを映画化したとのことですが、舞台の良さを映画で再現したクリント監督のセンスが光ります。エンディングだけ3回見なおしましたが、返す前にあと2回くらい見ようかな(^o^)

クリントさんは本編ではテレビの中だけの出演ですが、DVDのメイキングで拝見することができます。
出演者はほとんどが舞台で演じていた人たちなのだそうで、クリント監督の眼鏡にかなった人が選ばれたようです。出演者たちの「嬉しかったコメント」やエンディングのメイキングもあって、レンタルなのにお得感いっぱいの特典映像でありました。

[63]タケゴンさんからのコメント(2015年02月25日 06時34分47秒 )
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●アメリカン・スナイパー ★★☆

子どもの頃から戦争映画は好きでした。テレビでは「コンバット」を見てサンダース軍曹カッコいいと声援を送ったものです。日本が枢軸国だったことを知ってはいても「ドイツ軍=ワルモノ、米英軍=正義の軍隊」というような目で見てました。今でも拳銃やマシンガンにも興味はあるし、戦車や戦闘機がスクリーンに映し出されると、オッと思って注目してしまいます。

今まで見た戦争映画は、ほとんどがタケゴンよりも年上の世代の物語であって、私とはほぼ関係のない世界の事なので好きだったのかもしれません。また、過去は変えることができませんし、事実に基づくフィクションを見て楽しむことは、映画の醍醐味といえましょう。
本作の主人公は私より年下の世代です。っていうかセガレが今年30歳になったので、子どもの世代といった方が近い。そして中東の混乱は現在進行形であり「日本も当事者なのだ」ということを連想させる映像もあって、映画館のシートに座っていることを忘れてしまいそうになります。

腕っぷしが強く、単純で陽気なカウボーイが愛国心に目覚め、軍隊に入り活躍する。きっと、米国で愛される男の典型なのでありましょう。また、映画俳優より実物がハンサムではなかろうかと思うようなカッコいい男だし、彼の功績が素晴らしいものであることは、エンディングでもしっかりと示されています。
でも、決して「戦意高揚映画」にはなってない。
クリント監督は「ある意味、反戦映画だ」と語ったようですが、そうかもしれません。「戦争はダメ」という思いは私の胸にちゃんと届きましたもの。

物語の展開が巧みだったり、携帯電話で戦場と平穏な日常を対比して見せる構成とか、PTSDもきっちり描いていて、映画を見た後に残る「満足度」は満点でも足りないくらいです。

そうは思っても、この混乱を引きおこした張本人は誰?という心の声を聞きつつ鑑賞したのも確かです。たしかに、フセインはろくなもんじゃなかったかもしれません。
でも、イラク戦の大儀は何?自分の住んでるところに外国人がドカドカと押し入ってきて「ここは戦闘区域だ」と傍若無人にふるまったりするけれど「野蛮人」の定義は何?と思ったりもしたわけです。

映画の出来が良いからといって、もろ手をあげて賞賛することはできないと、タケゴンのゴーストがささやきます。未だに心の中では賛否両論が続いているのだけれど、そんな気持ちを具現化すれば50点。

[64]タケゴンさんからのコメント(2015年03月24日 18時02分50秒 )
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●流星ワゴン ★★★★★

テレビドラマも「映る画による物語」であるわけで「映画」として、本スレッドではみなしたい。

>永田一雄はリストラされ、奥様からは離縁を求められ、子どもは家庭内暴力で・・・
ということと、過去に戻ってやりなおすけれど・・・というのは原作と同じですが、テレビドラマには原作に無いエピソードも色々ありました。
小説(とくに短編小説)を「映画」にした場合、時間の都合もあってかエピソードが色々と追加されることがありますが、タケ的には「俺が脚本を書き直したくなる」と思うようなストーリーもあったりします。でも、これは良かった。

西島秀俊、香川照之、吉岡秀隆と子役。4人の峠道のシーンはすんごくグッときました。みぞれまじりの雪も降って寒かっただろうに、役者たちの熱演にしびれました。
子役と母のシーンも涙無くして見られなかったし、黒ひげ危機一髪にまつわるエピソードもとても良かったと思います。
にわか井川遙ファンとして、彼女の不良行動がどのように脚色されるのか心配しつつ楽しみにしてましたが、テレビで放送できるように変更されていました。それでは彼女の持ってる深い闇が描ききれない。という原作ファンがいるかもしれないけれど、タケ的には良かった。ホッとしてます。
「読書倶楽部」にも書いたけど原作に対する深い愛情が感じられる脚本でありました。


●居酒屋ゆうれい ★★★★★

病気のツマが亡くなる間際「再婚はしない」と夫は誓うものの、若くてかわいい女(ひと)と再婚。ラブラブな夜、前妻がゆうれいとなってふたりの前に現れる。っていう奇天烈な物語。民放BSを録画鑑賞。

居酒屋店長の夫に萩原健一、ゆうれい妻に室井滋、新しい奥様が山口智子。それと、酒屋で居酒屋常連の若い男を今をときめく西島秀俊が演じてます。字幕で「西島秀俊」と出たとき「えっ?」と思いましたが、なにしろずいぶん前の映画だし、同姓同名の役者だと理解して見てたけど、そんなことではなくて本人の人でした。

そんなことよりショーケンです。この人はやっぱ良いです。板前服の彼は「前略おふくろ様」のサブちゃんのその後ではなかろうかと思うくらいにハマってました。友だちに対する優しさ、愛する人に対する優しさ。それと愛嬌のある笑顔がとっても素敵です。
民放BSだったので途中でCMが入るのはしょうがないけれど、NHKで放送してほしい作品でありました。

[65]タケゴンさんからのコメント(2015年04月13日 20時44分03秒 )
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●バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) ★★

マイケル・キートンの「バットマン」は面白かったし個性的な風貌が忘れられません。そんな彼が「バードマン」役の落ち目俳優役を演じてると、、アカデミー賞で盛りあがってる頃知りました。

ドラムスが映像にマッチしてたり、落ち目俳優の妄想がわかりやすく共有できたり、舞台での演劇を意識したような長回しのワンカットが多用され、途中までは とても面白く鑑賞できました。批評家は何のリスクも負わないで「批評するだけ」で生活してることを制作側からの立場で主人公に言わせたことも印象に残ります。

ただ、ラストも、、印象的です。

>無知がもたらす予期せぬ奇跡
とあるけれど「何に対して無知」であったかと「予期せぬ奇跡」とはこのことなので?(そう理解してますが、ネタバレになるので書けません)というオチなんだけれど、単なる映画ファンとしては受け付けられないラストになってます。良い映画だと思っていただけに、この裏切られた感は大きすぎ。

[66]タケゴンさんからのコメント(2015年04月27日 20時19分06秒 )
URL=http://djmoko.tip.ne.jp/moko_slink/102293_99.html
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●王妃の館 ★★★

>それにしても、よく「王妃の館」を映画にする決断をしましたね(誰に言ってるのでしょうか?)。あの世界観をどのように表現するのだろう。。冒険だなぁ。。。浅田ファンの映画好きはちょっとドキドキしております。
http://djmoko.tip.ne.jp/moko_slink/102293_99.html

と、読書倶楽部に書きました。
しかし「あの世界観」の表現のしかたは思いのほか良くできてたと思います。
「テルマエ・ロマエ」は日本人が西洋人を演じるのもアリでOKよ。
と教えてくれたような気がしてますが
本作は、舞台演劇風味でこの難問を突破してました。

そうなんだけれど、タケゴンにはもうひとつ大きな心配がありました。

小説は「文字と読者の想像」で成り立つ世界です。
しかし、映画では「映像で見せられる」ことになり
とあるそんなシーンを見せられたら、いくら何でもありえねー(>_<)
と、心は一瞬にしてその世界から退散することになっちまいます。
「地下鉄に乗って」でも似たことを思いました
(なぜ、アムールの正体に気がつかないの)
ですけれど、不肖はこの映画も小説も好きです(^o^)

ドキドキしたのはそんな心配をしたからなんだけど
心配的中でありました(重要なネタバレになるので書けません)。

しかし、それを棚にあげてしまえば(-_-;)

「王妃の館」にまつわる歴史の見せ方は映画的にはよくできてたと思いますし
ルーブルやベルサイユでのロケも(よく許可が得られたなという思いも含めて)
良かったと思います。欲をいえば、わけありなツァー参加者の個々の事情について
もっと掘り下げてほしかったと、浅田ファンの映画好きとしては思ってしまいます。

[67]タケゴンさんからのコメント(2015年05月30日 06時54分17秒 )
URL=http://8807.teacup.com/tkg/bbs
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●チャッピー ★★★★

チャッピーといえば「宇宙少年ソラン」に出ていたリスを思い出してしまうのですが
ここではロボコップの名前なのであります。
でも、その語感から伝わるイメージは「かわいい」ことに違いはなく
洋の東西・時空を超えて「チャッピー」という響きは愛らしいものだということを知りました。

近未来のSFは好きなジャンルなので観たかった一本です。
チャッピーの一部造形がアップルシードに出てくる
ブリアレオスに似ているところも興味がありました。
ブリちゃんの体格はレスラー風にマッチョだけれど
チャッピーはどちらかというとC-3POに近い。
でも、ターミネーター(T-800型)みたいに強くて面白かった。
敵キャラのマッチョロボも攻殻機動隊に出てきそうなヤツで、これまた素敵でありました。

ターミネーターといえば、シュワさまが帰ってきます\(^_^)/予告編でやってました。
タケゴンはシュワちゃん3部作以外はターミネーターではないと思ってます。
あの3部作でいちおうハナシはループするし
3作全部合わせて一本の映画だと解釈してます(T-4は世界観が違いすぎる)。
でも予告によれば、CGかどうかわからないけれど若い頃のシュワちゃんも出てくることが判明。
ロボットは歳をとらないし、これから繰り広げられる物語の果てに
T1が続くことにならないとつじつまが合わないので、そうでなくてはいけません。
チャッピーはどこがCGかわからないくらいに、全て実写のような雰囲気でした。
このような技術で可能となる、次のターミネーターはとっても楽しみなのであります(~o~)

[68]タケゴンさんからのコメント(2015年06月17日 05時39分19秒 )
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●ローン・サバイバー ★★★★★

2005年6月、特殊任務のためアフガン山岳地帯に潜入したネイビーシールズの4人は
作戦遂行中に地元の民間人と遭遇してしまう。
彼らを生きて帰らせれば作戦が失敗するだけでなく
自分たちの命が危険になってしまうことも明白です。
どうするか・・・

ネタバレになるけれど


民間人を解放したあとは案の定、多勢に無勢の戦いになってしまうわけで
もっと別の選択は無かったのかと考えてしまいます。
崖から転落することで一時をしのぐ場面もありますが、わたしは肋骨が痛くなりました。

アメリカの特殊部隊「ネイビーシールズ」は、その部隊名を冠した映画もあったけれど、
史上最強の兵士集団といえましょう。
厳しい訓練のフルイにかけられ、選抜された若者だけが入隊できるようです。
映画の冒頭で、訓練の様子が映し出されます。
これは実際の映像と思われますが、すごいです。
脱落していく人たちの悔しそうな姿が印象に残るけれど
こんなに厳しい訓練に耐えた素晴らしい人たちが
杜撰な作戦計画のために命を落としてしまう。

エンドロールでは本人達の映像も映し出され、とても悲しくなってしまいました。

[69]タケゴンさんからのコメント(2015年06月26日 06時16分25秒 )
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本人によりコメントは削除されました。 2015年06月26日 10時16分07秒

[70]タケゴンさんからのコメント(2015年06月26日 10時16分39秒 )
URL=http://8807.teacup.com/tkg/bbs
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●攻殻機動隊ARISE 3 ★★★

素子の恋人が登場。そして、ほとんど義体化してないトグサも活躍するお話。
トグサが優秀な刑事であることに素子が気がつくあたりが新鮮です。
とはいっても、
あいかわらず登場人物やハナシが複雑で一度見ただけでは理解困難でありました。

●攻殻機動隊ARISE 4 ★★★★

いよいよトグサも素子の部隊に加わり、大きな事件に立ち向かいます。
物語の内容は複雑なのでよくわかりません(>_<)
ただし、ビルの屋上から光学迷彩を着てダイブしてガラスを蹴破って
カオスな現場に突入するシーンがあって、ここはワクワクしてしまいました。

攻殻機動隊ARISE 1〜4まで全部観ました。
ハッキリいって、一度の鑑賞でオハナシを全て理解することは極めて困難であります。
でも、わたしのゴーストは「おもしろい」とささやきます(*^_^*)

なんでだろ?

タケゴンも電脳化しなきゃならんかと、ふと 思ってしまいました。

[71]タケゴンさんからのコメント(2015年07月10日 20時18分26秒 )
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●ターミネーター:新起動/ジェニシス  ★☆

楽しみにしていた一本です。

「ロボットなのに老化するのはいかがなモノか?問題」
に対しての明確な回答があって、ニマニマしてしまいました。
でも、これって「楽屋落ちネタ」だと思うし
シュワさまに特別な思い入れがないと
なかなか腑に落ちないところだと思ったりします。

映画の面白さはCG技術ではなくて
脚本が一番なのだということも再認識させてくれました。

[72]タケゴンさんからのコメント(2015年08月22日 20時02分45秒 )
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●アップルシード アルファ ★★★★

よくできたCGなのか、どうなのかわからない微妙な完成度のCGと
無駄に露出が高いデュナンの姿に違和感があったものの
近未来の荒廃した世界観にはマッチしてたように思います。

その他、登場人物のキャラ設定も面白くて
本作の舞台設定がわかってからは物語に引きこまれました。
本作はレンタル鑑賞でしたが、あんな展開になるんなら
劇場で観るべきてあったと、悔やんでるところです。

後悔先に立たず・・・・。

劇場で『アップルシード』を観たのは10年以上まえだけれど
「この戦いが終わったら母になる」のキャッチコピーがあって
それはとても心に残ったのですが
はたしてサイボーグになったブリアレオスに生殖機能は残っているのか?
そんな疑問が残って、某掲示板にて質問したのが懐かしい。

検索したらまだ残ってました。
http://cinema.pia.co.jp/com/4489/78310/
で、チンチンはたぶん大丈夫との見解をもらってホッとしたことも思い出しました。

オリュンポスでのデュナンとブリアレオスの活躍をもう一度観たくなったので
こんどレンタルしてこようと思ってます。

[73]タケゴンさんからのコメント(2015年08月23日 19時20分49秒 )
URL=http://8807.teacup.com/tkg/bbs
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●大巨獣ガッパ ★★★

日活の怪獣映画。日活というと「ロマンポルノ」をイメージしてしまうけれど、それ以前に作られた作品です。
1967年製作、、、というと、タケゴンは10歳ころなのであります。
そのころ町で唯一あった映画館はつぶれ無くなっていたので、リアルタイムで観るはずもなかったけれど
レンタル全盛時代にも借りて観ようとしなかったのは、どうしたことか。
たぶん、怪獣映画の「亜流」とみなした子ども心が今も残っていたんだと思います。

怪獣映画はわりと観ている方だと思いますが「ガッパ」はこのまえBSで放送されていて初めて見ました。
本編は(キングコング+モスラ)/2のような感じですが
今の常識からみると当時の日本人の傲慢さが端々に滲み出ていることに気がつきます。
もし、10歳の頃観ていたとしたら?を想定すれば総合評価は60点が妥当か・・・(甘め)。

[74]タケゴンさんからのコメント(2015年08月31日 08時44分33秒 )
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●ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション ★★★★☆

冒頭から惜しげもなく披露される大アクションシーンに度肝を抜かれました。
これがクライマックスのために用意されたシーンでは無かったことに驚いたけれど
その後のアクションシーンも素晴らしかったし、ストーリーも良かったと思います。
頭の先からシッポまであんこが入った鯛焼きのような、お得感たっぷりの映画でした。

自分の組織に追われる展開は、この種の映画によくあります。
現実に存在する不穏な国や団体を敵にまわさないで公開できる
「安全な悪役」として、てっとり早いんだろうけれど
主人公がジャマならば、もっと簡単に「消せる」のにそれをせず
(だって、そういう映画だもの)
結局は主人公にやっつけられるケースが多く
(だって、そういう映画だもの)
そのまだらっこしさに辟易することがありますが
本作はそのような疑念を抱くヒマもなく、物語がテンポよく進み面白かった。
「悪役をどうするか」が難しいと思うけれど、今後も続いてほしい映画です。

スパイ映画の老舗「007」の予告がありました。
どうやら「スペクター」が悪役のようですが、楽しみです。
ボンド・ガールは、どこか もこさまに似ているモニカ・ベルッチ(タケ的審美眼)。
う゛ぅぅぅむ、まれに見る傑作になりそうな予感(^o^)

このまえ、初心に帰ろうと思って「ドクター・ノオ」を借りて見ました。
たぶん、数十年ぶりに観ましたが、ショーン・コネリーかっこよかったです。
007の拳銃はワルサーPPKが定番ですが
何故PPKなのか?のシーンもあって面白かった。

[75]タケゴンさんからのコメント(2015年09月03日 22時05分32秒 )
URL=http://8807.teacup.com/tkg/bbs
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●日本のいちばん長い日(2015年版) ★★

ヒルアベで岡本喜八監督版の感想を書いて読んでもらったのは嬉しかったなぁ('_')←遠い目
読書倶楽部でも書いたけれど、去年の夏は原作も読みました。
原作は登場人物が多く、一度読んだだけでは理解不能ですが
本作は、昭和天皇、鈴木貫太郎首相、阿南大臣が中心になって物語が進みます。
終戦内閣が組閣される時から始まり「いちばん長い日」のウェイトは6〜7割程度。

原作を読んで、本作を観ましたが、岡本喜八版が素晴らしかった。
そんな思いに心が支配されました。

[76]タケゴンさんからのコメント(2015年09月12日 17時04分35秒 )
URL=http://8807.teacup.com/tkg/bbs
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●天空の蜂 ★★★☆

悪者に操作された新型ヘリが原発上空を旋回し
日本にある原発を全て停止させなければ墜落させると脅します。
しかし、無人のはずの新型ヘリには子どもが乗っていて大変なことになってしまう。

このような予告編を観て
「面白そうだ。でも、悪者は何でそういうことができたのか?
また、子どもは何でそんなところに立ち入ることができたのか?」
このあたりをちゃんと納得させてくれないと、タケ的にはのれません。

文字と読者の想像と妄想で成り立つ小説だと上手にダマしてくれるのだろうけれど
映像で観せられると、いくらなんでも新型ヘリのセキュリティは
そんなに甘くはないだろうという思いがつのります。
しかーーし、それでは映画を楽しめないので、強引に物語に入っていきました(^_^;)

はい。そうすると、けっこう面白かったです。
どうやって子どもを助けるのか?のシーンではとってもハラハラしました。
また、悪者を追いつめていく展開(一部とっても疑問有り)や
悪者の言いたいことには一部同調できたり
クライマックスシーンのドキドキ感は凄かったです。

悪者の人間関係とか生活の背景、犯行動機はもっと深く知りたいので
こんど原作も読んでみようと思ってます。

[77]タケゴンさんからのコメント(2015年09月15日 19時44分55秒 )
URL=http://8807.teacup.com/tkg/bbs
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>旋回し・・・・×
 ホバリング・・○

ホバリング=ヘリコプターが空中で停止している状態。
原子炉の直上に停止して「ここに落とすぞ」という脅迫は
日本の国民に向けられた、まさに「天空の蜂」からの脅威なのであります。

今回の災害でもヘリコプターによる救出がリアルタイムで放送されました。
消防、警察、海上保安官など、いろんなヘリコプターが来てたけれど
みなさま、すごい技術だと感心しました。

今年も小松基地の航空際(9/21)に行く予定にしてますが
救難ヘリの救難展示はいつもより拍手が多いんじゃなかろうか。
少なくともタケゴンは思いきり拍手したいと思ってます。

[78]タケゴンさんからのコメント(2015年10月26日 11時44分46秒 )
本人によりコメントは削除されました。 2015年10月26日 11時48分40秒

[79]タケゴンさんからのコメント(2015年10月26日 11時50分33秒 )
URL=http://8807.teacup.com/tkg/bbs
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● ギャラクシー街道 ★★★☆

ギャラクシーといえば、タケ的には「クエスト」が思い浮かぶけれど(超面白かった)、そもそも「ギャラクシー」って何なの?と検索したら「銀河」とのことで、そうか「銀河街道」の物語を三谷幸喜は作りたかったのかと楽しみにしてました。

見終わって「それにしても、よくこのような映画を作ることができたものだ」というのがよくもわるくも率直な感想です。
「「清洲会議」はウチで作らせてねん。そのかわり翌年くらいに幸喜の好きなのを作らせてあげる(うふ)」という裏の約束があったように推測したけれど、考えすぎなのかもしれません。

三谷さんの舞台は「好きだから行く」人ばかりで、かつ大勢いるためチケットが入手困難になってるんだろうと思います。タケゴンもナマの舞台を観てみたいっす。

でも、映画の場合は需要と供給の関係が逆転します。三谷ファンだけでなく「ただの映画好き」や「アンチ三谷」も観るわけで、本作はそういう人たちからはキビシイ評価が下されるような気がします。

プチ三谷ファンのわたし的には面白いところは面白かったけれど、、三谷映画で好きなものを順にならべると「12人の優しい日本人」「清洲会議」が先頭を激しく争って、その次が「ラヂオの時間」になって、、中間は難しいけれど最後にくるのは「ギャラクシー街道」になるのかと思ったりしています。

今回、カラを割ろうとしたのでしょうか。エロスな領域に手を出そうとしたけれど、ちょっとどうだろう。ムカシ、某キャバクラで痛い思いをしたことがあって、ツマの隣で冷や汗をかきつつ笑ってたけれど、もしかするとあの事件を思い出してるのではなかろうかと、ちょいドキドキしてしまいました(-_-;)

よかったのは優香さん。最高です。今、大河ドラマで主人公の姉を演じてますが、バカ殿に出てくる優香姫とのギャップが大きすぎて、同一人物であることがなかなか納得いかなかったけれど、本作はそのちょうど中間?の役柄で、あらためて良い女優さんだと惚れなおしました。
夫役の梶原善も出番が多くて良かったし、ハヤタじゃなくてハトヤ隊員役の小栗旬も面白かったし、トチヤマ隊長とかマンモ隊員の絡み等を鑑みれば
「舞台に行けない三谷ファンのために作られた映画」
なのだというヒトツの解が得られ、そんなわけで
「それにしても、よくこのような映画を作ることができたものだ」と思った次第です。

そういう前提に立てば、酷評を覚悟して(ないかもだけど)幸喜よくぞ作ってくれました。と、評価してあげたい。何冊か三谷幸喜の本(ほぼエッセイ)を読んでるけれど「打たれ弱く、褒めて育てられた」とのことで、酷評に接すると凹むみたいなのです。

じっさい見終わったとにきは「くだらねー」と思ったけれど、そうではなくて、良いところもいっぱいあったじゃんか。
という親心のような気持ちも膨らんできて、ゲタをはかせて70点となりました<(_ _)>

[80]タケゴンさんからのコメント(2015年11月28日 06時09分19秒 )
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● 007/スペクター ★★★☆

007はアクションが凄く、ちょいエロシーンもあって、ジェームズ・ボンドがカッコ良いので「面白い映画」という先入観に支配され、公開されるとは見にいって後悔することが続いてました。
しかし、「慰めの報酬」で荒唐無稽すぎるストーリーと「絶対死なないボンド(死んだら困るわけだけど、サイボーグじゃないんだからアクションが過大すぎ)」にサジを投げ「スカイフォール」は見なかったのですが、今回は「スペクター」と「モニカ・ベルッチ」に釣られ、いそいそと映画館へ行きました。

アクションシーンは凄いです。どうやって撮影したんだろう?今の時代はCGで何でもできるので、そんなテクニックも使っているのかもしれないけれど、まぁ、映画とわかっててもハラハラドキドキさせてくれる導入部、カーチェイス、予告編でもやってた飛行機が絡むシーンは大スクリーンで観るべきであって「007は面白い映画」という先入観は間違ってないように感じました。

アクションシーンにかけるお金を削って脚本にまわせ。というのは、この映画に対する冒涜かもしれないけれど、なんつーか、うすっぺらな印象。そんなにボンドを消したければ、さっさとできるだろうに(だから、死んだら困るんだって)、悪役がアンポンタンなことやボンドくんの運もあろうけれど、色々とツッこみたくなる事はありました(これは昔からの伝統芸能なので、しょうがありません)。

007はアクションシーンを観るための映画であって、ストーリーはたいしたことが無い(と思ってます)のですが、いちおうダニエル・クレイグ版「カジノ・ロワイヤル」からの続く世界観のようなので「スカイフォール」をレンタル鑑賞してから行けば良かったと、ちょい後悔しています。

>今回は「スペクター」と「モニカ・ベルッチ」に釣られ
さて、釣られて良かったのか・どうか。
そのあたりは微妙です。なんたって、ベルッチさまの出番が少ない(>_<)
でも、「次作があれば、また釣られてみたい」とは思ってます。

[81]タケゴンさんからのコメント(2016年01月09日 16時46分40秒 )
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● スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ★★★☆

紅白歌合戦にダースベイダーが突如乱入したり、民放では去年の早い時期から情報が小出しにされてきました。
週刊文春でも特集記事が組まれていたし、特別に映画好きでなくても普通にメディアと接していれば否応なく、この映画の情報は入ってきます。
一般常識というか、教養として知ってないといけないくらいに持ち上げられているような気がしますが、それはいささか過大評価とはいえまいか・・・
と、現実世界で起こっている昨今のキナ臭い事件や摩擦に思いを馳せてしまうタケゴンです。
家族の絆とか友情とか愛と勇気と正義は勝つ!というような大義はあるものの、ドンパチやる映画だし、タケ的にはエピソード6で完結で良いですし、それほど観たい度は高くなかったけれど、映画好きとしては外せない一本ではありますので
(はい。矛盾してます<(_ _)>)
一番大きなスクリーンから退く最後の日に鑑賞してきました。

そんなタケゴンでも、星空とジャジャーン!!と始まるいつものオープニングを観たときは少し目頭が熱くなったように思います。
正真正銘のスター・ウォーズの始まりに興奮したのは事実です。
もうこれだけで満足してるのに、この場面は、、きっとハン・ソロとチューバッカが登場だべ(*_*)と期待してると、やっぱりそうで嬉しくなってしまいました。

残り2作の終わりまで何年かかるんだろう。
健康に留意して、フォースを高めつつ次作を待ちたいと思ってます。
もちろん、それが可能になるのは日本(とハリウッド)が平和でなければいけないわけです。
万が一、異星人の襲来があっても地球上の全ての人たちが一致団結できる世の中が来ることを祈りつつ、映画館をあとにしました。

[82]タケゴンさんからのコメント(2016年01月15日 20時15分30秒 )
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●関ヶ原 ★★★★★

昭和56年の正月に放送されたテレビドラマ。
当時、齢24のタケゴンは「竜馬がゆく」や「燃えよ剣」で司馬遼太郎に出会ったものの、まだ戦国時代には興味がありませんでした。
「関ヶ原」は「関ヶ原の戦いで家康が天下をとった」くらいの認識しかなかったのですが、このドラマがタケゴンの「戦国時代への扉を開けた(と思ってます)」。
このまえBS民放で再放送してたので「真田丸」の予習にもなるかと思い、再鑑賞しました。

現在、齢58のタケゴンは24のときよりも戦国時代のことを知ってます。
家康が上杉討伐のために出兵したことが「関ヶ原」の始まりとなったこと、「直江状」がその発火点となったことも知っているので、最初から最後まで面白く鑑賞できました。また、この時の家康はアラカンであり、今の不肖と同年代ということも、今回の鑑賞ではウェイトが大きかったと感じてます。

本作は、物語が面白いだけでなく、配役が豪華絢爛で素晴らしい。
戦国時代のドラマや映画を観るとき「徳川家康=森繁久彌」「石田三成=加藤剛」「福島正則=丹波哲郎」「加藤清正=藤岡弘」「島左近=三船敏郎」が本人の人であり、この人たちにどれだけ似ているか?が役者を判定する指標だったりしたけれど、そのルーツはこれだったのかと改めて納得しました。

女優さんも良かった。
密偵なのに、三成に身も心も奪われてしまう初芽に松坂慶子、細川ガラシャに栗原小巻。そして、淀さんには三田佳子。昭和のかほりが漂う正統派日本的美女の競演も素敵でした。

真田家が二つに割れる場面もサッと描かれています。
大河では、このあたりのエピソードはいつくらいになるのだろうか。正月のNHK特番で「今、とても楽しく撮影しているので、兄弟はこのまま仲良くいきたいけれど、歴史は変えられない・・・」と堺雅人さんがおっしゃっていたけれど、たぶん、ここは涙なくして観れないだろうのぅ。と、近い将来観ることになる、歴史的な悲劇にも思いを馳せてしまいました。

[83]タケゴンさんからのコメント(2016年01月16日 17時05分38秒 )
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● ブリッジ・オブ・スパイ ★★★★☆

1957年(タケゴン生誕年) 、アメリカでスパイ活動していた初老のオヤヂ(以下、アベル)が捕まるけれど、弁護士が活躍して死刑は回避され、さらにはアメリカの若者をも救うことになる実話。

これは美談なのか?はたしてそうなのだろうけれど、善良な一般市民にしてみれば虫も殺さない顔をして近所に悪魔が住んでたようなものであります。そんな悪魔を弁護するのはいかがなものか。
「市民の声」として「原爆の情報がソ連に漏れた」とか小学校の授業で「原爆が落とされたらどうするか」を描いた場面がありました。
もし、アベルが悪質なスパイだったとしたら終身刑、または銃殺になってもしかたがないんじゃんか的な、疑いの心を持ちつつ鑑賞。

アベルのスパイ活動の一コマは描かれていますが、観客にはあれが何なのかはわかりません。
もし、あれが自分の住んでる国が無くなってしまうような情報だったとしたら、同じ気持ちで観れたかは疑問だけれど、善良そうな初老のオヤヂを正義感に燃えるアメリカ紳士(ドノバン)が助ける物語になっていて、彼らに感情移入するのに時間はかかりませんでした。

ドノバン(トム・ハンクス)は弁護士ですが、冒頭に交通事故を担当する通常業務のエピソードがあって、「やり手」であることがわかるのだけれど、これまた一粒で2度美味しい味付けになっていて、とても美味しい脚本だと感じました。
長い映画だけれど、いっときもスクリーンから心が離れることは無く、うまい脚本だなぁ、、と思っていたらエンドロールでコーエン(←アルファベット)の文字が流れ、コーエンきょうだいの脚本であったのかと始めてわかり、心の中で拍手しました。

トム・ハンクスは、いつ頃からか嗜好から外れたので見ようとは思わなかったけれど、週刊文春で「U2撃墜」に触れているコメントがありました。飛んでるU2を観れるんなら木戸銭払ってもいいかと不純な動機で劇場に行ったけれど、ひさしぶりに「本格的な映画」を観た満足度はかなり高いです。
帰ってから、ウィスキーで彼らに乾杯しました。

[84]タケゴンさんからのコメント(2016年02月20日 17時17分03秒 )
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●007/スカイ・フォール ★★★★

「007/スペクター」を観たとき、こいつを見逃してたことを後悔しました。でも、今さらなぁ、、と思ってたけれど、このたびAVアンプを更新したのでハデな映画でサラウンドを楽しむには最適かと思いレンタルしてみました。

そんなにボンドがジャマならば、さっさと始末すりゃいいじゃんか。とか、かの国の警察はアンポンタンばかりなの?というようなツッコミを心の中でつぶやきながら鑑賞しましたが(だから、これは伝統芸能なのでしょうがない)、楽しみにしていたアクションシーンは申し分ありません。また、かっこいいボンドカーも登場し、その排気音にもしびれてしまいました。若い「Q」も本作からの登場でした。やはり、これを観てから「スペクター」を観るべきであります。


●ゼロ・グラビティ ★★☆

スペース・シャトルで船外活動中にアクシデントが発生し、大変なことになります。

公開当時のTVCMでは生存率0%とのことで、そんな夢も希望もない映画で良いのか?と思ったりしました。なんたって、ジョージ・クルーニーが出てるし(「パーフェクト ストーム」のラストはある意味衝撃的であった)。

特撮はすごいと聞いてましたが、本当に無重力空間で撮ったような映像には感心しました。


●海にかかる霧 ★★★☆

不漁にあえぐ韓国の漁師。中国からの密航者を運ぶ裏家業に手を出すが、アクシデントがおこって大変なことになる(>_<)

「殺人の追憶」(←傑作です)の脚本を書いた人の監督作品ってことですが、アクシデント以後の展開が凄すぎて恐かった。実際にあった事件がもとになってるとのことですが、しっこちびりそうになりました(^_^;)

[85]タケゴンさんからのコメント(2016年04月04日 08時46分14秒 )
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●ヘイトフルエイト ★★★

クエンティン・タランティーノは「イングロリアス・バスターズ」で失望し「ジャンゴ」でほとんど興味を失った人でした。
とはいっても、やはり気になるので劇場鑑賞したものの「映画鑑賞倶楽部」には感想を書く気分になれなかった映画でありました(-_-;)

言葉の暴力、物理的な暴力。流血、残酷シーンが盛りだくさんだったり、事件のタネあかしシーンが後から挟まれる構成で、とてもよく作り込まれた感はあります。
でも、あんなことをやったら血の臭いは残るだろうにのぅ・・・と、観客としてはそこは突っ込むところではないのかもしれないけれど、そんな些細なことが、いまだに頭にひっかかってます。

[86]タケゴンさんからのコメント(2016年04月04日 17時57分27秒 )
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春風邪なのかノドが痛いため、どこにも行かず耳鼻科でもらった薬を飲んでじっとしてます。
でも、ちょい調子が良くなったので、ハードディスクに録りためたモノを一挙に鑑賞しました。


●エイプリルフールズ ★★★

「ウソ」にまつわるエピソードの群像劇。
メインのお話はウソが大げさすぎてそれほどではないものの、ヤクザ(寺島進)と女の子のエピソードや老夫婦のエピソードは笑わせてもらったり、ジィ〜ンとくるところもあって、胸があたたかくなります。
老夫婦が乗ったのは、もしかして もこさんと乗ったクルーズ船なのかなぁと、そんな事も思い出してしまいました。テレビ(無料)で観る分には肩も凝らずに申し分ありません。


●鷲は舞いおりた ★★★☆

ドイツ軍の特殊部隊が英国に潜入し、チャーチルを誘拐しようとするお話。
第二次世界大戦モノではドイツ軍=(イコール)「悪役」の物語が多い中、そうではなくて彼らは善良な心を持った普通の人なのだ。というようなエピソードもあって(それが失敗のモトに繋がるわけだけれど)作戦の成功を願いながら見ることができたりしました。
第二次世界大戦の映画は色々と観てたつもりでしたが、本作は初めて鑑賞しました。細かくCMが入るのはいたしかたないのだけれど、色々とカットされた所が多いと思われ、やっぱテレビで観るんならNHKかなぁと思います。


●三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 ★★★

ダルタニアンと三銃士の冒険活劇。
タケゴンとダルタニアンの出会いは中学のころ聞いた深夜放送のラジオマンガだったりします。お色気シーンや深夜放送でしか許されないようなシモネタにカルチャーショックを受けたのは、、そうか(58-13=)45年もムカシのことでありました。
そんな、ふまじめな三銃士しか知らないでアラカン年代になったけれど、大真面目な三銃士のハナシは知りません。さて、本作は大真面目な三銃士なのかというと、どうなんだろ。よくわかりませんが、仲間と共に敵と戦い、正義は勝つ展開は素直に面白いです。
峰藤子の原型はミレディだったのかと気がついたり、飛行船での戦闘シーンはラピュタみたいで見応えもありました。
続編もありそうな勢いだったけれど、、、検索したら作られてないみたいですね。
ちょっと残念かも(-_-;)←映画館で観てない人は大きな声ではいえませんが。


●アーティスト ★★★★★

無声映画からトーキーへ移り変わる時代の物語。
というと「雨に唄えば」が思い浮かんでいたけれど、これからは「アーティスト」になるのかと思わされました。
「雨に唄えば」は名作の誉れがとても高い映画です。でも、タケ的には(映画内で)コケにされた彼女がかわいそうな印象が強く、曲も良いし明るく楽しい映画なんだけれど、それでいいのか?と少し憤ったりしたのを覚えています。
本作は「演技は芸術である」と位置づけしている主人公と彼に見いだされた女優の対比が描かれるけれど、面白い展開であります。
また、「音」が印象的に使われ観客があの時代にタイムスリップすることも容易です。あれはジャック・ラッセル・テリアか?犬が出てくると嬉しいタケゴンですが、彼の名演技も素晴らしいです。

こんなにハッピーな気持ちになれるエンディングは久々でした。
いやぁ〜 映画はやっぱり素晴らしいですね(^o^)v

[87]タケゴンさんからのコメント(2016年08月04日 20時26分22秒 )
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●シン・ゴジラ ★★★★☆

公開されるまで、メディアへの露出がほとんど無かったわけで、事前情報による風評被害を少なくしたいためなのかも。もしかするとスカなのかも。きっと、感想を書く気力が無くなるような出来なんじゃろう(ここに感想を書くのは久々です)。と、たいして期待してなかったれけれど、こりゃどうも、大変、失礼しました<(_ _)>

今まで、脳内での妄想でしか観ることができなかった「ゴジラ」が大きなスクリーンに再現されたわけで、小学生の頃から観たかったゴジラにやっと出会えた感じです。

長谷川博己さん。好きなんだけれど「地獄でなぜ悪い」の印象が根強く残っていて、シリアスな演技にハマればハマるほど、いきなりキレたりしたらどうしようかと余計な心配をしてしまいました。
この役は竹野内豊の方が良かったのではないかと思ったり、ゴジラが無敵すぎないか、F2戦闘機をもっと観たかった、続編はあるのか、、等、いろんな余韻に浸れているわけで面白かったです。
面白かったけれど、ゴジラが暗喩しているものを思うと気が重くなってしまいます。日本は、次のオリンピックまでにゴジラを退治することができるのか。そんなことにも思いを馳せてしまいました。

[88]タケゴンさんからのコメント(2016年09月03日 06時11分46秒 )
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●ゴーストバスターズ ★★★

1984年版のとき、日本の怪獣映画をこんな感じで作ってほしいと思うシーンがありましたが、今回もそんなシーンがあって視覚的には面白かったです。

ただ、ギャグのセンスにわたしの頭がついていけず、アラカン向けではないのかなぁと思ったりしました。
それと、あの方とあの人の使われ方があまりにも、もったいない。
友情出演のたぐいかと思いますが、もうちょっと観たかった。もしかすると、ゴーストになったあの方をあの人がバスターしちゃう「続編」を考えているのでは・・・と勘ぐってしまいますが、もし、そうなったら次も観てみたい気はします。



えーと、ちょいネタバレ・・・・



>あの方とあの人
シガニー・ウィーバーとビル・マーレイなんだけどね。名前を知ってる人がこの人たちしかいなかったせいもあるけれど、スクリーンの重みが変わったというか「絵」に深みが増したように感じました。

[89]タケゴンさんからのコメント(2016年09月06日 20時43分28秒 )
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●君の名は。 ★★★★

「後妻業の女」を観ようとツマに言ったら「君の名は。」がいいとダダをこねます。アラカン世代が喜んで観るような映画ではなかろうと思っていたけれど、どうやらすごい人気らしいので方向転換して鑑賞してきました。

「ふとした拍子に人格が入れ代わる」というような映画はこれまでにもあったので、そういう類(たぐい)のものと高を括っていました。しかし、所々グッとくる所や胸がキュンとなる(アラカン男だって胸キュンします(*^_^*))展開になっていて、面白かったです。

高校の時、美術の時間で「陽の光のなかの裸婦」を模写したことがありました。たわわな乳房やまるみを帯びた女体を彼女に描きながら惚れてしまったのですが、本作はルノワールの絵が動いているような、そんな陽の光の美しさも味わえます。
来年あたりにはテレビでやるかもしれないけれど、映画館の大きなスクリーンで堪能するのが本作の正しい鑑賞方法と思われます。

若いときに観たら、たぶん満点献上してたと思います。このような展開にアラカン男も胸キュンしたけれど、やはり当事者年代の若い人たちは、この数倍の大きさでキュンキュンしながら観れると思ったりしまして、そんな悔しさもあって80点にしたざんす。

[90]タケゴンさんからのコメント(2016年09月06日 20時55分55秒 )
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>彼女に描きながら惚れてしまったのですが
「描きながら彼女に惚れてしまった」が正解(*^_^*)

オルセー美術館に行ったときに本物も鑑賞してきましたが、実物もとても美しかったです。

[91]タケゴンさんからのコメント(2016年10月03日 20時08分15秒 )
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●SCOOP! ★★☆

ひとりの映画鑑賞部員としては、小言をいいたいことは少々ありますが、ネタバレになるからやめときます<(_ _)>
テレビ局が作った映画だけれど、この内容でテレビ放送できるのかしらん?なんて、余計な心配しちゃいました。
小言のヒトツとリンクするけれど、テレビで放送したいので脱がさなかったのかもしれないけれど、この映画のクライマックスのところはテレビ的にはどうなんだろうかとは思います。

よかったのは
1.どこまでが演技かわからないリリーさんを見れたこと。
2.不肖・宮嶋が仕事をしている様子を見れたこと(いや、ぜんぜん緊迫感は無かったけれど、彼は役者じゃないし無理は言いません)。この人の本は色々と読んでいるけれど、彼に脚本を書いてもらった方がよりエゲツなく、もっと面白くなるのではないかと思ったりしました。

今年は「文春砲」が炸裂しまくりですが、ターゲットになるほどの人物はそれなりに成功した人々ばかりだし、ちょっとかわいそうになったりします。でも、本作のパパラッチ作戦は色々と面白かったです。

[92]タケゴンさんからのコメント(2016年11月30日 05時07分56秒 )
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●疾風ロンド ★★★☆

「銀色のシーズン」はエキストラとして映画に参加させてもらったので思い出に残っていますが、本作はそれ以来か(たぶん)、スキー場(いまやスノボ場というべきか)が舞台の映画ということで、楽しみにしてました。
ほとんど事前情報が無い状態で鑑賞しましたが、ロケ地がなんと、もこさんと行った最後のスキーツァーの地、野沢温泉スキー場だったこともあって、心の中でゲタを履いた感じになり、とても楽しかったです。とくに疾風を感じながら観ることになった、あのシーンは素晴らしかった。ここは大きなスクリーンで見れてよかったです。
たぶん、あんなシーンは万が一のことを考えると一般客のいるゲレンデでは撮れないと思うし、きっと、エキストラの募集もあったのではないか?と、今検索してみたら、、ありました(*_*)

>◆撮影場所: 野沢温泉スキー場
>◆撮影期間: 2月24日 〜 3月31日
      (1日だけの参加でもOK です!)
>◆時間: 朝8時ゴンドラ駅集合で夕方までの撮影予定です。

そっか、知ってたら絶対行ってた。休みが多い職場だし(^_^;)当時の電子日記帳を見たら行ける日は何度もあったし、今頃知って、とても残念です。

さて、物語は。。
とある秘密の研究成果が盗まれてしまい、極秘命令で阿部寛がスキー場に探しに行くことになります。アベちゃんはスキーがヘタという設定で笑えるシーンが満載です。大島優子がスランプ中のスノボ選手の役柄でカッコよかった。パトロール隊員のイケメンは、タケゴンはよく知らないけれどジャニーズの人だそうで(ツマ情報)、この人も役にハマってました。「龍馬伝」で子ども時代の竜馬を演じた濱田龍臣くんが阿部寛のセガレ(中学生)になっていて、よそんちの子どもがでかくなるのは早い!と、目を細めてしまいましたです。

物語の設定状しょうがないことかもしれませんが(だって秘密の場所に隠されてるんだもの)、コース外での滑走は禁止されています。でも、毎年同じようなニュースが繰り返し報道されている現実がある中で、彼らは何の躊躇もなく超えてしまい「おいおい君たちいけませんよ」と心の中の善人が叫びます。また、映画鑑賞倶楽部員としてスジガキはこれで良いのかと思ってみたり、せっかく温泉地がロケしてるのにサービスシーンが皆無ってのはいかがなモノかと心の中のスケベオヤジが文句を言いますが、スキー(スノボ)映画の振興を期待して70点(高下駄はいてます<(_ _)>)。

[93]タケゴンさんからのコメント(2016年11月30日 05時15分52秒 )
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>温泉地がロケしてるのに
温泉地「が」ではなくて「で」ですね。
あ、いえ、けっしてスケベ根性で言っているのではありません(*^_^*)銀色のシーズンは、とてもきわどいシーンがあったのでそう感じているのかもしれませんです。
今、野沢温泉の強烈に熱いお湯がとても懐かしいです。もこさま、またスキーツァーの計画をお願いしま〜す♪

[94]タケゴンさんからのコメント(2017年01月10日 09時19分04秒 )
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●ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー ★★★

4を観てから何十年も経つわけだけれど、4と5の感動を追いかけてその後のシリーズを観てきました。しかし、とうてい追いつきません。本作は4が始まる直前の物語ということでささやかな期待があったわけですが、概ね期待通りでありました。必然的にあの人やあいつらが出てくると思ってたけれど、その瞬間はグッときてしまいました。

スピン・オフっつーことで、ファンのために作られた映画ですね。タケゴンもファンといえばファンだけれど「熱烈な」という程ではないだけに、スジガキに不満なところはいろいろあります。
これをいっちゃあ終わりなんだろうけれど、たぶん、遙か彼方の距離を光の速さで移動してる軍団同士の戦いなんだろうけれど、距離感がナワバリを争う反社会的組織の抗争みたいでなんだかなぁ・・・なんて思いました。
それに、正義の人たちは会議の決定を無視して「正義は勝つ おぉぉ~!!」って感じで無謀な戦いに出撃して行ったりするわけだけれど、これはかつてどこかの国が彼の地でやってた事に似てはいまいかと思ってしまうあたり、私の心の透明度が落ちた証拠なんだろうと思います。

>その瞬間はグッときてしまいました。
それまでは30点くらいと感じてたんだけれど、あの1シーンで+30点となりました。

[95]ちち@滋賀さんからのコメント(2017年02月01日 17時32分00秒 )
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この世界の片隅に ★★★★

タケ様 本日映画の日 長女と久しぶりに映画を観てきました。

なんなんでしょう。 アドレナリンとは違う何かの沸騰を感じました。

残業に休み返上、施設の利用者さんに、笑顔も見せられない、そんな毎日。
レクリエーション委員長を命じられ、色んなイベントで喜んでもらおうと思ってますが・・・。

この映画観て、この時代をリアルタイムで過ごされた利用者さんは、何もない
毎日を幸せと思っておられるのではと感じました。


休みの日は、寝ているだけの毎日でしたが、無性に もこ伝に書き込み
したくなりました。 うまく表現できないけど、同じものが感じられます。

明日の夜勤もがんばります。 また来ますね。

[96]タケゴンさんからのコメント(2017年03月05日 17時31分32秒 )
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チチさま ごぶさたしております。

>この世界の片隅に ★★★★
タケゴンは新潟で上映したとき「いつもの映画館(ポイントがたまる)」じゃなかったのでパスしてしまいましたが、見逃したのが残念です(>_<)

>レクリエーション委員長を命じられ、色んなイベントで喜んでもらおうと思ってますが・・・。
ぴったしカンカン(古い?)だと思います。ふぁいとー♪


●ラ・ラ・ランド ★★★☆

ジャズピアニストと女優を目指しつつハリウッド内のファースト・フード店?で働く二人の恋物語。

評判が高く、上質なミュージカルらしいっつーことで期待して行きました。もこさまのレビューも良かったので興味津々です。
たしかに、ジャズ好きな人の琴線には触れると思うしタケゴンが昔見て感化された映画(このまえBS録画を見たら、何で感動したかわからなかったけれど)が絡んできて映画好きな人にも嬉しいストーリーなのかもしれません。
わたしは劇場での鑑賞回数は激減しましたが、映画鑑賞倶楽部員であります。なので、とても良かったと思うし、音楽も二人の歌や踊りも素晴らしかったと思います。本当にワクワクしながら観てました(途中まで)♪

が、、途中で米国映画にありがちな意見の衝突があって、えーー??あんた、、そんなに短気で良いのかと感じるエピソードがありました。
これとは別の「何故?」な事も安易に発生するストーリー展開になってしまい、とてもシラけた気分になりました。

映画内の映画を観て感動し「次に生まれるときはアメリカの若者になりたい」と思った、まだ純粋な心を持った頃ならば違った感想になったかもですが、前述の2点、、そこをもう少し納得させて頂ければなぁ、、と素晴らしいエンディングに心を震わせつつも脳内で別の脚本(おれならこうする)に思いを馳せて劇場をあとにしました。

[97]タケゴンさんからのコメント(2017年03月11日 17時19分10秒 )
URL=http://8807.teacup.com/tkg/bbs
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●この世界の片隅に ★★★★

>見逃したのが残念です(>_<)
と書いたあとで検索したら、まだ逃してなかったです。超ロングランですね。

この映画は興味があったものの、いつもの映画館(ポイントがたまる)でやってないし、原作が同じ方の「夕凪の街 桜の国」は良い映画だったけれど、なんか、観たあとで悲しくなるのは困ったもんだという思いがあって、スルーしてました。
でも、映画鑑賞倶楽部員としては観ておくべきかと思ったり、近所の上映館では「55歳以上1100円」という料金設定があることを知って行ってきました。

行って良かったです。
すずさん夫妻はわたしの両親とほぼ同年代だと思うけれど、わたしは戦争を知らずに生きてこられたし、わたしの子どもたちも戦争とは無縁です。
今は爆弾が降ってこない日常があたりまえだけれど、普通の生活の中で爆弾がいつ降ってくるかわからない毎日がそれほど遠くない過去にあったことを思い出させて頂きました。平和であることのありがたさが身に染みます。

役者に合わせて台詞を考えるのを「あて書き」というらしいけれど、まるで「あて書き」されたかのように、のんさんにピッタシはまってました。再びテレビでしょっちゅう観れる日が来ることを期待してます。

とても良い映画だけれど、途中で理解しがたいエピソードが挟まったので、そのぶんが★ヒトツ原点となりました。

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