 |
 |
 |
|
［小川もこの伝言板一覧に戻る］ お名前：はのすけ 
地域：中部 本日の「ラッキーブックがいっぱい」（だっけ？）でもこさんが紹介したのが、何と文春の 「バスジャック少年の両親の手記」だったのでびっくりしました。 私も最近その手記を読んでいて、思う所もあるので支離滅裂になりますが感想を書きます。 この手記はお父さんとお母さんが交互に書いているものですが、まず、思ったことはこの両親 達は事の重大さをわきまえている一方で客観的に物事を見る目をお持ちの方なんだなと思いました。 全体に明晰な文章で冷静に抑揚を押さえて書かれていました。 しかし、少年がイジメが原因（だと思う）で「引きこもり」して、ナイフなどを集め過激な行動 を取って自身がＳＯＳを出しているのにも拘わらず、何か事件でも起きない限りは警察も手は出 せないとか、保健所、療養所も引き取れないとかを書いたくだりではイニシャルだけど相手の 名前を出して多少興奮していたようにも見受けられました。 少年がこういうことをするに至った原因については不明なんですが、やはり中学時代のイジメ体験 が大きかったのでしょう。少年はじっと我慢をするタイプだったので、突如「キレ」たりしたよう です。また、その「キレ」方が面白いという理由から何度もイジメに遭ったみたいです。 こうやって何度も陰湿なイジメをされると、特に潔癖症だった少年においては精神を病むような事態 になっても少しもおかしくないと思う。 ひとつ気になるところがあるのですが、、少年が親に対して暴言を浴びせるようになって親が隷属 された時に、何故親がもっと毅然とした態度を取れなかったのだろうということ。 特に男親であれば、「それが親に向って言う言葉か！」って殴り合いの喧嘩のひとつでもできなかった のだろうかということ。そうすることによって親の体温・ぬくもりが分かるような気がするのだが。 （多分私がそういう状況に陥ったらそうすると思う） 責任問題については、これは申し訳ないけど親に責任があると思う。勿論彼らもそういう捉えかたを しているのですが･･･。ただ、全責任とはいいません。予測不可能な経緯が多々あったと思いますし。。 （ところで、志茂田景樹の息子が暴力で検挙されたらしいけど、あれは志茂田さんにも責任はあるの かな？三田佳子の場合はどうなんだろう？） あと、印象に残った言葉･･･少年がイジメに遭ってると聞いた知人の子供がこう言ったそうです。 「イジメを受けても、そう簡単に言えるものではない。イジメを受けた者は、その思いを心の奥底に ある硬い金庫みたいな箱に入れ、その箱にガチャガチャと鍵をかけ、さらに鎖でぐるぐる巻きにして、 だれにも言えない思いをしまい込んでいるんだよ」 切ないですね。 |
親子でも、感性の部分には大きな差があって、子供が求めている親の愛情と親が子供に求めているものが微妙に違っているのだと思う。
芸能人の子供の多くが金銭的には満足した暮らしであっても、心の中に寂しさがあって、どうしても甘えたい気持ちが多くあるのと同じで、犯罪にまで行ってしまう子供たちの心の中にも、満たされないものがあるのだと思う。
親は、それがなんなのか、見極められればいいけれど、もしも、違ったところで「こんなにも愛情をかけているのに」という気持ちがあったら、子供にとって、ありがた迷惑でしかないと思う。
こんな言い方は語弊があるかもしれないけれど、的を射たところにびしっとやってもらえばそれで充分と、私は思っています。
私自身は、自分の行動に迷いに迷ったけれど・・・。
中学３年の今の時期と言うと進路の上で岐路に立たされる場面です。
今まで特に問題（何が問題かも問題だが）の無かった子供が、学校を休みがちになったり
突然髪を染めて来たり、攻撃的な態度が多くなったり・・・と色々あるようです。
で、親を呼んで話をしてみると・・・
実は離婚調停中なんですって話が出たりとか
学校へ来てまで「お前のせいだ」「あなたの躾が」と夫婦喧嘩を始めたりとか
夫婦でパチンコへ行っていて帰りが遅く、子供だけで夕飯を食べたりしているとか・・・
「親の言うとおりにしていれば、子供は考える必要は無い」って考えで躾ているとか・・・
かと思えば、子供の言うことは無条件に聞いて何でも買い与えていたりだとか・・・
もう、それは「なるほど」と思ってしまうような事が多いそうです。
でも、「あなた達に原因があるかも」とハッキリは言えず、それとなく諭しながら
「一緒に考えていきましょう」と言うのが精一杯だそうです。
でも、そんな親御さん達に限って「学校がちゃんとしてくれないから」って言葉が
出てくるそうです。
世の中の不安はそのまま、子供も感じ取っているはずです。
そんな時、一番頼れるはずの親が地に足が着いていない状態では・・・
子育てに「こうやれば」って正解は確かにありませんよね。
１００人の親がいれば１００通りの子育てがあると思います。
でも、方法はどうあれ子供と正面切って対峙する真剣勝負じゃなきゃいけないってのは
変わりのない正解なんじゃないでしょうか・・・。
＞「バスジャック少年の両親の手記」だったのでびっくりしました
そうですね。
昨日の放送は まだ半分しか聞いてないけど爆笑投稿もあってナカナカ充実した内容だなぁと思って聞いてました。
亀田の中学生、、ちーーと、放送的には いまいちのノリではあったかもしれませんが 新潟人の素朴は出てましたね。
ん、、そうそう バス。。。
先日東京に行った帰り、時間があったので八重洲地下街の本屋で立ち読みしました。
ちょっと読んだけど、ムナクソがわるくなって買わなかったんだけど、今日買って良く読んでみます。
私は もこさんのおっしゃったこととは少し異なった考えを持っています。
今、じっくりと読み終わりました。
＞ちょっと読んだけど、ムナクソがわるくなって
パラパラと立ち読みしたとき、子どもに命令されている両親、それと、父の文章が客観的で冷たい印象を受けたこと
あと、Ａ先生や警察、、そんな人たちに対し、独特の言いまわしがあって「そんなことでいいのかっ？」
と、強く思ったからです。
で、今じっくり読みましたが、その印象は変わりませんです。
別の事件でも 共通しているのは、「口のききかた」
親に対し 暴言を吐く 暴力をふるう 人としてあってはならないことです。
しかし、この親たちは「それに ひたすら耐えるだけ」であります。
はれものにさわるようにしてしか 子どもと対峙できない親。それではいけないと思う。
相談にのってくれない病院や警察が わるい と、遠回しに言ってますが、、違うと思う。
ここまで「荒れさせた原因」を、自分たちが作っておいて、それはないと思います。
それと、サバイバルナイフや包丁、あげくは牛刀。。。それを買うお金はどこから出たのでしょうか？
家に引きこもっていても おこずかい をあげつづけたのでしょうか？
そのへんも私には理解できない。
親が親として子どもと対峙できなくて、どうにもならならない 大バカもの を育て上げ
手におえなくなった 大バカものは 社会全体でめんどうをみてあげようじゃないか それが良い。。
という考え方には賛成できません。
この投稿に対するコメント |
