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投稿番号:53117 投稿日:2000年09月20日 06時33分44秒  パスワード
お名前:ふりいと
 

クローン豚で臓器生産

キーワード:クローン 遺伝子 臓器 移植

地域:四国


平成12年9月18日付けの朝刊に、次のような内容の記事がありました。
 日本の農林水産省畜産試験場がイギリスに続いて、今年7月に体細胞クローン豚の
「ゼナ」を誕生させたとのこと。アメリカでは1日13人の人が移植を受けられずに
亡くなっているそうです。そういう状態の中で次世代の臓器供給源と目されているの
が豚です。臓器のサイズが人間に近い等の利点がある一方で、超急性拒絶反応が起き
るのが大きな壁だそうです。
 それを克服するため、人の遺伝子を持つ豚を作ることが行われようとしています。
その中でクローン技術が大きな役割を占めています。クローン技術を使うことで豚の
遺伝子操作が簡単確実になるのだそうです。
 一方で、豚の持つレトロウイルスに人が感染する危険性も指摘されていますが、専
門家の中にはリスクを認識したうえで研究を進めるべきだとの見方を示す方もいると
のこと。
 「ゼナ」が人の遺伝子を持つ豚というわけではないようですが、より安全で、確実、
簡単な移植用臓器の生産を進めるためには、クローン技術が重要な役割を果たすとい
うことの一つの証明ではないかと考えます。
 遺伝子操作、クローン技術の持つ危険性というものを、より長期的で幅広い視点で
検討してみる必要性があると思うのですが、遺伝子組替農作物や遺伝子治療といった
メリットだけにとらわれて、その様な流れは見られないようです。
 みなさんはどうお考えになりますか。


上田のカリメロさんからのコメント(2000年09月20日 09時12分51秒)
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もう一度、人間の生きるということ、死ということを考え直したいと、いつもふりいとさんのスレッドを読むと思います。
ありがとう。

とめきちのちちちゃんさんからのコメント(2000年09月20日 09時34分46秒)
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 でもさっ みんなオリンピックで盛り上がってるんだし
 そう突っ張ってばっかりいないで パーツの問題ではなく
 心の方も語りましょうやっ!

 山口百恵だって「ロックンロール ウィドゥ」を歌えば
 「いい日旅立」も歌う。

 とりあえず 最後に みなさんどう思います と振るなら
それなりのみんなが考えようとする様な雰囲気に持っていかなければ
折角のツリーがもったいないよ。

 確かに みんなが考えなければいけない問題でしょうが 文を読んで
もらいたいのであれば 「みんなの空気」を読んでからでも遅くないよ。

まっ批判じなく アドバイスです。まっご自由に どうぞっ。
 
 

ハッシーさんからのコメント(2000年09月21日 22時44分13秒)
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 豚さんに感謝!豚さんは凄い!

 日本全国に予備軍が百万人と言われる糖尿病。その治療の過程で使われるインシュリンは豚の肝臓を使って合成されてるって知ってました?
 豚肉は、牛肉より栄養はあるって知ってました?ビタミンが牛肉より多いそうです。

 そんな凄い豚さんが、新たにこんな方法で人間に貢献しているなんて。豚さんに感謝しなくては。

 ところで、遺伝子組み替え作物は評判が良くないですね。それに対して、遺伝子治療やクローン技術による移植用万能細胞など、新しい治療法へのの批判は少ないようです。

 この二つの違いは、それほど必要とされていない物(遺伝子組み替え作物)と、開発されるのを待ち望んでいる人々がいる(遺伝子治療)、の違いなのだろうか。

 「アリーmyラブ」というアメリカのドラマで、豚の肝臓を移植されて死なずにすんだ男が、医者を訴えるストーリーがあったけど、僕は死ぬと思えば豚の肝臓でも移植を望むだろうな。死ぬよりマシだと思うから。

Keiさんからのコメント(2000年09月22日 07時31分30秒)
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ークローン技術ー
確かに、色々な問題点をはらんでいるんでしょうが、
いまは、クローン技術で心臓移植が可能になるの?
と素直に驚き、喜びたいと思います。
と書きながら、利用される豚さんの人生、いや豚さんだから豚生考えると
やっぱり??????
難しい問題です。結論はでないと思いますよ。色んな人の意見があって
そのどれが正しいかなんて決めることなんかできないですよ。
私は、病気も含めて与えられた生を受け入れることが
幸せだと思う。領分を越えて(臓器移植が果たして領分を越えているかどうかって
ことも難問ですが)生きることは間違いでは?という考えの持ち主ですが
理屈はいくらでもいえても、我が子が心臓の病気になったとき、倫理だ何だって
果たして言えるのか?と考えるとわかりません。

> 確かに みんなが考えなければいけない問題でしょうが 文を読んで
>もらいたいのであれば 「みんなの空気」を読んでからでも遅くないよ。

  私もそう思いますよ。せっかく、いいテーマがもったいない。
  ”みんな浮かれてないで、色んな問題あるでしょう”っていいたいのかもしれませんが、
  空気を読むってことはけして迎合でも何でもなく、戦術です。
  それをしたくないのであれば、ディスカッションは望まないことです。
  自分はこんなこと考えてるんです。のアピールにしかならないと思います。

なんていわれちゃうと不愉快でしょうが、私個人は興味深く読ませて頂いてますよ。
いつも。

いまさらさんからのコメント(2000年09月22日 12時44分55秒)
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>みなさんはどうお考えになりますか。

っていわれても、以前のスレッドで「クローン技術=人類滅亡」とさんざあじっていた人から言われても、結論は見えているし、今更なにいってんのって感じ

Keiさんからのコメント(2000年09月22日 21時17分06秒)
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前回のスレッドを復習してきました。
おびただしい量なのでかいつまんでしかよめませんでしたが。

正しいか正しくないかの基準に絶対的なものはないように思います。
クローンが人類を救うと考える方もいれば、そうでない方もいる。
ただ、それが正しいか正しくないか判断することが可能もしくは意味があることなんですか?
正か否かに関わらず世の中はは大きな流れに沿って進んでいくものだと思います。
それを、正しい正しくないと判断するのはあくまで個々の考えかた、価値観でしょう。
我々はそれを正しいとか間違ってるとか論じるのではなく、
そういった流れの中で自分は何を選択すべきか?
選択する覚悟をすることではないでしょうか。
その選択基準は先差万別、それでよいではないですか。
技術の発展には必ずおまけがついてくるもの、
かといって技術の発展を止めることはできません、何故なら人類の流れが
その方向に向かっているから。
技術の発展を否定するのではなく、弊害をどう乗り越えていくか、どう最小限に食い止めることができるか
を論ずることがより現実的であるかと思います。

ふりいとさんからのコメント(2000年09月29日 06時37分17秒)
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 まず、「オリンピックで盛り上がっているところに」というご指摘に感謝いたします。
 ただ、一応時事ネタということで、書き込まないと私自身が収拾つかなくなるという事
情がありまして、新聞の日付に従って早く書き込んでしまいました。自分の能力と相談し
て極力ご指摘に沿えるよう努力してみます。
 以前臓器移植に関連して「クローン技術=人類滅亡」とさんざあじっていたのは事実で
す。しかし、その意見に対してそういう怖れはないという科学的根拠を示していただけな
かったので、それをいまだに探している状況です。
 Keiさんのご意見のとおり、大きな流れというものは個人の力ではなかなか動かし難いも
のがあると思います。
 しかし、一方でしてもいいこといけないことというものの基準は、1つだけ存在すると
私は考えています。
 20世紀の行動としては「技術の発展を否定するのではなく、弊害をどう乗り越えてい
くか、どう最小限に食い止めることができるかを論ずること」は正しいと思います。私は
次の世紀では自然を変革管理するのではなく、自らを変革管理することが重要であり、そ
うなっていくと感じております。
 その意味で、クローン技術、遺伝子操作技術は、まだ間に合う段階だと個人的には判断
していますので、反対の立場を取らせていただいています。間に合わなくなったらその次
点で行動を変化させるつもりです。

いまさらさんからのコメント(2000年09月30日 11時21分37秒)
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「遺伝子操作で新人類が生まれてそれにより画一化され滅亡する」以上の事がかかれていない科学的でないアジに科学的根拠を求めるなんて、ほんとアジそのもの。
おたくのいう人間の画一化だけどさ、より具体的にどのようなプロセスで画一化するの?まずなにが起こって、どう展開して、どういう結末になるのかを具体的に知りたいね。それが科学的説明ってもんでしょう。
まず人間は住む地域の特質によって進化したり退化したりして人種の違いというものが生まれてるけど、そうした地域特質にどう対応するの?
また雌はその種の保存の本能(様々なタイプの種を作る本能)からより特徴のある雄を選択するわけだけど、その本能はどうなるの?
また都合よく遺伝子操作でそんな事は克服しちゃうなんて腐った話はいらないからね。

ふりいとさんからのコメント(2000年10月02日 06時38分44秒)
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 クローン技術のことについて書き始めたのですが、ご要望がありましたのでそれに関連する
内容として、遺伝子操作とからめて再度人類という種の危うさについて書きたいと思います。
 まず、画一化のプロセスは例えば10年20年といった短期的な単位では起きません。
 基本的に生殖方法と生物の成長の期間の問題があるので、現在の条件で考えると少なくとも
何百年、千年単位ということになります。そんな先のこと、自分には関係無いといった無責任
なことは言わないでくださいね。
 次に、大まかなプロセスですが、現在の技術でも、生まれてくる子供の遺伝子を操作して、
遺伝的な病気のいくつかを防止することは出産以前に可能です。また、ヒトゲノムの解読と、
商業利用が進めば、「デザイナー・チャイルド」という親が自分の子供の遺伝的特質を選択し
て思いどおりの遺伝的特徴を持った人間を誕生させることが可能となります。
 そうなった場合、人々の欲望の傾向は大きく1つの方向に向いてしまうのは、明らかではな
いでしょうか。例えば、病気がないほうがいい、身体は大きいほうがいい、美人な方がいい、
頭がいいほうがいいといった一般的な特徴もそうですが、その時流行の芸能人に似せるとか、
そういう嗜好的な選択まで当然に起きるでしょう。現実に自分の子供を着せ替え人形にしてい
る親、自分の好みの人間に育てようと努力している親は現在でも存在しますから。
 つまり、親の好みによって子供の遺伝子が操作できるということは、現在の色々なヒット商
品が生まれるのと同じ論理で画一化が進行することは否定できないでしょう。また、それを法
律で規制するということは、それを望む人が居て、それを実現する技術が社会に出ている以上、
不可能になるのはみなさん自身が言っているとおりです。
 また、同様にクローン技術が一般化すれば、自分の遺伝子をそっくりそのままコピーした、
「クローン・チャイルド」を選択する人も出てくることでしょう。
 以上のような状況が、長期的に進行することで、遺伝子情報は極端にその多様性を失うこ
とになると考えられます。残念ながら、地域的特質も都合よく遺伝子操作で改変できてしま
います。それを望む人が居るからです。
 多様性を失うということは、種の保存という観点では極めて重大な危機です。なぜなら、
多様性があるからこそ様々な自然条件や、突然変異に対応できるからです。また、そうなっ
てから国家的、地球的な規模で遺伝子の多様性を取り戻そうと法規制や、管理が行われると
したら人権侵害になる可能性が高いため、実際にできるかどうか確定的ではありません。
 いったん遺伝子操作やクローンを社会に出してしまえば、それを行なわせないことが権利
の制限になってしまいます。また、それを管理することも、権利の制限になってしまいます。
 人間は社会の中で生きている以上、ある程度共通の価値感をもってしまいます。それが、
遺伝子情報の世界にまで恣意的に影響するとすれば、長期的に考えれば単一化は困難ですが、
多様性を無くすということは容易に想像が付くと思います。種としての存続の基盤を大きく
損なって、環境の大きな変動が起きれば絶滅という想定もあながち否定できないと思います
が。
「遺伝子操作で新人類が生まれてそれにより画一化され滅亡する」
新人類が誕生するとは一度も書き込んでおりませんのでお間違いなきように。

のいづ@反終末思想主義者さんからのコメント(2000年10月02日 16時25分46秒)
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 てなわけで、極端なシミュレーションを立てての「人類絶滅の可能性が『否定できない』」なんて主張はあいかわらずのようですが、だったらこちらも「人類絶滅へのシミュレーション」を立てましょう?
 
 ・コンドームやピル等の避妊具の普及が、先進国の少子化現象を生み出すことになりました。で、避妊具の全世界への普及は、少子化による人口減少から物理的遺伝子の多様化が損なわれ、人類絶滅につながる可能性は「否定できません。」あなたは避妊具に反対しますか?

 ・あなたのX世代先の子供が、凶暴なヒトラーのごとき独裁者になって、核兵器のボタンを押して人類絶滅につながる可能性は「否定できません。」あなたは子供を産むのを止めますか?

 ・インターネットによる各種情報の集積は、核兵器や生物兵器の人類絶滅兵器の情報のやりとりも容易にし、いかれた科学者がこの情報を利用して人類絶滅計画を実行する可能性は「否定できません。」あなたはインターネットに反対しますか?

 ・人類が科学技術等の各種技術の継承・集積を容易にした一因に「文字」という技術を発明したことがあげられますが、もし、明日クリントンとプーチンが発狂して、科学技術のグロテスクな形の集積結果の産物たる「核兵器」を発射して人類が絶滅した場合、人類絶滅の責任の一端は、太古の昔に文字を発明した名前の知れない「特定個人」にあるというわけでしょうか?(爆)

 ………なによりも、私(のいづ)自身が数年先において、ビルゲイツのごとくの莫大な資産家になって、その資産を利用して、人類を絶滅に導く技術開発を行う可能性は、自分自身はともかくも、第3者がその可能性を「否定できない」でしょう???

 まぁ、人類絶滅はともかくも、小金持ちくらいの資産家には一生に一度でもなってみたいものだ?(爆)

いまさらさんからのコメント(2000年10月02日 18時33分59秒)
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なーんだ結局人の好みで世界滅亡って事か・・・

>つまり、親の好みによって子供の遺伝子が操作できるということは、現在の色々なヒット商
品が生まれるのと同じ論理で画一化が進行することは否定できないでしょう。

ヒット商品と人の命を同じ天秤に掛けるとはすごい飛躍ですなぁ。そこまで人を単細胞の馬鹿と見ているわけだ。

おたくの理論を実践するには親は子供を愛情を注ぐものではなくペットして考え、しかもその理想型がすべて同じでなければならないわけだ。ペット的に考えるという人は今もいますけどね。理想型が同じになるかというとこれは断言出来ないことでしょう。人種の違い、地域差、男女の違い、年齢による違い、育ってきた環境の違い、おたくとその周りの人の好みが1から10まで全部同じなんて事はないでしょう。兄弟だって好みは違う。それこそ千差万別。更に人の運命を左右する事を考えると洋服を選ぶように画一的なものを選ぶという方向にはなりにくい。それに仮にそうした服を選ぶように遺伝子を操作という事になっても、わずか1年でも時代によってその理想型は変化するわけよ。なぜなら人は欲望を持っているから。
それとね。こうした理想型というものに心を動かされるのは子供を産ませるだけの男性思考なのよね。女性は産む側としてそんな単純な発想はしないのよ。タレントにきゃーきゃーいう姿を見ていってるんならお門違いでそんなレベルではない、おたくの話は同じレベルで語ってるけどね。人間は遺伝子を受け継いだものを残そうという本能で相手を選択するわけで、そのときに男はより平均的な考えになるのよ戦略的に、でも、女性はそんな事はないの。意外と極端な相手も選択しようとするわけよ。それは多様性を持たせようとする本能からの選択なのよね。そうした本能をおたくの話は都合よく無視してるのよね。

いまさらさんからのコメント(2000年10月02日 21時11分55秒)
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のいづ@反終末思想主義者さんへの付け加え

文字を発明したどころか、初めて2足歩行をしたやつにも人類絶滅の責任の一端があるって事でしょうね。

いまさらさんからのコメント(2000年10月02日 22時27分22秒)
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>書き込まないと私自身が収拾つかなくなるという事情がありまして、

あっそうか結局自己満足なのね・・・なっとく

ふりいとさんからのコメント(2000年10月03日 06時17分28秒)
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 本当に細かいことを言えば、全ての人間の行動は種の絶滅へ向かっています。
これは、どの種でもほぼ同じことです。なぜなら、形あるものは壊れ、命あるものは死ぬこ
とは自然の法則だからです。
 遺伝子操作、クローン技術の問題は、そういうレベルを逸脱しています。
一度始めてしまえば後戻りできません、その影響は加速度的に進行し、人間以外の種にまで
多大な影響を与えることでしょう。そして、その影響を、始めた本人自身が管理することが
できないのですから。自分の行動に責任持たないというのは、人間としては基本的におかし
い考え方だと思いますが。
 また、遺伝子操作やクローン技術でしようとしていることが、本当に人間に恩恵を与える
かどうか疑問です。 
 例えば、自ら病気になりたいと思う人はいませんが、人類が種として生き延びるためには
誰かが病気にならなければならないことも現実にあるのです。突然変異というものがそれで
す。
 突然変異でできた遺伝情報が、病気になるからという理由で修正されることが続けば、新
たな病気、環境の変化には対応できなくなってしまうのです。
 つまり、悪い遺伝子というものは存在しないのです。良い悪いという判断は、人間がその
時の状況に応じて勝手にしているものです。
 問題は、遺伝子を修正することで解決するなどという安直な方法でなく、全てのものをあ
りのままに受け入れ、公正に扱うということで解決しなければならないということなのだと
私は思います。
 また、流行というものはできるものではなく、生み出されるものであり、選択肢というも
のも多くの場合自分自身が選択しているつもりでも、与えられたものの中から選んでいるこ
とがほとんどです。
 来年の春夏の流行色が発表されましたが、それらは世界でのそういう選定組織が選んだも
のを参考に、国内の選定組織が選んだものをデザイナーが採用してものを作り、物を買う人
達はそれらの中から選ぶという行動をするわけですから、それ以外のものを選びたい人は、
それなりの困難を自ら排除する必要性に迫られます。
 その状況下で、個人として本当に自らの選択をしていると考えて良いか疑問だと思います。

いまさらさんからのコメント(2000年10月03日 10時04分15秒)
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管理を間違えば大きなそして場合によっては致命的な問題も発生させる可能性がある技術であるという事はいえるけどね。おたくのいうことは長い期間で考えないといけないといいながら、それに携わる人に関しては現在の感覚でしかない。技術は未来で人は過去。そりゃあぶないわなぁ。原始人に原子炉を扱えっていってるようのもんだ。

>突然変異でできた遺伝情報が、病気になるからという理由で修正されることが続けば、新
たな病気、環境の変化には対応できなくなってしまうのです。

おたくの都合のよい革新的な遺伝子操作技術なら、新たな病気も環境の変化も対応出来ちゃうでしょう。
>地域的特質も都合よく遺伝子操作で改変できてしまいます。
ってついこないだいったばかりじゃん。

まだ人の命と服選びを同じに考えているわけですね。ようはおたくにとってそれは同程度の事にしか認識出来ていないわけだ。さすがは出産を「儀式」と言い切るだけの事はある。

>それなりの困難を自ら排除する必要性に迫られます。
なんだそりゃ?服を選ぶのに大層なこって。おたく以外の全世界の人はみんな同じ服装しているようにおたくの目には映ってるんだ。たまには外に出て人を観察する事をおすすめしますよ。それとそうなると遺伝子選定組織がおたくの理論では「必ず」作られるって事になるんでしょうね。あーそりゃ大変だぁ。それとね意外とこの選定組織が考えた色とかが流行らないって事もあるんだよ。予期せぬ流行ってもんもあるしね。

のいづ@苦労人間さんからのコメント(2000年10月03日 23時30分59秒)
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> 本当に細かいことを言えば、全ての人間の行動は種の絶滅へ向かっています。

 まず、「全ての人間」とは、いったい誰のことを言ってるわけ?
 太古の昔のネアンデルタール人・北京原人から、人類最後の日の未来人までのことを言ってるわけ?
 北極のエスキモーからオーストラリアのアボリジニや水曜スペシャルの川口浩の探検先で発見された腕に時計の跡がある新人類のことを指すわけ?(古いネタだな、、、)

 また「人間の行動」とは具体的にどういう行動を指すわけ?
 「朝起きて歯を磨いて飯食って小便して寝る」日常生活の行動のことかい?
 「雄雌が恋愛して交尾して子孫を産み育てる」行動のことかい?

 そして「絶滅へ向かっている」とは具体的にどういうことなの?
 ひとりひとりの人間や人類の行動全てに固有の「絶滅指数」があり、個人の行動ひとつひとつの絶滅指数の累計が一定量に達すれば「個体の死」となり、全人類の累計が一定量に達すれば「絶滅」とでもなるんかいな?(爆)

> なぜなら、形あるものは壊れ、命あるものは死ぬことは自然の法則だからです。

 生物に寿命があり、この世に生きるものはいつか死ぬでしょうし、X億年〜X兆年の単位で見れば、おそらく地球上の生命体すべてが「絶滅」するであろうことは理屈として想定されるでしょうな。(爆)

 しかしながら、「形あるものは壊れ、命あるものは死ぬことは自然の法則」の理屈は、「全ての人間や生物の未来における個としての死滅や種としての絶滅」を説明する理由にはなりえても、「全ての人間の『行動』は種の絶滅へ向かっています。(『』は筆者の追記)」を説明する理由としては、論理的整合性を欠いていて、理屈にあってないではないでしょうかな?(爆)

 まぁ、移植医療以来の過去ログやら何やらいろいろ検証して、ふりいとさんの「終末思想」なるものが相当理解できました。以下、私なりにふりいとさんの思想を解釈してみましょうか?(決めつけということになるが、下のスレッドで、な〜さんのことを「法制度を否定している」とふりいとさんは決めつけてましたから、このくらい許されるでしょ?)

 ・遺伝子医療・クローン技術……大絶滅の行為
 ・移植医療…………………………中絶滅の行為
 ・風邪薬治療………………………小絶滅の行為
 ・歯磨き……………………………微絶滅の行為

 どうやら、ふりいとさんの辞書には「創造」や「再生」という言葉はないようですな?

ふりいとさんからのコメント(2000年10月05日 20時37分43秒)
 

本人によりコメントは削除されました。 2000年10月06日 02時21分11秒

ふりいとさんからのコメント(2000年10月06日 02時25分19秒)
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 「管理」が人間の浅薄な知識と未熟な技術とうつろい易い感情でできると考える
ことは私にはできません。
 また、新たな病気、環境の変動に対して、遺伝子操作で対応することこそ、遺伝
情報の画一化を急速かつ広汎にすすめてしまうことになります。
 人が未来にもっとよりよく変わっているという保証は誰がしてくれるのでしょう
か。2000年前と比べて人類がどれほどより良い存在になったでしょうか。
 予期せぬ流行という例外的な事例をもって、一般的な論理を否定するということ
が可能でしょうか。
 日本の高齢化がここまで急速かつ大幅に進行したのは、テレビというメディアに
よるところが大きいという学説もあります。
 「全ての人間」の行動ではなく全ての「人間の行動」というつもりだったのです
が、誤解を招く記述をしてしまいまして申し訳ありませんでした。
 人間の行動とは人間の生命活動です。絶滅指数はありませんが、老化という現象
で定量化できます。
 人類という種の絶滅も、種の老化現象として計ることは可能だと思います。
 のいずさんの解釈は間違ってはいません。
 私も現在の文明、科学といったものをすぐに全て捨ててしまい、原始人になりま
しょうというような思想は持っておりません。ですから、自動車にも乗りますし、
献血にも行きますし、風邪をひいたら薬も飲みます。カップラーメンやレトルト食
品も食べます。しかし、それらの行動が全て良いことで、こういった考え方での生
活を未来永劫に続けることが、人類の長い繁栄につながるなどとは思っておりませ
ん。
 できることからやる。身近なことからやる。自分自身で自分自身の行動を律する
努力をする。といった積み重ねが、自らの健康も、人類の長寿にも、同時に結びつ
くと考えて行動しているだけのことです。
 「創造」とは「破壊」無くしてできないものです。破壊とは現存人類の絶滅のこ
とでしょうか。
 「再生」とはもう一度やり直すということですか?(間違っていたらごめんなさい。)
歴史にもう一度ということはあり得ません。

一部認識が甘く、正しくない内容がありましたので訂正して再掲載いたしました。

のいづさんからのコメント(2000年10月07日 02時10分07秒)
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 私は、人間の行動・生命活動の個別具体的内容のすべてについて、
未来における個体死・種としての絶滅に、具体的な形の因果関係が
すべてにおいて成立し、かつそれが証明可能であるか否かについて
説明を求めたつもりだったのですが。(う〜ん、文章硬すぎる、、)
 先に、「避妊具の普及で人類が絶滅する可能性」やら、
「自分の直系子孫が人類を絶滅させる可能性」や、
「核開発の原因の一端は古代人類の文字発明にあるのか」の
質問を提起したのも、そのためなのですがね?

 たとえば、明日、私が自動車事故で死んだ場合も、死亡原因は
「老化」であり、天から与えられた宿命として受け止めるべきで
あるなんてバカなことは言わないでしょう?
 また、西暦9999年に小惑星が地球に衝突して人類が絶滅した場合、
人類が絶滅した原因の一端は、西暦2000年某月某所でたばこ一服
吸ったことにあるなんてことはたぶんないだろうと思いますよね。

> 「創造」とは「破壊」無くしてできないものです。破壊とは
>現存人類の絶滅のことでしょうか。
> 「再生」とはもう一度やり直すということですか?
>(間違っていたらごめんなさい。)
>歴史にもう一度ということはあり得ません。

 ちなみに再生とは英語のリピートの意味も辞書にあることはあるが、
この場合は「蘇生」といったほうがもっとわかりやすくなりましょうか?
(創造という言葉と近い意味で書いたつもり)

 「生命活動」という言葉で解釈するなら、「創造」は
「生命を育む」「生命を維持する」「生命を蘇生させる・
生命が蘇生する」ですか。

 もっとも、生命活動に破壊的側面を備えていることは
事実でしょう。(捕食活動を例にあげるまでもなく)

 しかし、問題は生命活動の破壊的側面を、

 「生命科学的事象として客観的に認識している」か、
 「個人的思想信条の根源・根本の基盤としている」か
でしょうか?

> 「創造」とは「破壊」無くしてできないものです。
>破壊とは現存人類の絶滅のことでしょうか。

 こういう言葉が出てきたことで、ふりいとさんは後者で
あると私はみました。

 私は、ふりいとさんの頭には先に「人類絶滅」の結論があって、
それを理由づけるために、あまりにも現実離れした未来予想
シミュレーションを「こじつけ」ているようにしか思えなかったの
ですが、これで私の中ではますます確信として深まりました。

 まあ、「人類救済」のため、せいぜいがんばりなされ、、、、

ふりいとさんからのコメント(2000年10月07日 05時30分52秒)
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 申し訳ないですが、コンドームの使用が少子化を生むというような根拠の無い
論理にいちいち反論する気はありません。コンドームなどなくても先進国は少子
化が起こるようになるのです。コンドームはたまたま利用された技術でしかあり
ません。少子化は経済的発展が優先される社会においては、家庭での消費生活を
維持するために子供にかかる経費を削減するということの選択として起こるもの
です。
 あまり根拠の無い論理を展開していると自らの首を絞めることになりかねませ
んよ。
 のいづさんが自動車事故で亡くなった場合の死亡原因の中には、厳密に考える
と老化が入ってくると思われます。それが主要な要因になるかどうかは個別のケ
ースで違ってくるでしょうが。老化というものは判断力の低下、反応速度の低下、
仕事の正確さの低下を伴います。つまり、10年前なら回避可能であった死亡と
いう結果をその次点では回避できなかったという可能性はおおいにあります。
 その他の要因として、前走者が事故を起こして巻込まれたという場合において
も、あなたは人間の創り出した車社会に、自ら参加することを望み、事故が起こ
る危険があるということを予め知りながら自動車を運転する以上、自分の死亡と
いう結末を、与えられた運命として受け入れざるをえないでしょう。それを望ま
ないのならば少なくとも個人として自動車には乗らないという選択はできますし、
もし、それが人類の絶滅を生むような危険があると判断したら、自動車の無い社
会、あるいは事故の起こらないというのは不可能だとしても、より起こりにくい
交通手段を開発するように社会に働きかけるということを、選択をすることはし
ないのでしょうか。
 私は、これまでの人間の文明は、欲望を膨張させ続けることしか考えなかった
と考えています。
 人類の種としての発達を考えれば、そろそろその様な子供の社会ではなく、成
熟した大人の考え方として、自らの欲望を自ら律する、ほどほどで満足するとい
うことを知ることができる社会を創造することが必要だと考えているのです。そ
のための破壊活動として、これまでの価値感、考え方といったものを転換するこ
とが必要だと考えているのです。
 つまり、欲望を膨張させつづけていけば、いつかは弾けて、自らにその危険が
及ぶという、誰でも知っている教訓をそろそろ実践してはどうかということです。
現在「先住民」と言われ、差別をを受けた歴史のある人達の多くは、自分達が食
べるぶんだけしか狩りをしないという掟を持っています。それは多く狩りをしす
ぎることが自らの食糧不足を生むということを自然に悟っているからではないで
しょうか。それ故に彼らはほどほどで満ち足りるという生活をしているのではな
いでしょうか。
 また、金の好きなお殿様が自分の手に触れるものをすべて金に変えてもらえる
ように仏様に頼んで、結果として自分自身が食べるものまで金に変わってしまう
ので、餓えて死んだなんていう昔話も日本には伝わっているようですよ。
 他人のいうことが自分の欲望の尺度にあわないからと言って、頭から否定して
しまうとお殿様のようになるかもしれませんよ。

のいづさんからのコメント(2000年10月07日 16時02分01秒)
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 ちなみに私は自分で車を運転したことはなく、自家用車すら持ってない「無免許人」で
すが、もし、ホントに自動車運転して死亡したら、「道路交通法違反」で、被疑者死亡で検察庁へ書類送検されることになる。(爆)
 これでも「老化」が原因に含まれるとしたなら、私は「ボケ人間」だったことになる?(大爆笑)

 単純な話、事故調査の警察官はおそらくこういうでしょう。死亡原因の最大の理由は「運転者の天命・寿命」とは思わず、「運転者がバカだった」のひとことで片付けられますな。(爆)

> 申し訳ないですが、コンドームの使用が少子化を生むというような根拠の無い論理にいちいち反論する気はありません。

 先進国の少子化が、避妊具のほかに各種の社会的要因が加わって発生したことは私だってわかってますわ。それを承知の上で「コンドーム使用による少子化で人類絶滅」の話をしたのであり、「クローン技術の使用による遺伝的同一化で人類絶滅」の話があいかわらずやから、それにあやかって私が築き上げたひとつの「サイエンスフィクション」てなわけだ。

 たとえば、全人類が明日からでなくとも、10年20年のうちに全生殖行為にピル・コンドームを使用し、それを全人類が一生涯続ければ、理屈の上では100年強で「人類絶滅」ということになる。(爆)
 中には失敗して「生を受ける」例もありましょうから、その御方も一生涯避妊具を使いつづけることでまぁ、人類絶滅には200年くらいはかかることになりますかな?(爆)

 てなわけで、地理的要因・理科学的要因・社会的要因・経済的要因・心理的要因・宗教的要因等々を自分に都合のいいように無視もしくはねじ曲げて解釈すれば、「人類絶滅物語」なんていくらでも作れますわ。

 バイオテクノロジーを無批判に礼賛するつもりもないし、「人類の遺伝学的同一化による絶滅の可能性」を主張するのは自由だが、
 「あまりに現実離れした根拠を振り回しての論理を展開すると、自分の首を絞めることになりかねませんよ?」

ふりいとさんからのコメント(2000年10月11日 07時48分38秒)
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 のいづさん、たいへんありがたい意見痛み入ります。
 私も、極論としての「人類絶滅」を掲げております。実際には誰も気がつかないところで
遺伝子の多様性が損なわれ、自然に絶滅したように見えるが実はそうではないというレベル
に落ち着くのが妥当な線だと思います。
 しかし、そういう危険もあるということを本当に理解したうえで、選択をしているのかと
いうことはよく考えてみる必要があります。
 携帯電話は、本当に必要だから持っているのか、みんなが持ってるから欲しいということ
ではないのか、留守番電話は本当に必要なのか、黒電話ではいけないのか等、考えてみると
自分が選択していると思っていることが、実はコマーシャリズムや、そういう環境にまわり
がさせているだけではないのかということに気が付かないでいるだけではないのかというこ
とを知った上で、よく考え直す必要があるのではないかと私は思っています。
 自ら考え、自ら判断し、自ら責任をとるということができて、初めて真に自由な存在にな
れると私は考えています。
 だから、あえてアンチテーゼをさせていただきました。また、問題があることについては、
私は個人として問題解消について取り組み続けるつもりです。

なぐりさんからのコメント(2000年10月16日 22時10分23秒)
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世界中が真似るだけの人間が誕生する可能性があるのか?
黒人も白人も黄色人種も、キリスト教徒もイスラム教徒もユダヤ教徒も仏教徒も、西ヨーロッパも東ヨーロッパもアジアもオセアニアもアメリカも。10代も20代も30代も40代50代も、富める人も貧しい人も、女も男も、寒い所に住む人もジャングルの中に住む人も都会に住む人も農村に住む人も山岳にすむ人も海辺にすむ人も、満足する人間が誕生するのか?

答えは否。まずそうする為には地理的要因・理科学的要因・社会的要因・経済的要因・心理的要因・宗教的要因等様々な違いが1つにまとまる必要性がある。これは不可能。
流行うんぬんの話は実に馬鹿馬鹿しい。ここで語られた流行などというのは世界的にみて非常に限定された地域での動向でしかない。敢えて言えば、先進国の中の日本の中の東京の渋谷公園通り程度の地域しか当てはまらない。人類というレベルでの事ではない。マクロな話をミクロで話しても無意味。



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