●Jwing-11月号
・ブルーインパルスをとことん楽しむ大特集!
この秋、晴れ渡る空の下でみたいもの それはブルーインパルスだ!!
「キューピッド」のハートは5、6番機が描く。
4番機のスモークがこれを射抜くと、男性ファンでもぐっとくる!?
<ブルーインパルス機体のアップと青空にハートの飛行機雲の写真>
ブルーインパルスは、航空自衛隊第11飛行隊に与えられた名称とのことで、パイロットや整備士たちの顔写真も紹介されてます。もちろんブルーインパルスの写真もたっぷり、曲技飛行の全てが説明されていて興味深く読みました。読むと、じっさい飛んでるところを見たくなる一冊です。この他に、9月8日の百里基地の熱血!航空祭レポートもありました。が、百里基地では雨のため飛行展示は中止になったことも紹介されてました。
はたして、小松基地航空祭はどうなるか・・・
Jウイングは本屋で立ち読みする程度で買ったことはなかったけれど「10月5日の小松基地航空祭にいく」と決めた8月くらいから買って読むようになりました。
会社を辞めたとき、上越と本社で送別会をやってもらい、それと有志の人たちから送別会をやってもらったのですが、有志の送別会のときオヤブンとみんなに呼ばれてるご夫婦から「これで奥さんと旅行にでも行ってきてよ」と餞別を頂きました。
これから収入が途絶えるのに「旅行なんて、とてもできない」とは思いましたけど、厚意にきちんと感謝するには「楽しい旅行に行くことが大切」と思い直しました。そんな気分で新聞のチラシの旅行案内を眺めていると「小松基地 航空祭2013 日帰り 大人7980円」を見つけました。
頂いた餞別は、一泊二日温泉旅行が楽しめるくらい、いっぱいもらったのですが、節約思考的気分と旅行に行きたい気分のちょうどよい折衷案的な料金設定です。ツマは戦闘機に興味は無いヤツですが「ブルーインパルス見たいんだけど、どぉ?朝4時出発なんだけど、これ、いってみようか?」と聞いてみると「うん 行こうじゃないか(^o^)」という返事が返ってきたので、ネットですぐに申し込み。
バスは、戦闘機オタクみたいなのばっかしじゃないかと思ってましたが、あにはからんや、似たような年代のご夫婦や後期高齢者風のオジサングループ、子ども連れのファミリーが多かったです。30代前後のいかにもなオタク風の方々は少数でした。Jウイングを持参し、あらかじめプログラムをネットでダウンロードして「F-15はどうたらこうたら、F-2は国産の戦闘機で、、ブルーインパルスのパイロットはエリート中のエリートしかなれないのだよ」など、ツマにレクチャーするタケゴンは「あのハゲオヤヂって おたく?」と思われてたかもしれません。
小松インターには8時ころ到着。7時45分から始まる飛行展示には間に合わず「もうちょっと早く出る行程にするか、途中の休憩は10分にした方がよかったのでは・・」と小声でブツブツ文句をいうタケゴンなのでした。
が、高速道路を降りて渋滞中のバスに向かって飛んでくる黒い点のような編隊が、みるみる大きくなって、あっ、あの美しい機体はF-15だ!!と、確認でき、それが轟音とともにバスの頭上を横切って東の空へ飛びさる様子はこの位置でないと見れませんでした。さては、、この感動も計算済みの行程であったか・・と、行程にケチをつけた自分を恥じたりしました。
ツマは初めて見るF-15に思いの外コーフンして、すごいね すごいねを連発。
車で行くことも少し考えたのですがバスで正解。車は郊外の駐車場からシャトルバスで会場に行くしかないけれど、バスは用意された基地内まで入れます。8時半に到着し、地上展示されてるF-4,F-15,そしてF-2等を間近で見ながらメイン会場に陣をとりました。
急上昇、急降下、編隊飛行など、次々に繰り広げられる飛行展示はホントに行ってみないとわからない感動です。小松空港は自衛隊と民間が共同使用していて時々普通の旅客機も発着します。戦闘機が飛ぶスピードを見慣れると、旅客機は空中で止まっているようにさえみえてしまいます。
ブルーインパルスは午後からのスケジュール。小雨が少しパラついて少し心配しましたが、予定通り実施されました。訓練と自衛隊広報活動の一環とはいえ、あんな飛び方したら危ないですよ。と、万が一のことを心配したりしましたが、心配ご無用な様子ですごかった(^^)/~~~(拍手)
欲をいえば、曇り空だったのでスモーク(飛行機雲のようなもの)と空の色がハッキリしないので、こんどは真っ青の空の下で見てみたい。飛んでる姿を見れただけでもラッキーだっかもなのに、そんな欲深いことも思ったりしました。
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