最近テレビで目にしたのですが、東京の新名所として「庚申塚」が若い人たちの間で人気があるとか。
都電の早稲田線にある駅ですね。
そこには駅前に昔ながらの駄菓子屋さんがあって、鎮守の森があって。。
その駄菓子屋さんの奥さんに言わせれば、「ここには緑があって、土があるからねぇ」とのこと。
エッ!?とビックリしたのは「土」という言葉です。
「土」。何と懐かしく温かい響きのする言葉なのでしょう。日常会話で「土地が高い安い」は聞く事があるけど、土はないよなぁ。
考えてもみてごらんなさい。毎日、通勤通学で土の道を歩いている人がこの日本でどれくらいいるのでしょうか?
私自身はここ40年来、旅行以外で土の道を歩いたことがないですね。ほぼ100%アスファルトかコンクリートですもの。
日本くらいなもんらしいですよ、全国どんな田舎道でもこれでもかと思うほどアスファルトで固められているのは。これも利権絡みの政治のせいなのですか?
わたくしが総理大臣になった暁には、田舎道を土の道に戻します!なぁんてね。
なぁに、雨が降れば長靴を履けばいいことだ。
ミミズがでてきたりして楽しいかも。
緑と土。
現代人にとってその言葉だけで十分リラックスできそうじゃありませんか。
結局、我々はやはり農耕民族なんだなと実感してしまいます。
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