安倍総理の辞任。これからの政府はどんな方向に進んでいくのでしょう。少子化対策を掲げている政党。高齢化対策を掲げている政党。どれもがなかなかいい方向に進んでいるとは思えません。少子化対策、子育て支援、そう言われても、今、深刻な問題になっているのは、「医師不足」特に地方の医師不足は深刻です。激務や訴訟の多い産婦人科医はなり手がなく減少し、地域の公立病院でも、産科医が不足しているため産婦人科を閉めることになり、今まで、近くの病院で分娩していたお母さんたちは、2〜3倍の時間をかけて検診に通わなくてはならなくなっています。医師不足のため、地域の中核病院に医師を集めて診療を行うといった方針です。里帰り分娩までとれる余裕はないのが現状。お産難民がでるのは確実です。お母さんたちも「出産を考えてしまう」と言われます。これでは、安心してお産も出来ず、少子化対策ってなにと考えてしまいます。安心してお産ができ、子育てができる環境を作らないと少子化対策には繋がらないように思います。言い過ぎ核しれませんが、政策をたてるのは、どちらかといったら年配の男性方、それも子育てに直接かかわってこなかったような、もっと女性の視線にたって考えていただきたいものです。
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