小川もこの伝言板 一覧に戻る
投稿番号:101915  投稿日:2006年07月24日 23時03分36秒 パスワード
お名前:みた・もんね

飛行機雲について語ろうよ

キーワード:飛行機雲
地域 :その他

 観てきました。「飛行機雲2006」

 感想を書こうと思ったら、昨日まであった書き込みの場所が消えてる。観られた方、この感動を自分だけのモノにしないで、分かち合いましょうよ。来年、観ようと思っている人のために。


 前回観たときとは、演出が、かなり変更されていました。私が見たのはずいぶん前なので、当然ですが、去年の舞台と比べて、何が変わっているのかな?
 

[1]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月24日 23時16分44秒 )
パスワード
 このお芝居の好きな理由。
それは、「登場人物が普通の人」だから。

 主人公が、「ランボー」のみたいなヒーローではなく、「エアフォースワン」のような大統領でもない。戦争がなかったら、多分、普通に生きて、普通に暮らしていた人達なのだろう。

 「世が世なら、あの飛行機に乗せられていたのは、自分だったかも知れない。」

 そう思えるからこそ、感情移入して観られるのだと、思うのであります。

 登場人物の中に自分そっくりな人がいました。あの人は生き残ったけれど、あんな思い出を抱えて、生きていくのも苦しいだろうなと思います。

 

[2]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月24日 23時30分40秒 )
パスワード
 「みた」です。連続の書き込みで申し訳ないです。 

 「もこさんの登場シーン、少なくなってたなー。」

 内容を知ってるのが原因だろうけど、最初の30分くらいは少し退屈してしまいました。登場人物の紹介が延々続いて場面が変わらないから、「だれる」感じ。

 前回はDJ坂本未来が、過去のエピソードの合間合間に登場してきて、息抜きというか気分転換になってたんですが、今回はそれがなかった。
 別にヨイショするつもりもないし、媚びを売る訳じゃないけど、

 「もっと、もこさんのシーンを増やしてー!」
 

[3]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月24日 23時39分00秒 )
パスワード
 またまた「みた」です。

 「かむばぁーーーーく 横須賀ショウジョウ蠅」

 DJ坂本未来の番組のゲスト、「横須賀ショウジョウ蠅」。いいキャラクターだったのになー。なぜ、消えてしまったの?
 現代の場面の最高の盛り上げ役(狂言回しとも言う)で、個人的に大好きなキャラでした。彼(彼ら)のおかげで、劇の雰囲気が少し明るくなっていたように思えます。
 来年は出てきて欲しいなー。

[4]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月24日 23時57分15秒 )
パスワード
 「みた」です。今日はこれで最後にします。

 「歌がよかった。」

 登場人物が歌うシーンが、今回追加されていました。浜辺で語らう男女とその横で歌われる生歌、すごく良かった。

 車いすの冬木中尉が一人で歌うシーンも良かった。

 ゲストの歌も良かった。ただ、このシーンは、劇とは離れてしまって、浮いていたような気がする。
 「横須賀ショウジョウ蠅」の役を、ゲストの方にやってもらったら、良かったのではないかと、(個人的に)思います。

 「横須賀ショウジョウ蠅です。嘉門達夫に似てると言われますが、別人です。」なんて、嘉門さんがやったら、面白そう。
 その設定で、それぞれの持ち歌を歌っても、良かったかも。

 歌うシーンが入ったことで、このお芝居の表現力が広がったように思えます。来年はもっと良くなることでしょう。楽しみです。

 

[5]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月25日 00時05分17秒 )
パスワード
 「みた」です。本当に今日、最後にします。

 この書き込みはあくまで個人的意見ですから、お読みなって不快に思われた方、ごめんなさい。

 観られた方の感想が聴いてみたくて、この場所を作ってみました。お芝居の感想も、それぞれの個人的な背景によって、ずいぶん違ってくるモノですから。
 「ダメ出し」とは、思わないで欲しいな。

[6]小川 もこさんからのコメント(2006年07月25日 00時17分22秒 )
URL=http://djmoko.com/
パスワード
 ただいま 自宅に戻ってきました小川もこです。
みた・もんねさん ありがとう。
いろんな方々から 色々な感想をメールで頂戴しています。
嬉しいですね。

ありがたいです。

厳しい御意見も 改善点も。でも、ちょっとだけでも良かった点を 挙げてくださるとうれしいなぁ。
御覧くださった皆様 どうぞよろしくです♪

[7]タケゴン@元ザビエル系さんからのコメント(2006年07月25日 21時21分57秒 )
パスワード
もこまぐ読みました。

観客動員数が伸びてるのであれば、私が現場で書いた感想を持つ人は少ないのかもしれませんね。
この物語の好きなところは「光太郎を思う中原の心情」と「幸せな時代にいる坂本未来と光太郎の関係」です。ここんところは最初から不変なところですが、一本のお芝居エピソードとしてはこの二つにをメインとし、上演時間は最大でも90分程度に絞るとピシッと締まるんじゃないかと思っています。

今年の良かったところを書きます。

1.坂本未来が最初にラジオを持って出てきたところ
ラジオがこの物語の重要なアイテムであり、プロローグとしては最高です。

2.光太郎に光邦さんが帰ってきたこと
去年はお仕事の都合で困難だったのでしょうか。ハマり役です。

3.中原整備兵
今年の中原は、表情に素朴さがあって好印象でした。
機体の点検シーンは滝のように泣かせてもらいました。

[8]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月26日 00時20分09秒 )
パスワード
タケゴン@元ザビエル系さん

 書き込みありがとうございます。
「飛行機雲」の初期の作品は、もっと短かったですよね。登場人物が増えるに従って、長くなっていったのでしょうか。
 「長い、、。」おっしゃるとおりかも。

 私は前半の部分で、「長い」を感じました。
 盛り上がるところが、敵の攻撃で整備兵が殉職するシーンだけで、後は説明に終始してるんですよ。
 休憩後の後半で見せ場が続くんですが、そこまでが少し辛かった。
短くするか、観客を飽きさせないような演出が必要かな、などと思います。

 >良かったところ、1,2,3
 全くもって、ごもっともです。ああ、そうそう、と、一つ一つ「うなずいて」しまいました。

[9]ルビママさんからのコメント(2006年07月26日 00時50分53秒 )
パスワード
「飛行機雲」第1回から夏の上演はほとんど見ています。
ストーリーもすっかりわかっているのに、毎回毎回感動して顔がぐちゃぐちゃになるくらい泣いてしまいます。
今回は今までで1番良かったと思います。
その理由はいろいろありますが、

光太郎役は、やっぱり光邦君!
爽やかで、前向きで、アーチさんとともにみんなをがっちりまとめています。
こんな息子がほしいな〜と思いながら見た中年女性は多かったのでは?

現代のシーンがとても洗練されていました。
今までは、戦時中のシーンと区別するために、あまりにくだけすぎていたように思えます。(というか、現代を意識しすぎていた)
今回はすばらしいゲスト陣が、本人として出演。とても自然な形で戦争について、平和について語り、素晴らしい歌、演奏を聞かせてくれました。(私が見た回は嘉門達夫さんでしたが、とっても良かった。人柄の誠実さを感じました、もちろん、あったかい笑いも)
こんな素晴らしいゲストを出演させられるなんて、やっぱりもこさんの人脈でしょうね、4、000円は安い!
全部の回を見たかったけど、こんなに感動していたら、身が持ちません。

冬木役のハヤブサさんがとってもよかったです。
彼以外は、DJや、役者さんなので元気いっぱいの声が出て、それはそれでいいのですが、全体に「動」の演技。
それに比べ、ハヤブサさんは(身体的なハンデもあるのかもしれませんし、役的にも)あまり声を張らず、動きも無く「静」の演技がよかったです。
芝居にメリハリがつきました。

あ、それから最初に未来さんが持ってきたラジオから、戦時中の放送が流れるのも、よかったです。決して種明かしではなく、これから始まる物語を暗示していて、リピーターも、「ん?」と思ったのでは?

とにかく今回は脚本も洗練されていて無駄がなく、3時間がちっとも長く感じませんでした。
演じている方たちの思いが、観客にビンビン伝わりました。

欲を言えば、もこまぐにもありましたが、光太郎のエピソードももっとあるといいな、と光邦君ファンは思いました。
それと、もこさんの出番ももう少し増やして欲しいです。

[10]タケゴン@元ザビエル系さんからのコメント(2006年07月26日 19時32分04秒 )
パスワード
みた・もんねさんへ 

映画鑑賞倶楽部の「ダ・ヴィンチ・コード」スレッドではタケゴン・ダ・モンネ
と名乗ってまして、似たようなハンドルなので、ちょっとドキッとしてしまいました。↓
http://www.miraiclub.com/cgi-bin/clubbbs/bbsx.cgi?bbs=bbs255&mode=view&code=72

>「長い、、。」おっしゃるとおりかも。
楽しい時間が長ければそれだけ徳という考えもありますが、「感想」を書くときの習慣というか「最初に思ったことを書くこと」を自分に課してますので、お芝居の感想も同様にしました。

このへんの感想の補足は、春の東京見聞録に引き続き、ここに書きました。長くて飛行機雲とは関係のないことまで書いてますので、おひまなときに覗いてみて下さいませ。
http://bbs5.cgiboy.com/p/48/02189/

[11]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月26日 22時08分41秒 )
パスワード
ルビママさん

>現代のシーンがとても洗練されていました。今までは、戦時中のシーンと区>別するために、あまりにくだけすぎていたように思えます。

 確かにくだけてました。現代のシーンになると、一気に空気が変わってしまうくらい。その最たるものがゲスト役で登場してくる「横須賀ショウジョウ蠅」でした。
私なんか不真面目な人間なので、今年はこの役はどんな人がやるかを楽しみに会場入りしました。
「最初に観たときはツッパリ風で、2回目観たときは『かばちゃん』みたいな中性の男。今年は『オリエンタルラジオ』か『桜塚やっくん』のそっくりさんかな。」なんて期待してたら、、、、出てこなかった。
 
 この役は「平和ぼけ」している日本人の象徴だと、私は解釈しています。

・過去のシーンでは、気晴らしに野球をしていた隊員が、上官に「たるんどるぞ!」と、殴られている。
・現代では、電波を通じて、おかしな発言をしている変な男が、笑って受け入れられている。

 今の日本が、いかに平和で、自由を謳歌しているか、を表す象徴的な対比です。

 しかし、ルビママさんのおっしゃるとおり、くだけた現代のシーンが劇の雰囲気を壊している、という見方もできます。そういった感想も多々あって、今回のシナリオ変更につながったかもしれません。
 
 靖国神社への奉納舞台を経て、今年の2回目の「飛行機雲」。確かに洗練されていました。テーマを「特攻隊隊員の人間ドラマ」にしぼり、終始おなじ空気感のなかで、戦争とはどんなものなのか、を伝えていました。
 目の肥えた演劇ファンも満足いく、出来映えだったことでしょう。

 毎年変更が加えられる「飛行機雲」のシナリオ。2000年からですから、内容もずいぶん変わってますし、その年その年の世相も反映しているように思えます。
 不景気で閉塞感のあった日本経済。命の大切さを冒涜するような大事件の数々。様々な波紋を呼んだ首相の靖国神社参拝、などなど。
 「ちょい悪おやじ」「UOMO」「NIKITA」など、大人のファッション、カルチャーが注目を集める今年。
 「大人の鑑賞に堪えうる本格的なシナリオ」は、時代の要請なのかな、などと、思ったりします。

[12]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月26日 22時23分34秒 )
パスワード
 タケゴン@元ザビエル系さん

 タレントの「みのもんた」さんを意識して付けたペンネームですが、確かに語呂が似てますね。「みた・もんね」と、間に「・」を付けたのは、この伝言板に、またまた同じような語呂のペンネームの方がいらっしゃるので、入れてみました。

 「長い、、」確かに長いですよね。私も正直、そう思いました。批判的な感想は、書くのをためらったりしますが、何も書かないよりも意味があるかな、と思ったりします。

 アドレスをクリックして見てきました。ホームページを持ってるといいですね。どんなに長くても気にすることなく、好きなだけ書くことができる。ここに書いている文章も、「長いかな?うっとうしくないかな?」などと気兼ねしながら書いてます。

 

[13]タケゴン@元ザビエル系さんからのコメント(2006年07月27日 23時42分44秒 )
パスワード
もこりすと にとって、このお芝居を見に行くのは「もこさんが出てるから」が、、一番大きな理由だと思います。なので「もこさんを見れて良かった」と思う感想は、ここに集う人は共通していて、その一点はみんなで共有できる喜びであろうと思います。また、出番が少ない・短いのと思うことも共有してるかも。
心の中心に、それはあるけれど、物語の内容から派生する様々な思い。これは個々に違うのが当然ですよね。なので・・・

>厳しい御意見も 改善点も。でも、ちょっとだけでも良かった点を 挙げてくださるとうれしいなぁ。

と書いておられますし、気兼ねなく行きましょう(と言ってみる)

>アドレスをクリックして見てきました。ホームページを持ってるといいですね。
えーと、いちおう、管理者なのですが、そこは私的なものでなく「とも伝(トキメキもこクラブ伝言板)」といって、まっ、半公共的な広場であるわけです。最近は、エロネタ投稿しかないので、書くネタがあるときはセッセと書いてるってのが実情です。
駄文ですが、書いてるうちに「だから自分はこう感じたのか」がわかったりすることもあって、感想文を書くことは結構好きな作業です。また、人の感想を読むのも好きなので、このスレッドは、なかなかナイスだと思ってます。

[14]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月29日 01時03分49秒 )
本人によりコメントは削除されました。 2006年07月29日 01時09分47秒

[15]みた・もんねさんからのコメント(2006年07月29日 01時09分27秒 )
パスワード
「みた」です。
>ルビママさん・タケゴン@元ザビエル系さん
もこさんのシーンが少ないについて。 
 
(観てない方には、ネタバレも含むので注意が必要)

 前回見た「飛行機雲」は、こんな演出でした。
 現代のラジオ番組「終戦記念日特番」と戦時中の特攻隊のドラマが並行して進み、現代と戦時中を行ったり来たりしながら、劇が進んでいきました。
 
 現代と戦時中のシーンの割合が、だいたい半分ぐらいづつ。ここが他の戦争物のお芝居と大きく異なるところでした。
 
 過去にあった戦争のエピソードだけでなく、私たちの生きる現代も描いている。
 このお芝居は、「過去にこんな事がありましたよ。」ではなくて、「過去と現代は『つながっている』のだよ」と、言いたいのだ。
 そんな感想を持ちました。
 
 現代のラジオ特番のDJをしているのが、もこさん演じるDJ坂本未来。戦時中のシーンのメインになっているのが、光邦さん演じる坂本光太郎。
 この二人がダブル主演といった感じ。

 そして、クライマックスでは、決して「つながる」ことのない主役の二人が、ラジオ番組を通じて、言葉を交わします。
 そのシーンに、肉親の愛情と、命の「つながり」を見て、感動しました。
  <私の一番好きなシ−ンです。>

 「メディア」という言葉は、「間に入って『つなげる』もの」という意味があります。そのメディアの一つである「ラジオ」に関わる人たちが、お芝居を作るとこうなるのだな、などと勝手に納得。

 これ以来、飛行機雲=「つながり」というキーワードが、私の頭にインプットされました。
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 
 今回、現代のシーンが大幅にけずられ、もこさんのシーンも少なくなりました。そして、私の意識していた「つながり」というキーワードも、薄まってしまいました。
 「普通の戦争物になっちゃったな。」などと、失礼な感想を持ったりしました。

 ただ、誤解して欲しくないのは、あくまで「個人的な(少々ずれた)感想」であって、今回の「飛行機雲」のできが悪かった、と言うことではないのです。
 作品のクオリティーが上がってるのは間違いないですし、もの凄く感動しました。歌という新しい表現方法も採用され、ますます魅力的な作品になっています。
 
 「今年は、こんなふうに変わった。」
 何度か観てるからこそ分かる楽しみを、来年も、ちゃんと観て、味わいたいと思います。

[16]タケゴン@元ザビエル系さんからのコメント(2006年08月02日 22時30分33秒 )
パスワード
30日、東京で仕事関連の試験があって、2週連続の上京となりました。
試験は昼で終わりましたが、夕方の新幹線まで時間があったことや、近傍の大学が試験会場だったこともあって靖国神社に行ってきました。で、戦没者に祈りを捧げるとともに「合格(こっちの方がおおきい)」も祈念し、続けておみくじへ・・・結果は「中吉」

試験・・・・・努力したなり

っつーことで、ほぼ、一ヶ月間の土日は2時間ほど問題集と対峙してたわけで、早くも合格を確信!(←疑惑)。今回はすごく時間あったので、つづけて「遊就館」に入りました。入った目的は、「飛行機雲」でも語られた「海軍カレー」を食べること。「昔の味」と書かれてましたが、たしかに、子供の頃食べたカレーはこんな感じだったかなと思います。ビールも下さいっていったら「茶房」なのでありませんっていわれ、少し残念。

それから、種々の展示物をじっくりと見て回ることに。

日本の近代史を50分程度にまとめた映画も上映されていて鑑賞しました。本やニュースで断片的には知ってるつもりの事柄が時系列に当時のフィルムを使って説明されていてわかりやすかったです。

「飛行機雲」の中で、天野中尉の人物設定に違和感が少なからずありましたが、台本を読んでモデルとなる方がおられたことを知りました。ただ、モデルというのは「考え方」なのか「愛の子」の事なのかわからなかったですけど、高名な方のご子息で、後者の方も実際に存在したんだということもわかりました。
また、遺書もいろいろ展示されていて、どれも胸をしめつけられましたが、「おかあさん おかあさん・・・」と書かれているものを読んだら、竹山のエピソードと重なってしまい、涙がボタボタと落ちました。
それ以上読むことができなくなっちまったので、展示室をあとにしました。

[17]みた・もんねさんからのコメント(2006年08月05日 00時13分27秒 )
パスワード
 「みた」です。

>タケゴン@元ザビエル系さん
 
 靖国神社には、展示施設もあるのですね。初めて知りました。私も行ってみたい気持ちになりました。

 今日も安部官房長官の靖国参拝について、大きなニュースになっていました。伊勢神宮に参拝したなら、こんな大きな問題には、おそらくならないでしょう。神道の総本山はこっちなのに、、。
 靖国神社の対する思い入れは、それぞれ深いようです。

 この問題、何とかすることはできないんでしょうか。
 毎年、毎年、折に触れて問題になるのに、なんの解決策も講じない。議論するだけ。そして、どちらも引かない。
 このままにしていたのでは、英霊の御霊も安らかには眠れないことでしょう。

 この問題をここで議論するのは、適切ではないと考えますので、これ以上深く書くのはやめておきます。
 
     「戦争のない平和な時代。」

これは誰もが望む共通の思い、であって欲しいと思います。

[18]ルビママさんからのコメント(2006年08月05日 01時36分14秒 )
パスワード
本当に、この「靖国問題」はなんとかしてほしいです。
「飛行機雲」を見るたびに思います。

これでは、
「靖国で会おう」と言って、国のため、愛する人のために死んでいった方たちが可愛そうです。

戦争はいつまでも、悲しみや諍いの連鎖を引き起こします。

「戦争」という言葉が死語になることを祈ります。

[19]はのすけさんからのコメント(2006年08月05日 02時01分07秒 )
パスワード
何だか昭和天皇の手記の発表なんか、タイミングがよすぎるような気がします。

純粋な気持ちのまま亡くなった大勢の若者達のことを思うと悲しくなりますよね。
軍部が悪い。A級戦犯が悪い・・・のだろうけど、一概には言えぬところが苦しい。

[20]みた・もんねさんからのコメント(2006年08月05日 10時27分56秒 )
パスワード
  靖国問題について肯定的な意見を持つ=過去の戦争を肯定している

 というイメージが少なからずありますが、よくよく調べていくと、必ずしもそうではない事が分かります。


靖国神社は、あたりまえですが神社なんです。
外国との戦争でなくなった多くの人々が祀(まつ)られています。
 

 祀るの意味は、「神としてあがめ、一定の場所に安置する」ということです。

 いわゆるA級戦犯であっても、普通の民間人であっても、平等に神様とされているそうです。「死者に鞭を打たない。」という日本的な考え方の影響もあるのでしょう。

 諸外国からの批難や、憲法上の問題から、「A級戦犯を分離すべき」と言う意見を、靖国神社が拒否している理由はここにあるように思えます。

 また政治部門が、宗教団体である靖国神社に「A級戦犯の分祀」を命じると、ここでも「政治と宗教の分離」という憲法上の問題に引っかかってきます。

  ただ   

       現在の靖国神社=日本の軍国主義を肯定してる

 では、ないことは、何となく理解できます。

 しかし、「主張する側の真意」と「受け取る側の理解」が食い違うことは良くあることです。
 また、この意見は日本の立場からの意見であって、中国・韓国の人々から見れば、全く違うものになることも想像できます。
 
 「日本が再び軍事力を強化して、アジアの国々を侵略しようしているのか。」

 日本人や日本に留学してきている外国人なら、「そんなことはないだろう。」と、楽観的に思えるのですが、、、、、、、。

 小泉首相や安部官房長官は、参拝しながら何を思っていたのか? 

日本人も靖国問題に批判的な国々も、望んでいるのは「平和な時代」であって欲しいものです。

 少し、心配なのはねー、歴史的に見て「政治家が国民をだます」ことは、何度もあったことだから。
 今の政治家が「国民をだましている」とは言ってないよ。そうならないように、政治にはいつも関心を持つようにしたいものです。

[21]みた・もんねさんからのコメント(2006年08月05日 10時47分17秒 )
パスワード
 ルビママさん

 「飛行機雲」で純粋な若者達の悲劇を観た後で、このような議論にふれると、彼らは置き去りになっているような気がします。全く心が痛みます。

 
 はのすけさん

 憲法 第三条「天皇は国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負う。」

 これには、国事についての「発言」も含まれています。いわゆる「天皇陛下のおことば」は、内閣が原稿を書くんです。
 もしも、天皇陛下が個人的な見解として、国の方針と違うことを言ってしまった場合、その発言は「なかったこと」とされてしまいます。
 人間としての天皇陛下の存在を否定しているようですが、憲法ではそうなっています。

 ですから、今回の発言が表に出てきたことも、「なんらかの政治的意図があったのでは?」

 と、私も想像してしまいます。 

 

[22]タケゴン@元ザビエル系さんからのコメント(2006年08月05日 17時44分01秒 )
パスワード
>靖国神社には、展示施設もあるのですね。
です。入場料800円ですが、結構大勢入ってました。

最初に行ったのは10年くらい前で、今の入り口とは違って建物の真ん中が入り口でした。そのときに坂本竜馬の写真(ブーツを履いて立っている)の本物が展示されていて、思いがけずにすごくビックリしましたが、今回は無かったです。イメージ的にA4くらいの大きさと漠然に思ってましたが、ハガキの半分くらい小さな写真で、そんなことにも驚いてしまいました。
そのときも、試験のついでに行ったのですが「ここでお祈りをすると受かる」が4回連続してまして、今回も受かると5回連続っつーことになります。

靖国神社は明治維新のころから国のために戦って亡くなられた方を奉っているわけですが、明治維新の際の「英霊」は官軍のみのようですね。それから日清戦争、日露戦争に至る経緯とかが説明され、そのころの軍装なども色々展示されています。
バルチック艦隊を破ったとき、各国でどのように報道されたか等も総括されていて興味深かったです。「日本おそるべし」な目で見られたことは、その後の「日本いじめ」につながっていくわけです。
有色人種が白人に勝ってしまう事態は、当時の(今もそうなんだろうけど)白人組にしてみたら許せなかったことでありましょう。そんなこんなで、日本は敵視され、やがて、大東亜戦争に突入ということになります。
ハルノートを受け入れて戦争をしない道もあったかと思いますが、世論が納得しなかったでありましょう。開戦時の新聞も展示されていて日本国中が「戦争賛成」であったことが読み取れます。私の父は軍属で満州にいたそうですが「米英めっオレが目にモノをいわせやる(当時17歳:小学校卒業と同時に単身で満州に行った)」と驚喜してます(そう日記に書いてある)。

世論を封じ、ハルノートを受け入れた場合、日本は「戦わずして負けた情けない民族」のレッテルを貼られていたと思います。この場合、光太郎たちや広島の悲劇は歴史上無かったかもしれませんが、今のような日本の地位は無かったと思いますし、アジアやアフリカ、中東等の有色人種の国々は独立が認められず搾取されるのみに存在する国家のままだったかもしれません。

当時の日本人が、自分たちの肉体的・精神的生存をかけて戦争にふみきったことは「負けたこと 犠牲の大きさ」などの結果からみると間違いだったのかもしれません。しかし、その場合は日本が日本でなくなりアメリカとかロシアに併合されてたかもしれませんね。今もアメリカの属国のような立場の日本ですが「日本人の価値」は今とは違うものになってたと思います。戦争は良いことではありません。しかし、これを完全に放棄したら、やがてその国は無くなってしまうことを理解しなくてはいけないと思います。



>本当に、この「靖国問題」はなんとかしてほしいです。
どうにもならない雰囲気です。
上坂冬子さんの「戦争を知らない人のための靖国問題」で解決策を示してますが、私は全くそのとおりだと思います。似たような事は過去の靖国スレッドでも発言しましたが、タケゴンの同調者は約一人でありました。もこりすとの間では「反対」が主流のようですが、一般には「賛成」も半分くらいはいるわけなので、その解決策で解決してほしい。が、その場合、これが新たな摩擦になるので為政者としては採れない道なんだと思います。

>何だか昭和天皇の手記の発表なんか、タイミングがよすぎるような気がします。
よすぎ。
東京オフの翌日サンデーモーニングでやってました。カプセル内のテレビでボーとしながら見てましたが「反対」の人が喜々としてたのが印象的。「戦わずして負けたら情けない」けど「戦って負けて情けない」精神が60年経って育まれたわけで、こんなんなら戦わずに負ける道をとった方が良かったのではなかろうかと思いました。

[23]みた・もんねさんからのコメント(2006年08月05日 22時44分52秒 )
パスワード
 「みた」です。

>この問題をここで議論するのは、適切ではないと考えますので、これ以上深く書くのはやめておきます。

 と、書いておきながら、思いっきりいろいろ書いてしまい、「飛行機雲について語る」が「靖国問題について語る」に変わってきてしまいました。
 振ったのは私です。すいません。

 

[24]みた・もんねさんからのコメント(2006年08月05日 22時59分43秒 )
パスワード
 「飛行機雲」について。

 今年は「歌」が演出に加わっていました。この演出はもっと観たいものです。
 私的には、独唱だけではなくて、アンサンブルも加えてもっと迫力のある歌声が聴きたいです。
 「海軍体操」での「ラップパフォーマンス」が迫力があって良かったので、ここシーンに負けないくらいの、パワーのある歌声が聴きたい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 来年の公演も決まっているみたいです。この公演のオーディションもあるそうです。我こそはと思われる方、応募してみてはいかがですか。
 来年は観客ではなく、飛行機雲の舞台に立てるチャンスです。

 (無理矢理話を戻そうとしている魂胆がみえみえ)

 【 小川もこの伝言板 一覧に戻る


この投稿に対するコメント
コメント:

HTMLタグは使えません。改行は反映されます。
http://xxx.xxx/xxx/xxx や xxx@xxx.xxx のように記述すると自動的にリンクがはられます。

お名前:(省略不可)
削除用パスワード:(省略不可8文字以内)
メールアドレス:(省略不可)
URLアドレス:
 ホームページをお持ちの方のみ、そのURLアドレスを記入してください。


Copyright(C) 2000-2005 Tips. All Rights Reserved.◇  DB-BBS-system V1.28 by Rapha.