最近、立て続けに2度ほど大人の人を叱ってしまいました。
両方とも電車の中で携帯電話で話していた30代半ばの男性でした。
私もどちらかといえばおおらかな性格ですし、少しくらいのことで事を荒立てたりはしないのですが、どちらも夜も遅い時間帯でしたので恐らくお酒も幾分入っていたのでしょう、話す声があまりに大きくその傍若無人ぶりに我慢がならなかったのです。
一人目はお互い立っていましたが、相手の方に向かい、無言で腕を交差してバッテン(×)マークでアピールしました。すぐに会話を止めて私に謝ってきました。
二人目の時は互いに座っていまして、間には二人分くらいの空きがありました。
相手の男はギャーギャーヒャーヒャーうるさくて堪らなく怒り心頭に達し、つい、
「っるせぇぞ、静にしろい!」
などとはしたない言葉をかけてしまいました。
彼の場合もすぐに電話を切って謝ってきました。
さて、何が言いたいかというと、
分別盛りの大人たちがこのような様だから世の中だめになる・・・ということではなくて、多分彼らは人生今まで他人に怒られたことがなかったのではないか?ということ。
私らの子供の頃は、例えば人の家の塀に登ってたりすると、道行くどこかのオヤジから「コラァ、危ないぞ!」なぁんてよく叱られたものだけど、今の30代以下はそんなことがなかったのかしらん。
まぁ彼らにしてみれば、今時そんな風に叱るオヤジは危なさそうだからとりあえず謝っておくか、、、みたいなことを思ったかもしれんな。
(実は2回とも私自身も結構酔っていたのだ・・・)
いつかは昼間の高校生の喫煙を叱ってみたいものだが、、しらふじゃチト怖いなぁ。
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