僭越ながら、僕から。地元ＡＭラジオ局で流れた曲。
　
　USA for Africa 「We are The World」

　聴いていて、「ホロッ」となってしまいました。

「イマジン」はあちこちでかかってますので(と言っても僕も聴きたい曲です、そしてこの曲の精神、いつも持ってます)、敢えて他の曲とするなら・・・。

桑田佳祐さんの「どん底のブルース」です。(アルバム「ロックンロール・ヒーロー」から)

「聖書に手を置き」って置く手の位置が違うでしょ？！
「戦争」もショーに見えてしまうのか？！(怒×∞)

　ボブ・ディランの「神が味方」に１票です。ディランと言えば反戦歌では「風に吹かれて」がやっぱり一番ポピュラーかなと思いますが、個人的にはこの「神が味方」や「戦争の親玉」のほうがより具体的、痛切な歌になっていると思います。
　ちなみに「神が味方」の訳詞はこのもこ伝の投稿番号１００６２９、一昨年夏に「はのすけ」さんが立てた「靖国問題」のスレッドの５０番目に僕が書き込んでいますのでよかったらどうぞ。ＣＤだと「時代は変わる」「ＭＴＶアンプラグド（ライヴ）」に収録されています。
　
　そう言えば湾岸戦争の最中の’９１年のグラミーで「特別功労賞」を受けたディラン、その記念のライヴ・パフォーマンスで「戦争の親玉」を歌って、あとでかなり批判されたそうです。さすがです。

井上陽水の「最後のニュース」に一票です。
戦争をテーマにした曲で、これほど人間の汚い部分を抉り出した曲はないです。それを抑揚もあまりつけずに歌う陽水さんの声.....この曲には涙はありません。あるのはただ”リアリティー”です。だから心にずっしりとのしかかります。
”世界は一つ”的な感動ソングもありですが、陽水さんのリアリティーのある詩こそ今の時代に力を持つと思います。

反戦歌でもなんでもないですが、松任谷由美の
「春よ、来い」

♪それは　それは　明日を超えて　いつか　いつか　きっと届く

全ての「待つ人」たちへ。

かなりオーソドックスだけど、
やはり我々の年代はこれです。
ピート・シーガーの有名な曲。
『花はどこへ行った』

（余計なお世話だが知らない世代の人のために）
まあ、プチ輪廻と言いますか、、
「花はどこへ行ったの？→若い娘が摘んでいった→若い娘はどこへ行ったの？→兵士の元へ行った→兵士はどこへ行ったの？→墓場へ行った→墓場はどこへ行ったの？→花へ生まれ代わった→で、その花はどこへ行ったの？」
・・・が延々と続くわけですね。

ベトナム戦争時代にＰＰＭ、ブラザーズ・フォアとかが歌ってましたが、反戦フォークとして日本でも結構流行りました。
イデオロギーとか政策の話を真っ向からではなく、優しいメロディー・優しい言葉を借りて戦争反対を歌っていたのに共鳴しました。

喜納昌吉（字ぃあってる？）の『花』に一票♪

♪泣きなさい笑いなさいいつの日か〜花を咲かそうよ・・・

突然ですが、富山の心ある人にメッセージをと思って書きました。

ジョン・レノン「Ｇｉｖｅ　ｐｅａｃｅ　ａ　ｃｈａｎｃｅ」をリクエスト
しませんか？

町中にいつもこの曲が流れるくらいに、
富山じゅうにいつもこの曲が流れるくらいに、
そして戦争がおきている間中、
いつも富山ではこの曲が流れていることが
「ニュース」になるくらいに。
できれば大きなウエーブとして、
全国のニュースになって、
僕たち富山の人々は
ＮＯ　ＷＡＲの気持ちがあって
ＬＯＶＥ　ＰＥＡＣＥの気持ちがあることを
全世界に発信できるくらいまで。

なーんていうと、大げささんですけどね（笑）。

でも近所の商店街や、自分のお店や、自分の会社や、自分の家やぐらい
この曲を流したい。この曲の気持ちで、空気を満たしたい。
小さな小さなＰｅａｃｅの気持ちだけど、
自分の意思として、発したい。

ＷＡＲという言葉に対して、イエスかノーか聞かれたら、
ただＮＯと答える人のちいさな気持ちを発したい。
自分の生活には、家庭には、仕事には、「関係ないよ」と思っている人々の、
ウォークに参加するのはいやだと思うけど、そんな勇気はないけど、
でも気持ちは「ＮＯ　ＷＡＲ」だという人の心を集めたい。

デモやピースウォークに参加を薦めなくても、
生徒には、子どもには、
「戦争は悪いことだ」と
はっきりと教えたい。
戦争をする子どもには育てたくない。
僕たちの日常の「平和」がなぜ必要で、なぜ大切で、
僕らが普通に生きいることがが、どんなに貴重なものか教えたい。
大きな声で「戦争反対」なんていえないけれど、
ブッシュやフセインや小泉さんやフランスや世界経済なんか関係なく、
ただ個人として一人の人間として、平和を愛し「ＮＯ　ＷＡＲ」
な気持ちを持つ人々に、その小さなＰｅａｃｅを発しようと言いたい。

何で戦争が起こったのか、何が正義で、どんな大人が正しくて、
そんなことを考えると、どんどんわからなくなっていくけど、
でも
「ＮＯ　ＷＡＲ」な気持ちをちょっとでも持っている、
人を殺すことは、どんな理由であれいけないことだと思う、
そして
「なにかしたい」「なにかしなくちゃいけない」と思うひとは
リクエストしてほしい。
平和を。

単なる思い付きです（笑）。
気持ちは先に述べました。（詳しくはピースウォーク富山ＨＰのBBSを）
でも、みんなのリクエストで、
自分の街がこの曲であふれて、
なんかわかんないけど、
自分の街のことが平和のニュースになって
ほんとにそんな街があったら、
すばらしいと思いませんか？

くうろんかもしれませんが、
とりあえず、僕はＦＭ富山、富山にあるコミニティＦＭにメールでリクエストしてみました。
この文を読んで賛同してくれるひとに、
商店街の音楽を流せるひとや、商売をして店を持ってる人や、
平和を愛する親や先生がいてくれたらうれしいな。

あ、２４時間流せってわけじゃないよ。
でも、気が付いたらこの曲が流れてるぐらいには、できたらいいな。

参考に
http://www.fmtoyama.co.jp/
http://www.radiotakaoka.co.jp/
http://www.city-fm.co.jp/
http://www.fmtonami.jp/
http://www.fm761.co.jp/

水を差すようで申し訳ないが、もはや反戦の歌など聴いて、ブルーな気持ちに浸っている場合ではないのではないか？

我々に必要なのは行動であると、などと書くと非常に陳腐ではあるが、平和を祈るだけ、反戦の歌を聴いてそんな気分に浸るだけ、で、結果はどうか？
むしろ、私はマスコミなどの論調では迷惑がられているが、「人間の盾」の行動力と勇気をたたえたい。たとえ無謀なものであろうとも。

正面に対峙し、何ができるか思考しよう。戦争がどのようなメカニズムで起きてしまうのか、正しく理解しよう。決して端折った短絡的な理解ではなく、あえてそれを起こそうとする人間の立場になって考えよう。当然、「反戦」ということに疑いを感じる瞬間がある。しかし、それを乗り越えてあえて「反戦」を唱える勇気と意思を持とう。

例えば行動を考える上で、先ほどあげた「人間の盾」を思い浮かべる。彼らは犬死してしまう危険が十二分にある。我々がそれに呼応しなければ。すべての人が今ある生活をなげうって盾になることは不可能である。しかし、この戦争が間違ったものであると感じるものは、意思にある明確な方向を持たせて、考えるだけではない、より多くの人に訴えること、できれば、なし崩し的に戦争を認めてしまっている人間に訴えていくことが、それに呼応することになるのではないか？

アメリカの、イラクの兵士のことを考えよう。彼らの愛国心はそれぞれ敬意を向けられてしかるべきではないか？　それなのに、なぜにこうも悲劇的か？

「戦争反対」。それではあまりに陳腐で曖昧な意思表示ではないか？反アメリカ？　反イラク？　それぞれの国民には尊重されるべき我々と同様に生活があるのだ。
また、国というシステムを相手にしたところで、それはつまり自分に帰ってくることであり、意思も鈍ろうというものだ。

提案する。サダム・フセインと同様、ジョージ・ブッシュ、そう個人を舞台から引き摺り下ろすことを。サダム・フセインについては今更言うまでもなく、ジョージ・ブッシュについても、彼自身が言うほどには彼に正義がないことを思い出せばよい。国際社会の意思を無視した決断、行動は彼の立場、法治社会の精神に反した重大な社会への敵対行為である。長い目で見れば、それはアメリカの国益に反する可能性だって大きいのだ。
実は、これはジョージ・ブッシュのみに責任のあることではないが、たとえ武力紛争にアメリカが勝利しえても、誰も勝利者として認めない、というアメリカというシステムを考慮に入れた意思表示なのだ。
極めて政治的にならねばならないかもしれない。決してそれを望まないとしても。さもなくば、無駄に「戦争反対」というお題目を唱えれば、やがて反戦の精神自体が力を無くし壊死してしまわないとも限らない。

指導者を糾弾する、という以外にも方法はあるかもしれない。また、戦争に賛成するという意見もあるかもしれないが、そういった意見も平等に述べられるべきである。

繰り返すが、もはや、「平和を祈る」だの反戦の歌に浸るだの、そんなのんきなことをいってはいられないのではないか？

みなさん、たくさんの書き込み有り難うございます。
スレッドを建てた僕の文章が戦争に否定的なモノだったので、反戦的な曲が多く寄せられました。テーマは「リクエストしたい曲」ですので、「星条旗よ永遠なれ」と書きたい人もいることでしょう。それでも良いんですよ。人には様々な主義主張がありますから。
　改めて思うけど、いい曲が多いですね。

　jetblackさん

　最近のもこ伝は珍しくなった熱い書き込み、ありがとうございます。いろいろな人が、それぞれの立場で今回の戦争について、考え、実際に行動をしています。ご指摘のように「人間の盾」となるべくイラクに入国する人。アメリカ大使館の前で座り込みをする人。プラカードを持ってデモ行進をする人。日本政府の決断を真っ向から批判する、民主党の代表、そして諸外国。
　なにも、反対する人ばかりではありません。熱烈に支持するプラカードを掲げる人も多くいます。
　「今の自分の心情を、歌になぞらえるとどの曲になるだろうか？」
それをここに書き込む。実際にラジオにリクエストする。それも、一つの行動と捉えて良いんではないでしょうか。
　行動を起こすからには、意見も必ずある。ここの伝言板を見てる人は、誰一人この戦争に無関心ではない。それが大事だと僕は考えます。
　
　jetblackさんの言いたいことも分かりますよ。もし、僕がアメリカ大統領の椅子を揺するだけの権力を持っていたなら、それなりの行動をとってるだろうなあ。
　今の僕にできるのは、このスレッドとラジオのリクエストと、もうすぐあるであろう総選挙で、意思表示をすることぐらいです。