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投稿番号:100577  投稿日:2001年07月15日 00時25分18秒 パスワード
お名前:コンガ

言葉が足りない

地域 :東北

コンガといいます。
どうしても皆さんに意見をいただきたく、投稿させていただきます。

実は、先月の23日、父を亡くしました。61歳です。
事故だったのですが、私のところまでなかなか連絡がつかず、
母は、動転していて(体も不自由なため)私がくるのを待っていたらしく、
病院に着いたのは、事故がおきてから、3時間後の夜11時でした。
警察からの電話で、もう死亡が確認されているので、身元確認をとの事。

救急の受付?に向かい、看護婦さんに
「先ほどこちらに運ばれたものの、家族ですが、・・・・」
と話すと、看護婦さんは
「少々お待ちください」
と、言ったまま奥に引っ込み、出て来なくなりました。
そこに、弟がようやく駆けつけ、今までのいきさつをお互い確認しあい、
しばらく待っていました。
10分くらいして、あまりにも時間がかかるなと思い、
もう一度、看護婦さんを呼び出し、
「あとどのくらいですか」
と尋ねたところ、
「もうしばらくお待ちください」
との返事。弟と二人で
「こりゃ、かなりひどい状態になってしまってるに違いない」
覚悟を決めていました。さらに、10分くらいたって、
「事後があったのは、9時ごろ、今は112時近く。時間かかりすぎではないか」
と思い始めたものの、さらに我慢して10分後、私はかなりイラツキはじめてたころ、
奥のほうから、先ほどの看護婦の笑い声が聞こえてきました。
私は、完全にキレてしまったらしく、気が付けば、何時の間に来ていたのか
親戚の叔父たちに両腕をつかまれ、病院の外のいました。

しばらくして、叔母たちが(何時きたのかわかりませんが)怒りながら病院から
出て来て、
「警察行くわよ!」
言われたとおり警察に父を迎えにいきました。

後で詳しく聞くと、私たちが病院に着いたときは、もう父は警察で連れて行った後だったらしく、
なぜ、待たされたかというと、父の最後を見てくれた先生がちょうど別の急患で
手が離せなかった為だったそうです。
正直言わせてもらうと、私は先生に会うため、病院に行ったわけではなく、
父を迎えに行ったのです。なのに、何の説明もなく、いたずらに時間を無駄にしていたのです。
私は、怒りに震えました。病院ってのはそんなものなのか。遺族の気持ちは、
理解してもらえないのか。
看護婦さんが言った台詞は、「お待ちください」だけです。もっとほかに言うべき言葉は、
病院には存在しないのでしょうか?
命を守るべきの病院、死んでしまったらもうどうでもいいのか?

昨日、三.七参りでした。今でも病院のあの対応に疑問をもっています。
みなさんは、どう思われますか?
私と同じ思いですか?それとも仕方のないことと思われますか?

[1]留吉のチチさんからのコメント(2001年07月15日 01時49分36秒 )
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お父様のご冥福をお祈りします。
また こう切り出されると 書き込みにくいのですが
正直な感想書かせていただきます。

物事の見方は人それぞれでしょうが そこで看護婦さんに判断は
出来ないでしょう。先生の指示を受けないと動けないはずですし
その場合 その答しか言えないと思います。ただ 事務の方には
なんらかの指示は あったかもしれませんし 連携が悪いとは
感じます。 

私の嫁さんも その「しばらくお待ち下さい」と言う立場です。
現在 外来なので 月2度ほど 当直もしております。 病棟なら3交代
命を預かる立場で かなりのストレスもあります。でっ以前にも ここの
関連の掲示板で同じ様な問いかけに 正直な感想答えたら その掲示板の
主に人間性を疑われるとのコメント頂きました。 つまり 看護婦の立場だと
職場でも笑ってはいけない風潮があるようです。確かに親族の方から言わせれば
そうかもしれません。 また急患で来ているのに何時間待たすのだと怒る人も
少なくないようです。

 本日 うちの奥さんが 体調くずして入院しました。まっ様子を見るだけで
大したことは 無いですが 体力も精神力も限界スレスレの方がほとんどだと
思います。細かいことを言えば 血液検査の看護婦さんを指名する患者も居る
ですよ。また ほとんどの看護婦さんが 患者さんを持ち上げるため腰を
痛めて居られます。 また 患者さんも 何のために病院に来ているのか 
正直 判らない人いませんか? このように色々な意見をぶつけるのは これ
また大切なことだと思いますが・・・。
 
 もし貴方に心があるなら  このタイトルの 「こころ無い人」を
 「言葉足らずなシステム」に訂正して貰えませんか?
 私の率直な感想です。

[2]ぴろ☆さんからのコメント(2001年07月15日 11時11分13秒 )
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お父様のご冥福を心からお祈り申し上げます。

色々な掲示板サイトなどでも、医療サイドの対応が問われたりあるいは困った患者さんに対する意見などが交わされております。私も医療従事者としてヒトコトご意見させていただきます。

まずコンガ様のお怒りはごもっともだと思います。明らかに病院側の対応としては、私は配慮が足りていないと思います。ご家族がまだ元気だった人が急に亡くなられた(その時点では危篤という認識であったかと思いますが)わけです。その悲しみは感じられるはずです。一刻も早く患者さんに会いたいと思っているにチガイナイと考えるべきであろうと思います。その意味で「ちょっとお待ちください」で30分近く待たされたあげく、「ここにはもういません」ということでは怒り心頭になるのは当然だと思います。少なくとも笑い声が聞こえてきたらどう思うか。例えば救急のみならず、高熱で点滴を打っている人がいるとなりでベチャクチャくっちゃべられたら、それだけでも良い気持ちはしないはずです。だから外来の処置室などの近くでは私語はさけるようにしているし、看護婦さんたちにも注意する時もあります。ただ病院によっては看護婦さんの休憩室が無いところが多くて、その意味では看護婦さんたちもかわいそうだとは思います。

いっぽうで、留吉のチチ様の「言葉足らずなシステム」というお話、これも現在の劣悪な看護婦の労働条件などに鑑みてのご意見と存じます。確かにその時ドクターが別の急患を診ていて「ちょっとご家族に説明しておいて」と言って看護婦さんに説明させる、というのは無理、というよりそれをしては駄目だろうと思います。ただいま現在のほとんどの民間病院では、患者さんの家族への病状説明はドクターが行っていることであり、(米国では看護婦さんも告知をしたりすることがある)下手に中途半端な説明では誤解を招くかもしれないからです。ただご家族が待っているという状況は知っているわけですから、急患が来ていて手が離せない、という説明を看護婦に伝えてもらうことはできると思います。それはドクターの判断で指示がなされることですから、言葉足らずなのはそのドクターであったろうと思います。その意味で説明不足だったことのすべての責任を看護婦さんや事務のかた(いたのかな?)に負わせるのはどうかと思いますが、いずれにしろ今回のことについては配慮不足だったことに変わりはないと考えます。システムについての議論はおいといて、率直に配慮不足だったろうと思います。

それよりも何よりも私が疑問に感じてならないのは、「死亡が確認されているので身元確認を」ということだったのですよね?であれば、看護婦さんなりドクターなりから「おくやみの言葉」は無かったのでしょうか。そして身元確認を第一とする状況なら、まずご遺体の所在を告げるのが先ではないのでしょうか?おそらくその病院には霊安室のような場所がなく(いや、無いところもあります)かと言って普通のお部屋にご遺体を置くわけにもいかず、救急室もいま処置中で・・・という諸々の事情で、ご家族が到着する前にご遺体を移したのだと思いますが、だったら例えば、
「この度はお悔やみ申し上げます。お父様のご遺体はいま警察署の方にご移動になっています。事故のご説明をしたいのですが、あいにく担当医が急患で手が離せませんので少々お待ちいただけますか?」
などと説明があれば、「じゃあ、貴方は説明を聞いておいて、わたしと誰それが先に警察署に行っておくから」といった判断ができたと思うのですが。もちろんそのような説明を考えるのは第一は医師であり、ベテランの外来看護婦さん、事務の方でも思い付くと思うのですが。
ワタクシも同業であり、同じ状況で咄嗟の判断がついたかどうかは分からないので偉そうには言えませんが、いま冷静に客観的に判断するならば、上のようにしたい、ということであります。長文失礼しました。

[3]コンガさんからのコメント(2001年07月16日 00時42分19秒 )
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留吉のチチさん、ぴろさん、貴重なご意見、本当にありがとうございます。
昨日は、ほとんど、怒りにまかせて投稿したため、文章も今ひとつで
少々恥じています。

留吉のチチさん、奥様は大丈夫ですか?
確かに看護婦という仕事、大変だと思います。患者さんを選ぶことは
できないわけですから、100人の患者さんがいれば、100通りの対応に
おわれるわけですし、中には身勝手で迷惑な患者さんもいるでしょう。
私自身、仕事が客商売ですのでお客さんに対してのストレス(看護婦さんに比べたら
まだまだでしょうけど)、たまります。
夜勤等となれば、なお疲労もたまり、それこそ具合悪くなることもあることと、
思います。一生懸命がんばっている看護婦さん方には、頭が下がります。

ですが、今回はぴろさんのご意見、私の言いたいことを代弁していただいた感じで、
私のわがままではないんだなとほっとしているのが、正直な気持ちです。
看護婦さんに”笑うな”とは言いません。また、自分勝手に判断されては、
やはり困ります。
私は、看護婦さんやお医者さんに、一緒に泣いてほしいとは思いません。
だたひとつ、看護婦であるまえに、一人の人間として残された家族の気持ちを
もう少し、理解していただきたかった。それだけです。

タイトル訂正の件ですが、訂正の仕方が実はわからなかったりしてます。
そのまえに、「こころないひと」と感じたのは看護婦さんだけではなく、
市の職員にも感じた事なのです。
父が亡くなった原因は、事故と書きましたが、いろんな要因が絡んでおり、
致命傷となったのは側溝に、頭から転がり落ち、打ち所が悪かった、との事でした。
この側溝は、前々から危ないといわれていたところで、幅が40〜50cm、
深さが、70〜80cmというもので、所々蓋が開いたままになっております。
夜になれば、明かりはほとんどなく、以前にも近所のおじいさんが、落ちて大怪我を
しております。
私はもう二度と、こんな事故はおきてほしくないと思い、市役所に電話を入れ、
事情を話しました。しかし、返ってきた返事はいかにも迷惑そうな声で、
「じゃあ、現場を見て、危険なところに蓋しときます。」
だけでした。もちろん、病院の時と同じ、「お悔やみの言葉」など聞くことが、
できませんでした。
こういう人方を見てると、やはり「こころないひと」としか、言えなくなってしまいます。
はじめから、この職員のことも書けばよかったと、少々後悔しております。
今の段階では、タイトルを変えようという気にはなれないのが正直なところです。
留吉のチチさん、申し訳ございませんが、もう少しこのままお付き合い下されると、
ありがたいのですが・・・。

[4]とんぼさんからのコメント(2001年07月16日 11時56分04秒 )
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お父様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

私もぴろ様のご意見、もっともだと思います。
その病院の看護婦や医者に遺族のことを真剣に考える気持ちがあれば、
コンガ様のような、不愉快な思いをすることはなかったと思われます。
ただ、留吉のチチ様の、ご意見も確かにもっともだとも思われます。
現在の医療体制を見てみれば、行き届かぬ個所も出てくることもあるでしょう。
その病院のこれからが、心配ですね。それこそ信用第一なのですから・・・。

市の職員に話ですが、私の住んでいる所の市役所も愛想が悪いとか冷たいとか
悪い噂しか耳にしたことがありません。やはりお役所はお役所といったとこでしょうか。しかし、病院といい市役所といい「お悔やみの言葉」が聞くことの出来ない
町って私には考えられません。

コンガ様、どうか気を強くもってお身体ご自愛くださいませ。
留吉のチチ様、奥様を大事になさってくださいませ。
ぴろ様、この教訓が無駄にならぬようお仕事がんばってくださいませ。

[5]ころん@チップススタッフさんからのコメント(2001年07月21日 03時16分50秒 )
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スレッドを作られたコンガさまからのご依頼により
スレッドのタイトルを「言葉が足りない」に変更させていただきました。

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