はじめましてもこさん。
突然古い話しで恐縮ですが、
もうずっと前、3月頃だと思いますがヒル・アベで『ビタミンF』の紹介があって、もこさんの紹介と読んだ方の感想を聞いて営業中でしたがすぐに最寄の本屋に駆け込んで本を買いました。
本はあっという間に読み終わり、それぞれのストーリーに共感し涙し、タイトル通り勇気を分けてもらった想いでした。というのも、自分も昨年の9月に離婚し気持ちが滅入っている時期でもあったからで、子供はいなかったものの内容には本当に勇気付けられました。この本を離婚前に読んでいれば…とも思いました。
そこで私は母親にも「良い本あがるよ」と紹介したのですが、読み終えた母からは以外(予想外)な感想が帰ってきました。
母は、「おもしろくなかった。感動するどころか今の若い人達には幻滅した。」というのです。「この本を読んで感動したり勇気付けられたと言っているような親が多いからおかしなことをする子供が増えたり、離婚が増えたりするのだ。あんたもそんな甘えた気持ちだから離婚したのよ。」と。
正直ドキッとしました。あまりにも予想外の反応と結構トゲのある言葉に・・・
お互いこんなに一つの事で話し合ったのは初めてでしたが、母には帰りたいと思っても実家にもどるわけに行かなかった理由があったり、母の世代の人(少なくとも私の母)から見ると子供に気兼ねしたり、注意したり叱ったあとの反応におびえている親は情けないし、叱れないのは自分が子供に対して親としてどうあるべきか理解していないからだというのです。
確かにその通りかも・・・
本に書かれている家族像は理解できるし共感もしますが、母の言っている事のほうが正しいのかな?正しいとか間違っていると言う事ではないのかもしれませんし、現実に本の内容と同じような状況になっている家族もたくさんあると思います。その方達を否定するわけでもありません。
ただ、母のような考え方を持っていられたら、苦しい想いを乗り越えてハッピーエンドが待っている様な気がしました。
はぁ・・・
ヒル・アベには エゴ・ラッピンの「Wherever you may be」をリクエストします。
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