こちら山形ではさくらんぼのピークを過ぎて、終盤戦に入っております。
ここで毎年ながら「なんとかならんのかぁ」という現象が。
我が家では近くの市場に出しておりますが、土〜日出し(競りは翌日朝)から値段がズド〜〜ンと下がるのです。
理由は簡単。販売する方としては、観光客相手の地元業者としても、遠方のスーパーに卸すにしても、土日が勝負。コラアタリマエ。
なのに農家ときたら兼業農家が多く、働き手は土日にならないと確保できないのです。
そこで土日出荷分の市場は置く場所がないほどのモノ余りで、買い叩かれるのであります。そのわりには、店に出ると販売価格はたいしてかわらんのですが。
我が家ではそこを見越して、土日はお得意様への直接発送の仕事をしておりますが。
稲刈りにしても同じく。土日はライスセンターも農道も混雑するので、専業(といっても父はサラリーマンなので、家としては専業ではありませんが)の私は土日は避けて遊びに行っていたりします。天気次第ですけどね。
天気次第で適当に休める専業農家は幸せなほうで、普通に会社に行った上に土日は爺様の手伝いをさせられる兼業農家の同世代の方がかわいそうと思うくらいなのです。
考えてみれば、さくらんぼは別として、普通、都会の市場は日曜休みなので、月曜の競りに間に合わせるべくJAには土曜日収穫して日曜日も出荷します。(この場合は土曜日収穫で辻褄が合います)日曜も休みがないJA職員の方には頭が下がります。JAってサービス業なのねぇ〜。
全国の兼業農家の皆さんはどうですか?
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