いのさんです こんにちは。
昨日、栃木県から新潟に帰る途中、高速の磐越道で、素晴らしい夕焼けを見ました。
午後6時40分くらいでしたが、それまではどんより曇り空だった天気が、会津若松市にさしかかるころ、急に太陽が顔を覗かせました。
道は緩やかな下り坂で、会津若松市を一望できる所でした。
街並みを明るい太陽の光が包み込み、輝いて見えました。
やがて薄い黄色の光になり、新潟と福島の県境の山並みを美しく照らしてくれました。
じょじょにオレンジ色に変化してゆく光の幻想に、心が洗われるような感じでした。
そしてその時心の中の自分が「あぁ生きてて良かった」そうつぶやきました。
いろんな事が思い出されました。
11歳で家族がばらばらになり、明日の事より今日どう生きるか苦しんだ事、生きる希望を無くしすさんだ心で荒れまくった青春時代、そんな時「うちにおいで」と手を差し伸べてくれ3年間育ててくれ生きることの大切さを教えてくれた命の恩人の事。
やがて15年目の父との再会、兄との再会、今でも兄弟と呼び合える人との出会い、
心を分かち合える妻との出会い、 そして今、2人の子供に恵まれ、あのころから出会った沢山の大切な方々に囲まれた幸せな日々。
太平洋から昇る朝焼けが見れる大分県で生まれ、日本海に沈む夕焼けが見れる新潟県で育った僕は、くしくも太平洋と日本海を結ぶ磐越道で太陽の光で感じました。
「生きている事は素晴らしい事だ」
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