ウィルス、ブラクラなどなど、無防備な個人を陥れるトラップはいろいろあります。
今回chuさんがご指摘されているケースはきわめて判り易く、防衛が簡単です。
自分は大丈夫が一番危ないです、特に下記のケースは私が直面した非常に
たいへんな目にあったケースです。どれも共通項は「マクロウィルス」です。
ケース1
インターネット接続無しの法人が、取引業者から渡された見積書の入ったFD
のファイルから感染、気づかぬまま社内の全パソコンに感染し、すべてのパソコン
が感染、システムダウン。
調査の結果、WORDファイルに潜むマクロウィルスを発見
全パソコンを初期化、すべてのFDをスキャン。
思い出しただけでぞっとする作業でした。
ケース2
法人、感染源特定不能。新規購入パソコンとLANを組んだ際、
新しいパソコンに入っていた、最新ウィルスソフトがウィルスを発見
調査の結果WORDに寄生するマクロウィルスと判明。
この法人は、提案書として、WORDファイルをメールで得意先や
提携業者に多数送付。古いパソコンにもウィルスソフト導入していたが
バージョンアップをしていないため、新型ウィルスの発見が出来なかった。
取引先、提携業者に当方ウィルス感染のお知らせメールを送付し、
WORDファイルを転送していただき、感染の有無をチェック。
幸い、転送ファイルにはウィルスが無かったが、場合によっては
商売上非常にダメージを受ける危険性がありました。
ケース3
大企業、ウィルスソフトのバージョンアップを怠った一人の社員の
パソコンにEXCELに寄生するマクロウィルスが感染。
他の社員にメールでEXCELファイルを送付した際に発覚。
当該社員の全FDをチェック、感染ファイル多数。
ウィルス駆除の際、ファイルが破損してしまい、1年分の入力データが
水の泡。この会社では、社内規定により、社内ネットワークに
ウィルス持ち込んだ社員は「解雇処分」であったが、課内で内々に
対処できたため、処分は無し。
私は関係ない・・・これは甘いです。
昔、科学技術省が、法人に配布した「ウィルスの予防」を呼びかけるCDーROM
にウィルスが感染していたのは結構有名な話です。
少し神経質なくらいに気をつけましょう。
上記の例を読んで、怖くなった人はWORD、EXCELで何でもいいから
ファイルを作成し、私宛に添付ファイルでメールを下さい。
チェックし、問題の有無を返答いたします。
|