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投稿番号:100487  投稿日:2001年06月12日 14時12分31秒 パスワード
お名前:名無し

アメリカ連邦政府 死刑執行!

地域 :中国

 今朝のニュースで死刑執行のことを報じていましたが死刑制度について
皆さんは、どう思われますか?私は、実際に刑を執行する人の心の中に
残る思いも含め複雑な思いです。

[1]はのすけさんからのコメント(2001年06月13日 00時55分36秒 )
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どうして名無しさんなのかな?
そこいら辺が気になるなぁ。。

しかし、殺された被害者の親族がその加害者の死刑を反対する
デモに参加していたのにはびっくりです。
日本ではまず考えられませんね。
その方は(加害者に)生きて罪を償って欲しいという気持ちだっ
たんでしょうね。

>実際に刑を執行する人の心の中に
>残る思いも含め複雑な思いです。
そりゃそうですね。
刑を決めるのは裁判官だけど、実際に手を下すのは刑務官の人たち
なのでしょうから。
B−29エノラゲイの乗組員も同じなんでしょうね。
映画の「グリーンマイル」を思い出しました。

[2]TAKEGONさんからのコメント(2001年06月13日 08時09分19秒 )
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>そこいら辺が気になるなぁ。。
ワタシも昨日書きましたが、そこが気になって送信しませんでした。
スレッドを立てて 意見を聞こうというならば
アドレスだけはきちんとしておくのがスジだと感じます。

それはそれとして、下で「死刑にすべき」と書きましたので もう一度書きます。

>死刑制度について
少なくとも 人を殺めた者は それ相応の罰があって しかるべきだと思います。
たしかに死刑が恐くない人も 大勢いると思います。 
しかし、生かしておいてもしょうがない鬼畜は「死刑」に処せられて当然だと思う

[3]Bぱらそるさんからのコメント(2001年06月13日 10時46分53秒 )
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 「裁き」ということは一種類ではないと思います。

 一つ目は「統治者」(実際の遂行者は国家権力を有する存在だが、その主体は主権者たる国民であることを原則とする)からみたものです。
 多くの国は「法律」によって統治される「法治国家」という形態をとってます。
 現在の裁判はその法律を破ったことに対して行われます。
 裁かれて「罪」があると判断された者に対して「罰」が与えられるのです。
 この一連のシステムは何のために行われているかというと、それは「秩序」を守る事です。
 秩序を乱す者が現れる事を防ぎ、また、乱した者が再び秩序を乱すことがないようにするのです。これは抑止力といえるでしょう。
 その裁判によって下される「罰」について、ある国の判断ではその抑止力を発揮するために死刑が必要であると認め、ある国では認められない・必要ないという状況なのだと思います。
(いわゆる「刑事」ですね) 

 もう一つは「被害者」からみたものです。
 この場合の「裁き」は、わかりやすく言えば加害者には被害者に与えた苦痛・被害に相当する負荷を与えることを罰とすることです。
 その目的は加害者から被害者への「償い」です。
 通常は損害賠償という形で行われます。
(これは「民事」ですね)

 つまり「死刑」を行うかどうかは「統治者」が「秩序」維持できるかどうかが基準であり、それが「被害者」の立場を必ずしも考慮に入れたものではないのですね。
 だから遺族が死刑の執行を望んでいなくても死刑は執行されるし、逆に死刑を望んでいても死刑が執行されないこともあるわけです。
 とはいえ「死刑」行うかどうかについて「被害者」の意志を全く無視していいのか?感情的には無視できないのですが、人の命に関わることなのでどうしてもシステムのルールを遵守しなくてはならないというのが現実なのでしょう。

 僕には「死刑」の存在に「抑止力」の効果があるのかは分かりません。
 まして今回の事件は逆に「死刑になるために」発生した可能性すらあります。
 この場合はたとえ何があろうと防ぐことが出来ませんでしょう。
 また、どんな償いをしても被害者が癒されることはないと思います。
 


 ぼくは「裁き」にもう一つ、「加害者」からみたものがあると思います。
 所詮「人が人を裁く」ということには限界があります。
 たとえどんな「罰」を科されようとも、どんな「損害賠償」を要求されようとも、加害者に罪の意識が無かったり稀薄だったりしたら、それは本当に裁かれていると言えるでしょうか。
 「加害者」を本当に「裁く」事が出来るのは、その加害者が自らの心の中に持つ「法」のみだと思います。
 そもそも「善悪」ということ自体が人間だけがその社会生活の中で作り上げた観念です。
 だから時代や場所で善悪の基準も違っています。
 そしてそれは人間の心の中で作られたものです。
 「法律」などは各個人の中にある「法」が最大公約数的に明文化されたものといえます。
 しかし、その基準は各個人によって違っています。
 だから「法律」に照らして裁けば「有罪」であっても、各個人の「法」では「悪くない」と判断される事も起こるでしょう。
 これでは「加害者」が反省することなど期待できません。
 死刑が存在したとしても抑止力になりません。
 被害者は決して癒されないことでしょう。
 オクラホマの場合も、犯人が死刑執行前に被害者の神経を逆撫でするようなことを言いかねないので死刑に立ち会わないと言う人もいましたね。

 すべての人が納得する「裁き」。
 「裁き」の基準である「善悪」が人が作り出したものである以上、それは永遠に無理なのかもしれません。
 とはいえ、理想に近づく努力だけは進めて行くべきでしょうね。
 そのためには「統治者」が「法律」の「秩序」を守るために「裁判」を適正にしていくだけでなく(どういう制度が理想かはよく分かりませんが)、各個人が持つ「法」が大きく外れた人間の出現を防ぐこと。仮に現れたとしても、その犯人の大きく外れた「法」を何らかの方法で修正することではないかと思ってます。
 これは「抑止力」だけでなく、被害者の「癒し」にもつながると思います。

[4]Keiさんからのコメント(2001年06月13日 17時03分43秒 )
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Bぱらさんの御説明でもやもやしたものが
随分すっきりしたような気がします。

>この一連のシステムは何のために行われているかというと、それは「秩序」を守る事です。
 ということを基準に考えると精神鑑定で”責任能力がない”ということで罰をまぬがれるということは矛盾しますよね。どうなんでしょう?

死刑に関しては果たして、人が人の生き死にを決定してよいものか?という気持ちはありますね。
ただ、本来の動物の本能として自分に危害を加えるものに対する対処として逃げるか防御するか戦うかの方法をとりますよね。戦う結果相手を死にいたらしめることもあり得るわけです。その死に至らしめる行為を個人ではなく裁判、死刑というプロセスによって国家が肩代わりをしているという考え方もできるわけですよね。
というわけで死刑に関しては混沌としています。

[5]細川 英治さんからのコメント(2001年06月13日 17時22分10秒 )
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私も一言。
凶悪犯罪を犯した人間に対する極刑としての「死刑」これはなくすべきでは無いと思います。「死刑」以上の極刑が考え出されたのならそちらにすればいいと思いますが、それまでは「死刑」は存続させるべきでしょう。犯罪の抑止力に直結しない、遺族の気持ちが晴れるわけではない等々問題も有るでしょうが、はやり罰としての「死刑」は必要だと思う。出来ることなら、死刑になると決まった加害者には悩んで、悔やんで苦しんで、苦しみぬいてから死刑になって欲しい。晴れやかな気持ちでは死刑になって欲しくはない。死の瞬間まで悔やんで、悩んで、苦しんで死んでいって欲しい。それが、自分が犯した罪に対するささやかな、本当にささやかな償いになるのだと思います。
                                   以 上

[6]すもつく れんさんからのコメント(2001年06月14日 00時31分49秒 )
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死刑の究極の問題点は、その容疑者が100%犯人でないといけないということ。
数々の証拠、容疑者の自供、犯人しかしりえぬ事実・・・それらによって
犯人は断定されていくのでしょうが、冤罪が無いとは言い切れない。

その問題が無くなれば、殺人=即死刑でも、いいのかも知れない。
(ああ、いつも極論に行く悪い癖)

自分の行為を見つめ直す、被害者に申し訳ないと頭を垂れる
そして死を持って償う。

その前にタバコのポイ捨てや、不法投棄。
もっと厳しく罰するべき。

ああいったことのつみかさね
おとながなおさないひじょうしきが
やんだこどもをつくるおんしょう
わたしはそうおもいます
みなさんはまっすぐたいようをみつめ
わたしはただしくいきているといいきれますか?

すもは・・・・今は大丈夫かな?

[7]Bぱらそるさんからのコメント(2001年06月14日 10時09分01秒 )
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>Keiさん

 オクラホマの死刑にはじまったスレッドですが、大阪の事件も大勢の死傷者が出た凶悪事件ということで関連がありますね。

  >>この一連のシステムは何のために行われているかというと、それは「秩序」を守る事です。
  > ということを基準に考えると精神鑑定で”責任能力がない”ということで罰をまぬがれるということは矛盾しますよね。どうなんでしょう?


 そのとおりです。
 だから現行システムは完全ではないと思ってます。
 報道でもありますが、罪を犯した精神病患者などは強制入院させるようになっているようです。それでも結局はすぐに退院してしまうようですね。

 本来「医療」と「治安」は全くの別物のはず。それを融合させる必要があるのでしょうけど、残念ながら十分に整備されてないようです。
 この「医療(特に外科)」と「治安」については時として同じ様な比喩をされることがあります。
 「社会」を人体に見立てて「犯罪(犯罪者)」を病巣に見立てて「逮捕・収監」を治療するといった風な表現です。

 ただ、「治安」は「医療」とちがって、行動に大きな制約があります。
 「治安」の遂行者たる「警察」は原則として「予防措置」を行えないのです。
 出てきた症状・犯罪に対する「対症療法」しか「警察」は行えません。
 なぜ「予防措置」を出来ないかというと、それをやってしまうと戦前のような「夜警国家」につながりかねないからです。(特高や秘密警察の愚を思い出したら分かると思います。)

 これまで「(精神)医療」は「秩序」の維持に対して十分な考慮に入れていたのでしょうか?
 そもそも「医療」がそこまで踏み込んでいいものか。
 現行システムの不備を悪用する人間が現れてきた可能性が今回の事件で示されました。
 おそらく改善の動きが加速されることでしょう。いや、改善されなくてはなりません。
 新しいシステムの具体例を示すことが出来るほどの智恵は持っていませんが、改善の必要性はあるとぼくは思ってます。

[8]名無し★あらため 「さんからのコメント(2001年06月15日 18時07分41秒 )
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こんなこと、ここに書き込むのも おかしいのですが、このスレッドの「名無し」さんは私「名無し★」とは別の おかたです。

わたしも「名無し★」などという紛らわしいネームをつかっていて ごめんなさい。です。そして 私の 新しい名前を決めましたので そちらのほうで 宜しく見分けてやってください。
もと、「名無し★」あらため、「砂」です。
本当に 人様の スレッドに わざわざこんなことを(ネーム変更の事を)かくのも 失礼な事でしたが。

ここでも訂正しておいたほうがいいかな?と思ったものですから。

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