先日の 田中外務大臣の発言により 政治家の不透明さより
行政の不透明さが浮き彫りになったようです。
>外務大臣の執務室になぜ 世界地図が、世界の時計がないのか?
>これで 今までの 歴任された大臣は本当に判断ができたのか?
これは はっきり言って 行政の密室ご都合主義が露見した一例では?
そして人事問題について森前首相がこんなことを言っておりました。
>大臣は使用者ではないのだから人事に口出しすべきではない。
私は こんなことを言った人が前首相であったことに疑問を持ちました。
私は 行政の長は企業の社長と同じだと思うのですが。
当然 長としてすべき最大の仕事は人事だと思うのです。
つまり 組織が組織として機能するためにはその長たるべき人が
舵取りをするわけです。
当然 内閣についても各国務大臣がいてそれぞれの担当する行政省庁を舵取りし
そして首相が各国務大臣のリーダーで舵取りをするのが当然のことだと思います。
それは決して首相に独裁権を与えるということではないのですが。
民間企業でN自動車が フランスのR社から社長を招聘して
大改革を行いました。
当然改革の目玉は人事です!
小泉首相にもこれくらいの 大改革を 期待したいものです。
そして 各国務大臣にも 末端の人事までは必要ないと思いますが
幹部の人事権は当然必要だと思います。
まずは 改革の第一歩とは 行政幹部職員の権利を守ることでなく
もっと税金を納めている国民が納得できる様に行政運営の
舵取りができるようにすることではないでしょうか?
行政の幹部職員は特権階級の国民ではないのですから
まずは 年功序列と机上理論の試験合格者の優遇を撤廃し
実務経験者で能力のある人を向上心のある人を重用する人事
ここから始めるのが企業であれば改革の基本であると思います。
小泉首相も期待を裏切らないようにがんばってください。
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