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投稿番号:100360  投稿日:2001年04月26日 16時54分10秒 パスワード
お名前:細川英治

医療って

キーワード:ホントに必要な医療とは
地域 :東北

毎回昼アベを聴いていて、何か一つでも「ホ〜」「なるほど〜」と思えることがあればいいな〜と思ってますが、本日(4月26日)の放送で有ったです。

福祉先進国といわれている北欧スウェーデンの医療事情の一端。

ゲストの女性がサウナで火傷(多分軽い火傷でしょうけど)して病院に行ったとき「水で流しておけば直ります」とそのまま治療せずに返されたとのこと。又、風邪の時は「安静にしていれば直ります」とコレ又治療せずに返されたとのこと。2回とも治療費は無し。
この話を聞いてまさしく目から鱗が落ちてしまいました。
冷静に考えると、軽い火傷なんてまさしく水で冷やしておけば直ってしまうし、風邪にいたっては「安静にすること以外治療法など無い」とかの文豪、森鴎外もいってるのはご周知(俺だけ?)の通り。(上記の文豪、夏目漱石だったかな〜)
私の想像だけど、かの国の人達は軽い火傷や、風邪くらいでは病院には行かないんだろうね。ある程度の医療知識は国民の常識として持ち合わせていて、なるべくなら自分で治療してしまおうという考え方なんだろうな。いや、少し前までの日本でもそうだった気がしませんか?
現在の日本だと医者に診てもらって無料ということはまずあり得ないし(ほんの2,3分みただけでも診察料って発生するよね)薬も「こんなにいらないって」というくらい処方されてしまうし。

とにかく、本当に必要とされている医療って何?と改めて考えさせられる内容で、久々(もこ様失礼〜)に、あとあとまで考えさせられる放送でした。

[1]留チチさんからのコメント(2001年04月26日 17時38分01秒 )
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 だから もう少し不況になっても日本には余裕が
あるのですよ。

 まっ確かに大病院の構造改革は必要なのでは・・・。
朝 通路の横に立ってるスーツ姿の男性から排除せねばねっ!

ただ 患者からも 夜中の2時から順番待ち は無いでしょ。

だから医療を考えるのなら 医者・患者双方から考えねばねっ!

[2]はのすけさんからのコメント(2001年04月26日 23時01分10秒 )
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先頃、叔父がガンで亡くなりましたが、意識のない中最後までICUの中で延命治療
を施されていました。
せめて最後は自宅の畳の上で旅立たせたいという家族の願いも聞き入れられるはずもなく、
もう助かる見込みのない病人たちの自殺幇助?することを正当化されたオランダの
先進性を目の当たりに見せられたような気もしましたが、、、
意識のない叔父に対してさえも明るく声をかけてくれてた看護婦さんの応対には
頭が下がりました。

中には医療ミスとかが問題になっていますが、基本的には医療の実際の現場にいる人たちは
熱意を持ってとても真面目に働いていると思います。
ただ、問題なのは薬の点数制なんでしょうね。
多く薬を処方すればするだけ儲かるシステムを、例えば一定額制にすれば薬は今の
10分の1に減るはずだとの予測もあるようです。

薬を売る製薬会社の人も、まぁこれもビジネスですので仕方がないといえば仕方が
ないのでしょうけど、やっぱり夜の接待やゴルフ接待は頂けませんな。

[3]ロング・ローさんからのコメント(2001年04月26日 23時45分59秒 )
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そこがまぁ、医は仁術と算術の行ったり来たりというヤツで。
お医者さんも客商売の一種でしょうから、適当な治療と薬で(オイオイ)患者さんに安心感を売るというのも、立派なお仕事なんじゃないでしょうか。それで救われてる人もいると思いますし。
それにしちゃあ、ちょっと高すぎるような気もしますけどね・・・

[4]Keiさんからのコメント(2001年04月27日 07時59分13秒 )
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>多く薬を処方すればするだけ儲かるシステムを、例えば一定額制にすれば薬は今の
10分の1に減るはずだとの予測もあるようです。

はい、そういうわけで今や薬を処方することによって得られる収入は期待できなくなりました。いわゆる薬価差益がどんどん減ってますので。
ただね、病院に行けば薬をもらうものだと思っていらっしゃる患者様の考え方も変わって頂かないといけないでしょう。
皆様受身ですから、今までの歴史がそうさせているのでしょうけど、声を大にして”こうしてほしい”と言って頂かないと何を医療スタッフ側に期待されているのか解らない部分も多いですよ。”こうしてもらえるのが当然”と思われている方が多いような。。。いま医療スタッフ側にも多種多様な考え方が出てきています。まずは話し合いから始めましょう。ただ、聞く耳持たずっていうスタッフもいらっしゃるのでしょうね。話やすい場を作る努力が医療側にも求められているでしょう。

先日病状、今後予測されることを説明したうえで2通りの治療法を提示して”どうしましょうか?”と尋ねたら、それは先生が決めてくださるのではないのですか?と怪訝な顔をされました。患者様も多種多様です。

ところで、ちょっと脱線ですが”患者様”という表現どう思われます?

[5]かびたろうの母さんからのコメント(2001年04月27日 08時21分25秒 )
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 >患者様
脱線ついでに・・・。
診てやってる、という意識ありありのお医者さんが、地方には多いでしょう。
その点、大都市や、大病院にいくと、「様」づけで呼んでくれるから
嬉しいです。
 具合が悪いから、病院に出かけてるのに、ぞんざいで尊大な対応をされると
もっと具合が悪くなります。
 私個人は、「様」をつけてくれる病院にしかいきません。
「お金」を払う以上、気持ちよく医療を受けたいという気持ちもあります。

 娘の学校の近くの小児科の先生は、「うつ病」と噂されるくらいに
無口ですが、あるとき、熱で受診したのですが、「薬は必要ありません」と
いわれて、それこそ、診察の分の料金だけで帰ってきました。
 おそらく、よその病院だったら、熱冷ましの座薬、粉薬などなどを
いっぱい抱えて帰ってきたでしょうに・・・。
 本当に、翌朝には、熱が下がり(ただ寝ていただけなのに)学校に行きました。

[6]な〜さんからのコメント(2001年04月27日 11時16分34秒 )
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な〜 です

医療問題、いろんな側面があってまとめるのが難しいようですね。

医者からみた不満もいっぱいありますが
「医者はやっぱり儲かる」と言われればそれもそうだと感じます。

「患者様」
うちでは「〜〜さん」で呼んでおります

[7]小川もこさんからのコメント(2001年04月27日 12時33分43秒 )
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>改めて考えさせられる内容で、久々(もこ様失礼〜)に、
>あとあとまで考えさせられる放送でした。

(苦笑)
ありがとうございます。
なにか ひとつでも、心に残っていただければ 本望でございます。

社会保障制度の充実と 国民の医療への依存度は 反比例するものなのでしょうか。
全然 論点はずれますが、卑近な例を。
小川が この2月初頭に引いた風邪は 結局完治まで2ヶ月以上かかりましたが、医者にもいかず、自然治癒力で直しました。
しかし。
先日、出張先で 何が作用したのやら、全身に麻疹ができ、慌てて飛び込んだ駅前の皮膚科で 即入院、点滴を、、と言われたのを、今日中に東京に帰らねば明日の仕事に差し障る、、という状況で、ふっとい血管注射を2本打って 経口薬をもらい、劇的に症状が改善したのは感動ものでした。

医者の薬は やっぱり効く。
ばぁっさまのように つぶやきながら、小川は全国行脚を続けたのでした。

こういうとき。
やっぱり「お医者様」ですな。

[8]上田のカリメロさんからのコメント(2001年04月27日 15時09分44秒 )
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身近にお医者さんがいるので、ちょっとコメント。
日曜日も患者さんがいれば点滴に行き、大きな病院に転院すれば必ず様子を見に行く。子供さんの患者で熱が高くて点滴をした場合、必ず後で電話で様子を聞く。
そんな姿をみていると、本当に人間相手の仕事は大変だと感じます。
医者が全部お金を儲けているとは思わないし、人間的な部分を多く持っている医者も多いというのが現実だと思います。
どんな仕事でも誠意をもってあたればきっと心が通じますものね。
それが高いか安いかはその人の判断しだいだと思うのですが・・・。

そのお医者さんの一言「患者さんが治ってお礼を言われることも嬉しいけれど、亡くなってしまった患者さんの家族にお礼を言われたときに、本当に報われる」と。

[9]な〜さんからのコメント(2001年04月27日 17時25分53秒 )
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な〜 です

>出張先で 何が作用したのやら、全身に麻疹ができ、慌てて飛び込んだ
>駅前の皮膚科

うちでなかったのが残念!

よく「医者は大変」、とか「忙しい」とか言われますが、まぁそうでもありません。
私も以前は週3回テニススクールに通っていました。今は2回ですが。
確かにスクールについた途端に、または最中に呼び戻されることは何度か
ありますが。
メーリングリストでもレスが速いから「シューマッハ」と呼ばれています。
どうもみんなは私のことを「ちゃんと仕事してるんかい?」などと
思っているらしい。

以前トマトを作っている人とお話ししたら(ここのトマトは絶品なんです)、
休みなんかないと言っておられました。
毎日の天候によってトマトの扱いも替わるらしい。

農家の人の大変さを初めて知りました。21世紀は第一次産業の時代、なんて
思っております。

[10]くまこ@薬局事務員さんからのコメント(2001年04月27日 22時13分35秒 )
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蒸し返すようだけど…

>ただね、病院に行けば薬をもらうものだと思っていらっしゃる患者様の考え方も変わって頂かないといけないでしょう

そうなんです…かつて、転院されてきた患者さんの薬をひとめ見た、
あるお医者さん(私のお世話になっていたお医者様)なんですが
ほとんど全部止めてしまいました。
前その患者さんが通っていた大病院では、まあ、ココが悪いからコレ、
副作用が出るとマズイから予防の意味でコレ、やっぱり副作用が出たからコレ…
という感じで薬を出していたから、カットしても平気な筈なんだけどね、
「いっぱいのまないと治らない!」「この沢山の薬で生きていたんだ!」
と、訴えられて…でも、実は患者さん本人じゃなくってその、奥様だったけどね。

そういえば、「あの医者、何も薬出してくれない!」っていう苦情も
まだよく聞くし…
でも、一方、薬の情報公開みたいなのに積極的な患者さんもふえてきている。
それに対応するべく、医療側も随分べんきょーして来ているみたいだから
まず、対話の場に出ていくことが、お互い大事だと思う。

ちょっとだけバイトに行った、新規開業の薬局が
患者さんを「〜さま」と呼んでいたのでビックリしていたら
移転した大きい病院の、事務方は「様」になっていた。
でも、お医者さんは「〜さん」のまんまかな?

一般的な言い方で「患者様」…?
なんか抵抗があるよね…
でも、「お客さま」ってみんな普通に言うことを考えると、
それと同じだ!っていう考えと、
お客と患者は違う!っていう考えとが、あるよね…
ひともじ違うだけなのにね。

keiちゃん、な〜さん、生意気言ってスミマセン

[11]すもつく れんさんからのコメント(2001年04月28日 00時35分23秒 )
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医療について、一般論で物申すのは私は嫌です。

たとえば薬漬けの治療だろうが、管だらけのICUでの死であろうが、
そこに携わりBESTを尽くす人たちは真剣なのです。

だから、医療をサポートする様々な人も、真剣に仕事に打ち込めるのです。
わがまま言われようが、無茶いわれようが、休みが無かろうが。

確かに一般的に金儲け中心の病院経営もあります。
算術が大好きな医者も居ます。
でも、熱いハートで働いている医者も居るのです。

自分で見極めましょう。

簡単です。診療後にどれだけあなたにしっかりとした説明をしてくれるか。
わからないことは「わからない」と言ってくれるか。
この2つが出来る医者に「やぶ」は居ません。(経験上)

>患者さま

ですが、私は患者で良いと思います。
ちなみに医者は医者。

職業に敬語を付けるのは嫌いです。・・・・って患者は職業か??

[12]な〜さんからのコメント(2001年04月28日 10時58分11秒 )
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な〜 です

私は昔の八百屋さん、魚屋さんのイメージが好きなんです。

昔の八百屋さんお客さんのこと「〇〇様」なんて呼んでなかったモン。

[13]修ちゃん@Dentistさんからのコメント(2001年04月29日 21時47分47秒 )
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医者(歯医者)を見極めるのは患者様本人でしょうね。
当たり前ですが、医者(歯医者)は患者様の病気(怪我)を治す
お手伝いをするだけで、治すのは本人の身体自身ですから。
ですから医者(歯医者)がどのくらい患者様に説明してくれるか
分からないこと教えてくれるか、そしていろんな相談にのって
くれるかでしょうか。
患者様は上手に医者(歯医者)を使って下さい。

ちなみに私が「患者様」というのは患者様の治療を通して我々
医者(歯医者)が勉強もさせていただいているからです。
診療をして(たとえ治療をしなくお話ししただけでも)報酬を
いただくのは当然です。でもその結果こちらも情報が得られ今
後に役立てていける事があります。
そういう意味で「患者様」なのです。

[14]もえぎさんからのコメント(2001年05月02日 10時31分36秒 )
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ちょっと、思ったのですが・・・・・。
2年前、父がなくなる週間前に一度 昏睡状態にはいったときのことですが。

呼び掛けても返事はなし。足は冷たくなる一方で頭は とても熱く 血圧も下が80、75、74、72・・・・・と下がっていくばかりで 夕方からもう 6時間もたつのに相変わらず意識はなく。掛り付けのお医者さまも ただただ 点滴を打ち続けるだけ、酸素ボンベも2ほんめ、3ぼんめ・・と交換し・・(小さいボンベだったから。)。
 
いよいよ 深夜0時半になり。お医者さまは私を呼んで 「これ以上 注射しても だめだと思うがどうするか??」と聞かれました。きっと 母や兄には 聞けない質問だったのでしょう。それでちいさいころから知っている末っ子の私に聞かれたんだと思います。
私は言いました。「駄目でも 無駄でもいい。最後になってもいい。あと一本だけ打ってください。それで、ははも納得するでしょうから。」と。

結局、最後の一本を打って医者は帰られました。玄関先でこうもいわれました。
「あしたの朝で、お別れでしょう。覚悟を決めておいてください。」と。
医者と父は もう何十年ものつきあいでした。先生の目には 光るものが。

翌朝4時半。ちちは 蘇っていました。
「みんな なんでここにいる?」
と言いました。

駄目かもしれない最後の一本の注射。。やめなくて よかったと思いました。

結局1週間後 ちちは皆に看取られながら 自宅でなくなりました。


よく、延命治療と言いますが その期間とその程度 その状況によっては その立場になってみないと そしてその当事者になってみないと よくわからないのでは?と 思いました。
ここのテーマとは ちょっとずれたことを書いてしまったかも知れませんが 私にとってちちが亡くなっていく さいごの一週間に 体験した数々の出来事。これは すごいものを父は 経験させてくれたと思っています。
介護の 問題。福祉のもんだい。下の世話の仕方。などなど。

我が家の「かかりつけ、のせんせい。」  でしたが専門は ホントは 婦人科の先生でした。
でもよく 診てくださったと 感謝しています。

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