最近はDVDなるものが出来、安価なソフトやレンタルの普及で、手軽にハイクオリティな画像や音声が楽しめるようになりました。
なかなか映画館に行けない扇乃も大助かり(苦笑)
で、年末から年始にかけて好みの作品を購入したんですが、その中に「2001年 宇宙の旅」も有りました。
考えてみれば、今年は2001年。映画の時代設定に追いついてしまいました。
ですが、ご存知の通り宇宙旅行は実現していません。
少し古い記事になりますが1月5日付の日経新聞に「輝くか未来」と題した特集がありました。
「21世紀の科学技術はどこに向かうのか。(中略)新世紀の到来を機に、未来技術の行方や、技術革新が社会に与える影響などを9人の有識者に語ってもらった」とあり、「未来技術はいつ実現するか?」と設問し、具体的には
「世界全体の書籍を1つの電子回路に記憶できる」
「人間並みの頭脳を備えたロボットが開発される」
「人類が他の惑星など地球外で生活する」
「核融合など事実上無尽蔵のエネルギーが確保できる」
「タイムとラベルが可能になる」
の五つがありました。
ちなみ「人間並みの頭脳を備えたロボットが〜」は21世紀初頭に開発されると答えた人が2名、21世紀中盤が2名、21世紀終盤が1名、実現しないが2名(分らないと答えた人は省略・以下同)
「人類が他の惑星など地球外で生活する」は21世紀終盤と答えた人が1名、実現しないと答えた人が6名でした。
タイムとラベルに到っては回答した人全員が「実現しない」です。
つまりSF的未来技術には学者や有識者は悲観的観測であるという、当たり前と言えば当たり前の結果でした。
でも、なんか悲しいです(笑)
僕が子供の頃、近未来と言えば21世紀だったのですが、それが現実となった今、現代から設定する近未来とは、いったい何時の時代が適当なのでしょう?
皆さんは、どうお考えになりますか?
また、上の設問についてもご意見をお聞かせくださいませ。
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